転職経験者に学ぶ!職種別転職体験談

人と接する事が好きなんだ!と知る事が出来ました。介護の世界は3Kではなく3S。素敵、素晴らしい、凄い!です。

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Kさん / 50歳 / 女性 / 長野県
転職前:医療事務/年収240万円
転職後:介護支援専門員(ケアマネージャー)/年収420万円

転職成功

-転職前の企業での業務内容を詳しく教えてください。
病院来院の患者の受付業務、会計 カルテ整理、毎月の国民健康保険、健康保険などの診療報酬請求
-転職を考えたきっかけを教えてください。
結婚を機に退職をし、出産後子供が3歳を迎え同病院で再就職をしましたが、再就職後、希望休みが取れず、また、診療報酬請求業務における残業(23時頃まで)が月末から毎月10日までの業務に限界を感じ、休日交渉や残業に於ける交渉を続け、折り合いが付かず不満を抱えながら働いていました。
子供が、幼稚園入学して、半年、「ママは、お家にあんまりいないよね。」と言われ、もう少し、余裕のある仕事に転職をしようと決めました。
-この業務だけはもっと続けたかったという業務があれば教えてください。
医療事務に於いては、今、改めて聞かれると、特にないかと思います。
-転職活動はどのように行いましたか?
ハローワークに何度も足を運びました。
ハローワークでの相談員さんと話を何度も重ねました。
インターネットを使い、近所の施設を調べたりもしました。
直接、施設へ電話をし、求人があるか確認をした事もあります。
直接、電話をした施設へは、見学も兼ねて、実際に自分の目で確認をし、積極的に介護支援の質問をしました。
友人も頼り、職場の雰囲気を聞いたりしました。
-転職後の会社に入社を決めた理由を教えてください。
医療事務をしていた頃、ヘルパーさんに付き添われて来た患者さんがいました。
付き添われていた方をずっと、娘さんとばかり思っていたのですが、受付で世間話をした時に、初めて、ヘルパー、介護士という仕事を知りました。ヘルパーと言う名式に、家政婦と同じなのか、それとも別の仕事なのか、単純に興味を持ちました。3Kのイメージ以外に、爽やかなイメージを感じ、どんな仕事なの興味がありました。
インターネットや本で調べ、今後、自分の両親にも役に立つ技術が習得出来るだろうと思い、資格を取得し、家から車で10分の場所にある介護施設に就職を決めました。
通勤に時間をかけず、残業が少なく、希望休みが9日まで取得出来る事に魅力を感じました。初めての介護の世界だったため、時間、休みを重視し入社を決めたと思います。
-転職後の会社での業務内容を詳しく教えてください。
朝9時から17時まで介護士として、デイケアでの、ご利用者様の送迎、入浴、食事、排泄、身の回りの支援、生活機能向上、レクリエーションの立案、日常生活の相談支援。
ステップアップをし、介護支援専門員になってからは、相談支援、ケアプラン作成、病院との連絡調整、連携。
医師、看護師、セラピスト、介護士との利用者様への支援計画の立案。退所支援。などを行なっています。
-入社前のイメージと違っていたところはどんなところですか?
いわゆる3Kと思い、覚悟を決めて入社しましたが、利用者さんの明るさ、スタッフのアクティブさ、人1人に対しての思いやりに衝撃を受けました。3Kとは、かけ離れた世界だと感じました。
明るく、笑顔がたくさんあり、人と向き合う世界だと感じました。
また、自己研鑽における時間の取得や学びも多いと思います。
資格を取り、ステップアップしていく事が、強制ではなく、自然な形で上を目指していけると思いました。
-仕事の難しさ、辛さを感じた点はありますか?またそれはどのように克服しましたか?
利用者様、利用者家族との、思いの違い。
自分の感情のコントロールや他スタッフとの意見の食い違い。
双方が納得いくまで話し合いを繰り返しました。
身体的には、腰痛などの職業病の発病や、夜勤を行うと、曜日感覚がわからなくなる事、昼夜逆転の生活が時々起こる事がありました。生活リズムを立て直していきました。
職場環境に於いては、慢性的な人員不足も相まって、頑張って仕事をする人と諦め感で仕事をする人のモチベーションの違いが生まれて来るため人間関係の不和が生じる事もありました。愚痴と相談の違いを理解し、自分の仕事を淡々とこなしていく事で克服しました。
-仕事の中でやりがいを感じた(ている)部分はどこですか?
家に帰りたい利用者様を他職種でチームとして話し合いをし、家族に希望や安心を理解してもらい、自宅へ帰れ、元気に生活を再開出来ることです。
自宅へ帰る事が出来なく、施設での生活になってしまう方も、次の施設への引き継ぎ支援が行えた時です。
-転職は成功でしたか?失敗でしたか?
成功でした。
-なぜそのように感じましたか?
自分の価値を見出せているかと思っています。
短い期間に少しでも関われ、次の生活に希望を与えていけていると感じています。
また、自分が経験してきた事も投影しつつ、アドバイスをしたり、他職種との相談をしながら、新しい知識を学んでいける事です。
-この仕事の個人的な楽しみ方を教えてください。
人生の先輩達である利用者様の知恵や経験の話を聞き、知らなかった事を教えてもらったりする事や歳を重ねても色々な考え方がある事。また、認知症のご利用者様の発想に驚いたり、年齢を超えて、笑顔が絶えない事を教えてあげたいです。
-この転職からどのようなことを学びましたか?
介護の職に就くまでは、福祉に全く興味はありませんでした。
単純に時間で終わる仕事、淡々と業務をこなして行く仕事と捉えていました。 
人はいつまでも人である事。
年齢を重ねても人と繋がり、コミュニケーションを取り続けることは、活気が生まれていく事を学びました。
そして、私は、人と接する事が好きなんだ!と自分を知る事が出来ました。 
うわべだけじゃないコミュニケーションがとれる事、家族以外にも、真剣に、他人の人生を考えている人がいるんだ!って思います。 介護の世界は、3Kじゃなくて、3Sです。
素敵、素晴らしい、凄い!です。
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