介護と仕事の両立:末っ子長男の嫁が抱える姑の介護問題と、できることチェックリスト
介護と仕事の両立:末っ子長男の嫁が抱える姑の介護問題と、できることチェックリスト
この記事では、介護と仕事の両立に悩むあなたに向けて、具体的なアドバイスとチェックリストを提供します。特に、末っ子長男の嫁として、遠方に住む姑の介護問題に直面しているあなたの状況を理解し、現実的な解決策を探ります。介護と仕事、どちらも諦めたくないあなたのために、今できること、そして将来のために準備しておくべきことを、一緒に考えていきましょう。
姑が舅の介護をしています。そのやり方があまりにも酷くてどうしようかと思っています。
私は末っ子長男の嫁で車で1時間半ほどの他県に住んでいます。旦那(単身赴任)は車で2時間半ほどの他県に住んでいます。他に娘2人が車で3時間、電車で2時間+バスで1時間半の他県に住んでいます。
舅の介護は何やかやでのべ3年位になりますが去年までは入退院を繰り返していただけで大部分は自分で動けるし頭もはっきりしていました。
それでも、姑は舅の兄弟に何か言われたら(転院など)何も言えずその度に泣きついてくるので毎週末帰っていました。
寝た切りで少し痴呆も始まったのは今年になってからです。それでも帰ったら孫まで全員のことはわかるし会話も成立するし食事もそこまでキツイ制限はないし、自分で採れます。
旦那と私、旦那のきょうだい、こうたいごうたいで帰って1月に2回は誰かがいる状態にしているしデイサービスも使って週に2回は1日のうち日中を他の人が診ているし家に訪問介護の人やRT、OTの人は週1で来るようにしています。
自分が自身の親の介護をしていたときに比べれば(使える制度などは把握していたので今回も極力姑に負担がかからないようにと思った)そんなにしんどいことはないと思うのですが、本人のキャパが違うようで誰かが帰る度に目にするのは舅に対するものすごい暴言や見下した態度食事の世話はもとからあまりできない人でしたが、食事の与え方など本当にこっちが気分が悪くなるほど酷いです。ただ、それ以外はまあ清潔にもしているし、暴力をふるったりは(たぶん・・)ないのですが・・
私が帰った時は食事のことなどをしてあげますがそれも、普通にきれいに食べられるだけの量を、よそってあげるとおいしいといって全部食べます。それもその場では喜んでいますが実は気に入らないのかその後旦那が帰った時には前にもまして酷いようです。(旦那は自身の親なので今まで言いませんでしたが、今回私が「あれ、なんとかせんでいいん?」と言ったため話しました。)
私は家で仕事をしているので時間をやりくりすれば週に1回帰ることはできると思いますが食事も作り置きをして何品か持って帰ったりしていましたが、旦那が要らないというので止めました。それ以上のことをする気はいまのところありません。もし暴力なども始まればまた考えますが・・旦那も月に2回ぐらいは帰れるけれど土日仕事が入ることもあり、それ以上は無理だと思います。(前回の時にあまりに毎日同じことを言ってくる・・それを解決してやってもまた自分で元に戻して同じことの繰り返し、で姑に対し2~3度切れていました。)
旦那のきょうだいも仕事もあるし、距離も遠いので今以上に帰るのはしんどいと思います。そういう立場である以上何も口出ししない方がいいでしょうか。その場でわかったと言っても、週5日間面倒を見るのは姑なのでそれ以上はどうしようもありません。
舅は優しくてよく働く人でしたが、夫婦間にしかわからない積年の恨みがあるのでしょうか?何か姑の気分を和らげる方法はあるでしょうか?
私たちの家にも何度も来ていろいろ手伝ってくれた舅がボロクソに言われて、何も言い返さず黙っているのはみていて辛いですが、しょうがないことなのでしょうか。脱水症状になったりしているらしく、下の世話の度に暴言を吐かれるのであまり水分を取らないようにしているのでは?と思ったりもします。
はじめに:状況の整理と、あなたが抱える問題
ご相談ありがとうございます。末っ子長男の嫁として、遠方に住む姑の介護に直面し、心身ともに負担を感じている状況、大変お察しします。特に、介護の状況だけでなく、姑の言動に心を痛め、どうすれば良いのか悩んでいることと思います。介護は、本人だけでなく、家族全体に影響を与える問題です。あなたの置かれている状況を整理し、具体的な解決策を一緒に考えていきましょう。
まず、現状を整理すると、以下の点が課題として挙げられます。
- 遠距離介護の難しさ: あなた自身と夫が遠方に住んでおり、頻繁な訪問が難しい。
- 介護者の負担: 姑が舅の介護を一人で行っており、精神的な負担が大きい。
- 姑の言動: 舅に対する暴言や見下した態度、食事の与え方など、見ていてつらい言動がある。
- 家族間の連携: 夫や義兄弟姉妹との連携が十分でない可能性がある。
- あなたのジレンマ: 介護に協力したい気持ちはあるものの、仕事や自身の生活もあり、どこまで関わるべきか悩んでいる。
これらの課題を踏まえ、具体的な解決策を提案していきます。
ステップ1:現状把握と情報収集
まずは、現状を正確に把握し、必要な情報を収集することから始めましょう。これにより、問題の本質を理解し、適切な対策を立てることができます。
1. 介護状況の詳細な記録
介護の具体的な状況を記録しましょう。記録することで、問題点や改善点が見えてきます。記録する項目としては、以下のようなものが考えられます。
- 介護内容: 食事、入浴、排泄、着替え、移動などの介助内容
- 姑の言動: 舅に対する言葉遣いや態度、具体的な言動
- 舅の様子: 体調、精神状態、食事量、水分摂取量、睡眠時間など
- 訪問介護やデイサービスの利用状況: サービス内容、利用時間、利用者の反応など
記録は、手帳やノート、またはスマートフォンアプリなど、使いやすい方法で行いましょう。記録を続けることで、問題の傾向や変化を把握しやすくなります。
2. 介護保険サービスの利用状況の確認
舅が利用している介護保険サービスの内容を確認しましょう。サービス内容が適切かどうか、十分な支援が得られているかなどを評価します。もし、サービスが不足していると感じたら、ケアマネージャーに相談し、サービスの追加や変更を検討しましょう。
3. 家族間の情報共有とコミュニケーション
夫や義兄弟姉妹と、介護に関する情報を共有し、コミュニケーションを密にすることが重要です。定期的に話し合いの場を設け、現状の課題や今後の対応について話し合いましょう。情報共有には、連絡ノートやグループチャットなどを活用することも有効です。
ステップ2:姑の状況と心理的理解
姑の言動に困惑しているかもしれませんが、彼女の置かれている状況と心理状態を理解することも重要です。介護は、介護者にとっても大きな負担となり、精神的なストレスを引き起こす可能性があります。
1. 姑の置かれている状況の理解
姑は、長年にわたり舅の介護を担っており、肉体的にも精神的にも疲労困憊している可能性があります。また、介護に対する知識や経験が不足している場合、適切な対応ができないこともあります。さらに、舅との間に長年積み重なった感情的な問題が、介護の場で表面化している可能性も考えられます。
2. 姑の心理状態の推測
姑は、介護の負担からくるストレス、孤独感、不安感などを抱えている可能性があります。また、舅に対する不満や怒りが、言動として現れていることも考えられます。彼女の言動の背景にある感情を理解しようと努めることが大切です。
3. 専門家への相談
姑の心理状態について、専門家(精神科医、カウンセラーなど)に相談することも検討しましょう。専門家のアドバイスを受けることで、姑の心理的なサポートに繋がる可能性があります。
ステップ3:具体的な対策と実践
現状を把握し、姑の状況を理解した上で、具体的な対策を実践していきましょう。ここでは、あなたが実践できる具体的な対策をいくつか紹介します。
1. 介護サービスの拡充
現在の介護サービスが十分でない場合は、サービスの拡充を検討しましょう。具体的には、以下のようなサービスが考えられます。
- 訪問介護: 食事、入浴、排泄などの介助を、自宅で受けることができます。
- デイサービス: 日中、施設に通い、食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを受けられます。
- ショートステイ: 短期間、施設に入所し、介護サービスを受けられます。
- 訪問看護: 看護師が自宅を訪問し、健康管理や医療処置を行います。
これらのサービスを利用することで、姑の負担を軽減し、舅の生活の質を向上させることができます。ケアマネージャーに相談し、適切なサービスを検討しましょう。
2. 姑へのサポート
姑へのサポートとして、以下のことを実践してみましょう。
- 定期的な電話や訪問: 頻繁に連絡を取り、話を聞いてあげましょう。
- 感謝の言葉を伝える: 介護に対する感謝の気持ちを伝えましょう。
- 息抜きの機会を作る: 姑がリフレッシュできる時間や機会を作りましょう。
- 専門家への相談を勧める: 介護に関する悩みや不安を相談できる窓口を紹介しましょう。
これらのサポートを通じて、姑の精神的な負担を軽減し、良好な関係を築くことができます。
3. 舅への対応
舅に対して、以下のことに配慮しましょう。
- 優しく接する: 穏やかな口調で話しかけ、安心感を与えましょう。
- 話を聞く: 舅の気持ちに寄り添い、話を聞いてあげましょう。
- 水分補給を促す: 脱水症状を防ぐために、こまめな水分補給を促しましょう。
- 食事の工夫: 食べやすい食事を提供し、食事を楽しめるように工夫しましょう。
これらの対応を通じて、舅の生活の質を向上させることができます。
4. 家族間の連携強化
夫や義兄弟姉妹との連携を強化し、協力体制を築きましょう。具体的には、以下のようなことを行いましょう。
- 定期的な話し合い: 介護に関する情報を共有し、課題や対応策について話し合いましょう。
- 役割分担: 介護の役割分担を決め、それぞれの負担を軽減しましょう。
- 情報共有ツール: 連絡ノートやグループチャットなどを活用し、情報共有をスムーズに行いましょう。
- 互いの状況を理解する: それぞれの置かれている状況を理解し、協力し合いましょう。
家族間の連携を強化することで、介護の負担を分散し、より良い介護体制を築くことができます。
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ステップ4:あなたの心と生活を守るために
介護は、あなたの心と生活に大きな影響を与える可能性があります。無理なく介護を続けるためには、あなた自身の心と生活を守ることも重要です。
1. 休息とリフレッシュ
定期的に休息を取り、心身をリフレッシュする時間を作りましょう。趣味に没頭したり、友人との時間を楽しんだり、気分転換になるような活動を取り入れましょう。心身の健康を保つことが、介護を続けるためのエネルギーとなります。
2. 相談できる相手を持つ
悩みや不安を一人で抱え込まず、相談できる相手を持ちましょう。家族、友人、専門家など、誰でも構いません。誰かに話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。また、介護に関する情報交換やアドバイスを受けることもできます。
3. 専門家のサポートを受ける
介護に関する悩みや問題について、専門家のサポートを受けることも検討しましょう。ケアマネージャー、ソーシャルワーカー、カウンセラーなど、様々な専門家がいます。専門家のアドバイスを受けることで、問題解決の糸口を見つけたり、精神的な負担を軽減したりすることができます。
4. 罪悪感を抱かない
介護に協力できないことや、自分の生活を優先することに対して、罪悪感を抱かないようにしましょう。あなたの心と生活を守ることも、介護を続けるために必要なことです。無理のない範囲で、できることを行いましょう。
ステップ5:将来のために準備すること
介護は、長期にわたる可能性があります。将来のために、準備しておくべきこともあります。
1. 介護に関する知識の習得
介護に関する知識を深めておきましょう。介護保険制度、介護サービスの種類、介護技術など、様々な知識を習得することで、適切な対応ができるようになります。自治体や地域の介護保険サービス事業者が開催するセミナーや講座に参加することも有効です。
2. 介護保険制度の理解
介護保険制度について理解を深めておきましょう。介護保険制度は、介護が必要な高齢者を支えるための制度です。制度の内容を理解しておくことで、必要なサービスを適切に利用することができます。また、制度の変更点についても、常に情報を収集しておきましょう。
3. 財産管理と相続について
将来の財産管理や相続について、家族で話し合っておきましょう。介護費用や相続に関する問題は、家族間のトラブルの原因になることがあります。事前に話し合い、必要な準備をしておくことで、将来的な問題を回避することができます。弁護士や税理士などの専門家に相談することも有効です。
4. 事前準備の重要性
介護は、突然始まることもあります。将来のために、事前に準備しておくことが重要です。例えば、介護保険サービスの利用方法、緊急時の連絡先、財産管理の方法などを、家族で共有しておきましょう。また、エンディングノートを作成し、自分の希望や意思を伝えておくことも有効です。
チェックリスト:あなたが今できること
以下のチェックリストで、あなたが今できることを確認してみましょう。チェック項目が多いほど、あなたは積極的に行動していると言えます。
- [ ] 舅の介護状況を記録している
- [ ] 介護保険サービスの利用状況を確認している
- [ ] 夫や義兄弟姉妹と介護について話し合っている
- [ ] 姑の置かれている状況を理解しようと努めている
- [ ] 姑に感謝の気持ちを伝えている
- [ ] 姑の息抜きの機会を考えている
- [ ] 舅に優しく接している
- [ ] 介護サービスの拡充を検討している
- [ ] 専門家(ケアマネージャーなど)に相談している
- [ ] 自分の休息時間を確保している
- [ ] 相談できる相手がいる
- [ ] 介護に関する知識を学んでいる
- [ ] 介護保険制度について理解を深めている
- [ ] 将来の財産管理や相続について考えている
まとめ:介護と仕事の両立のために
末っ子長男の嫁として、遠方に住む姑の介護に直面し、仕事との両立に悩むあなたの状況は、決して楽なものではありません。しかし、現状を把握し、適切な対策を講じることで、状況を改善し、より良い介護体制を築くことができます。そして、あなた自身の心と生活を守りながら、介護と仕事を両立することも可能です。
まずは、現状を整理し、できることから始めてみましょう。そして、家族と協力し、専門家のサポートを受けながら、共に悩み、共に解決していくことが大切です。あなたの努力が、舅と姑、そしてあなた自身の幸せに繋がることを願っています。
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