介護職の休職で悩むあなたへ。新人の壁を乗り越えるための具体的なステップ

介護職の休職について。4月から新人の介護福祉士として、働いています。ですが、私はいまだに仕事が遅く、要領よくこなせません。しかもインシデント（事故）を過去に何件か起こしてます。（排泄介助中の利用者に軽い尻もちつかせる、センサー入れ忘れ、歩行付き添いの利用者を支えきれず膝をつかせてしまう）そして昨日、食後の服薬の見守りが必要な利用者を見守っていたのですが、側で見ていたにも関わらず薬の飲みこぼしに気づかなくて、後から薬を発見…ということがありました。毎日、自分なりに一生懸命振り返りをしながら仕事に取り組んでいますが、仕事がぜんぜんうまくいきません。他の職員への報告、連絡の際、うまく言葉が出てこなくて、上手に説明できない事もよくあります。他の職員にはきっと、「使えない新人」だとあきれられてます。最近は集中力が続かず、仕事中ぼんやりしてしまったり、体が震えてきます。職員同士が何か話してたり、笑ってたりするのを見かけると、私の悪口を言ってるんじゃないか、私へのあてつけなんじゃないか、とかマイナスに考えてしまいます。そのため全てが嫌になり一週間ほど前、精神薬と市販薬をODしてしまい、3日間仕事を休んでしまいました。通っているメンタルクリニックの先生にこの事を相談したところ、「仕事を1ヶ月くらい休んだ方がいい」と言われてしまいました。先生の言うとおり今の状態のまま働き続けても事故をまた起こしかねません。でも、仕事の色んな事を覚えなくてはいけないこの時期に、休んでいいのか…と迷っています。私が所属してるフロアの主任にはこれらの事を相談するつもりではありますが、勇気がでてきません。なんて言われるか怖いです。やっぱり、新人が1ヶ月も休職だなんて、印象が悪いでしょうか…。介護は好きで始めたのに、向いてないのかもしれません。休職よりも、潔く辞めてしまった方が他の職員に迷惑はかからないのか…。もう、どうしたらいいのかわかりません…。

新人の介護福祉士として、多忙な日々を送る中で、様々な困難に直面し、心身ともに疲弊している様子が伝わってきます。インシデントの発生や、自己評価の低さ、そしてODという深刻な事態にまで至っている状況は、決してあなただけではありません。多くの介護職が経験する、新人の壁にぶつかっていると言えるでしょう。しかし、現状を放置すれば、あなた自身の健康を損ない、ひいては利用者の方々にも危険が及ぶ可能性があります。まずは、ご自身の心身の健康を最優先することが大切です。

1ヶ月の休職は、決して「悪い」ことではありません

メンタルクリニックの医師が1ヶ月の休職を勧めているということは、あなたの現状が休養を必要とするほど深刻であるという客観的な判断です。新人が1ヶ月休職することは、確かに職場に一時的な負担をかけるかもしれません。しかし、無理をして働き続けることで、さらに大きな事故につながったり、あなたの心身の健康を著しく損なったりするリスクを考えると、休職は賢明な選択と言えるでしょう。休職期間中は、心身のリフレッシュに専念し、職場復帰後の具体的な対策を立てる時間として活用できます。

休職前にすべきこと：主任への相談と具体的な休職計画

主任への相談は、確かに勇気がいることでしょう。しかし、現状を隠したままでは、事態は悪化する一方です。あなたの正直な気持ちを伝え、休職の必要性を説明しましょう。その際、以下の点を意識してみてください。

具体的な事例を挙げる：「仕事が遅い」「インシデントを起こした」と抽象的に述べるのではなく、具体的な事例を挙げ、何がうまくいかなかったのか、どのような反省をしたのかを説明しましょう。例えば、「排泄介助中に利用者の方を支えきれず、尻もちをつかせてしまった。その原因は、利用者の方の体重を正確に把握していなかったことと、補助の体制が不十分だったことだと反省しています。」といった具合です。
改善への意欲を示す：「自分は使えない」と自己否定するのではなく、「今の自分のスキルでは難しい部分もあるが、改善したいという強い気持ちがある」ことを伝えましょう。具体的な改善策（例えば、先輩に指導を仰ぐ、研修を受けるなど）を提示することで、あなたの真剣さが伝わります。
休職期間中の計画を立てる：休職期間中に何をしたいのか、どのように過ごしたいのかを具体的に説明しましょう。例えば、「メンタルクリニックに通院し、カウンセリングを受けながら、心身の回復に努めます。また、介護に関する専門書を読んで、知識・スキルの向上に励みます。」などです。これにより、休職が単なる逃避ではなく、成長のための時間であることを示せます。
職場復帰後の計画を立てる：休職後、どのように職場復帰したいのか、どのようなサポートが必要なのかを具体的に伝えましょう。例えば、「復帰後は、先輩職員にマンツーマンで指導をお願いしたい」「業務量を調整してもらいたい」などです。これにより、職場への配慮を示すことができます。

主任への相談は、一人で抱え込まず、信頼できる同僚や友人などに相談しながら、準備を進めましょう。必要であれば、メンタルクリニックの医師に相談し、主任への相談方法についてアドバイスを求めるのも良いでしょう。

休職期間中の過ごし方：心身のリフレッシュとスキルアップ

休職期間中は、心身のリフレッシュを最優先しましょう。十分な睡眠を取り、バランスの良い食事を摂り、適度な運動を心がけましょう。趣味や好きなことに時間を使うことで、心身のリフレッシュを図ることができます。また、この期間をスキルアップに活用することも重要です。介護に関する専門書を読んだり、オンライン講座を受講したりすることで、知識・スキルを向上させることができます。さらに、自分自身と向き合い、なぜ介護職を続けたいのか、どのような介護福祉士になりたいのかを改めて考える時間としても活用しましょう。

職場復帰後のステップ：再発防止策とキャリアプラン

職場復帰後には、再発防止策を講じる必要があります。具体的には、業務量を調整してもらう、先輩職員に指導を仰ぐ、定期的に上司と面談を行うなど、具体的な対策を立て、実行していくことが重要です。また、長期的なキャリアプランを立て、目標を定めることで、モチベーションを維持し、仕事へのやりがいを見出すことができます。キャリア支援サービスを利用するのも有効な手段です。専門家のアドバイスを受けることで、自分に合ったキャリアプランを立てることができます。

成功事例：休職を経て成長を遂げた介護福祉士

私がこれまで支援してきた介護福祉士の方々の中には、あなたと似たような経験を経て、見事に成長を遂げた方がいます。彼らは休職期間中に、自身の弱点を克服するための努力を続け、職場復帰後は、より責任感と自信を持って仕事に取り組めるようになりました。彼らの成功事例は、あなたにとって大きな励みとなるでしょう。決して一人で抱え込まず、周りの人に相談し、サポートを受けながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。

よくある質問：休職に関する不安と解消策

Q：休職後、職場に復帰できるか不安です。
A：休職期間中にしっかりと心身の回復とスキルアップに努め、職場復帰後の計画を立てていれば、復帰できる可能性は高いです。職場復帰後も、上司や同僚とのコミュニケーションを密に取り、サポートを受けながら仕事に取り組むことが重要です。

Q：休職することで、他の職員に迷惑をかけてしまうのではないかと心配です。
A：確かに、一時的に負担をかけることはありますが、無理をして働き続けることで、より大きな負担をかける可能性があります。休職することで、自分の健康を守り、将来的に長く介護職として働き続けることができるようになります。そのことを理解してもらうために、誠実に現状を説明することが大切です。

Q：介護の仕事に向いていないのではないかと思っています。
A：介護の仕事は、大変な面もありますが、やりがいのある仕事でもあります。今の困難を乗り越えることができれば、きっと成長し、より充実した日々を送ることができるでしょう。まずは、休職期間中に自分自身と向き合い、本当に介護の仕事に向いていないのか、じっくりと考えてみましょう。

まとめ

あなたは決して一人ではありません。多くの介護職が、新人の壁に直面し、苦悩しています。休職は、決して逃げではありません。むしろ、自分自身と向き合い、成長するための貴重な時間です。医師のアドバイスを受け入れ、休職期間中に心身のリフレッシュとスキルアップに努め、職場復帰後の具体的な計画を立てましょう。そして、勇気を出して主任に相談し、サポートを受けながら、一歩ずつ前に進んでいきましょう。あなたの明るい未来を心から応援しています。

もっとパーソナルなアドバイスが必要なあなたへ

この記事では一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。
AIキャリアパートナー「あかりちゃん」が、LINEであなたの悩みをリアルタイムに聞き、具体的な求人探しまでサポートします。
今すぐLINEで「あかりちゃん」に無料相談する

無理な勧誘は一切ありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。

※本記事はあくまで一般的なアドバイスであり、個々の状況に最適な対応は異なります。具体的な対応については、専門家にご相談ください。

コメントするコメントをキャンセル

お役立ちコンテンツ

転職体験談

転職ノウハウ

転職コラム