介護職のキャリア岐路！「安定と成長」どちらを選ぶ？2つの部署、どちらがあなたに合う？

私は昨年の3月に介護職に就いて働いてきました。色々なことを教えていただき、できることはなんでもしてきました。入浴介助、排泄介助、見守り、困ってそうな利用者様に声掛けなど、自分なりに工夫しながら一所懸命にやってきました。とても業務、業務外の仕事量が多く、毎日残業して何かを製作したり、イベントの手伝いをしたりと忙しかったですがやりがいを感じております。そんな中、去年の12月に他部署にて人員が足りなくなるので期間限定で同じ介護現場を手伝いに行ってほしいと上長から相談がありました。異例の異動であり絶対に戻す、と上長よりも上の方からの話もありました。そして自分も視野を広くしたい、スキルを身に着けたいと思いその話を請けました。実際行ってみると、他部署のやり方でいいなと思うこともあれば、ここはこうしたほうがいいのではと思うこともあります。また人員が足りていないため、１人あたりの仕事量もあるとは思います。しかし、元の部署に比べると全然早く退勤できますし、利用者様の人数も少ないです。しかし、ベテランの方々がごっそりと退職されるそうで、現場を仕切れる人がいなくなります。２月には介護職は私含め介護経験約１年の新人が４人、他部署から異動になる現部署未経験の介護福祉士の方が２名だけになります。そして、今までベテランの方がやっていた業務や書類などがほぼ引き継ぎなしに降りてきます。大変になることが予想されます。（引継ぎ自体はやっておりますが、かなり煩雑でいざやるとできるか不安なレベルです。ちなみに退職される方は、結婚や体を痛めた、転職だったりします。仕事が楽しくないとは誰も言っておりませんでした。）そのため現職場の責任者からは「こっちならあっちでできなかったこともできるし、期間限定と言わず残ってほしい」と言われております。（私は人数確保したいという責任者の考えも薄々気付いております）私は今、悩んでおります。それは、①前部署である程度業務の基礎ができた場所で忙しく楽しく働くか、②現部署でベテランの方が全員抜けて、「これからみんなで協力しながらやっていこう！」という立ち上げたばかりの会社のような職場で働くか、です。自分の考えですが、①なら引き続き教えてもらいながら、忙しいながらも楽しく毎日働けます。②なら自分たちで試行錯誤しながら職場をより楽しいものにしていくことができるかもしれません。元々は自分のスキルや視野を広くしたいと思い行ったので、現部署に残った場合は前部署からの印象は良くないと思います。しかし、現部署なら自分自身で体験し、意見を出し合ったり多くのことを学べると思います。これは、どちらの部署の方にも相談できない悩みであり、自分自身で決めないといけないことだとわかっています。なのでとても迷っています。この質問を見てくださった皆さんなら、どちらの部署に行きますか？介護職、その他の職種の方の考えも聞いてみたいです。よろしければ、理由も合わせて皆様なりの意見をいただけると嬉しいです。（自分の意思を客観的にみることができるので）とても長文になりましたが、よろしくお願い致します。

ケーススタディ：介護職のキャリア選択における二つの道

あなたは今、介護職としてのキャリアにおいて重要な岐路に立っていますね。一つは、慣れ親しんだ部署で、確かなスキルと充実感を得ながら働き続ける道。もう一つは、未開拓の領域に飛び込み、リーダーシップと問題解決能力を磨く道。どちらも魅力的で、どちらを選ぶべきか迷う気持ち、よく分かります。

このケーススタディでは、あなたの状況を分析し、それぞれの選択肢のメリット・デメリットを明確に提示することで、最適なキャリアパスを選択するための指針を示します。

選択肢①：前部署（安定と充実感）

メリット：

業務に慣れているため、スムーズな仕事進行が可能
先輩からの指導・サポート体制が確立されている
仕事にやりがいを感じ、充実感を得られる
残業は多いものの、業務内容に習熟しているため、効率的な作業が可能

デメリット：

業務量が多く、残業時間が長い
新たなスキル習得やキャリアアップの機会が少ない可能性がある
現状維持に陥るリスクがある

選択肢②：現部署（成長と挑戦）

メリット：

リーダーシップを発揮し、職場を改善する機会がある
新たなスキルを習得し、キャリアアップに繋がる可能性が高い
問題解決能力や意思決定能力を向上させることができる
残業が少ない

デメリット：

経験不足のスタッフが多く、負担が大きくなる可能性がある
業務の引き継ぎが不十分で、混乱が生じる可能性がある
責任が重く、精神的なストレスが大きくなる可能性がある
前部署への印象が悪くなる可能性がある

専門家の視点：キャリアカウンセリングによる客観的な分析

キャリア支援を専門とする転職コンサルタントとして、あなたの状況を客観的に分析します。

まず、あなたが「スキルや視野を広くしたい」という目標を持っていることは素晴らしいです。選択肢②は、まさにその目標達成に直結する可能性を秘めています。しかし、現部署は人員不足で、大きな責任と負担が伴います。

一方、選択肢①は安定した環境で、日々の業務に集中できます。しかし、現状維持に甘んじるリスクも存在します。

どちらの選択肢も、あなた自身の成長に繋がる可能性を秘めています。重要なのは、自分のキャリアビジョンを明確化し、それぞれの選択肢がそのビジョンに合致するかどうかを判断することです。

成功事例：成長を優先した介護職のキャリアアップ

私が過去に支援した介護職の方で、あなたと似た状況にいた方がいました。彼女は、安定した職場を捨て、新しい職場に挑戦しました。最初は苦労もありましたが、リーダーシップを発揮し、チームをまとめ、職場環境を大きく改善しました。その経験を通して、彼女は管理職に昇進し、大きく成長しました。

この事例は、挑戦が必ずしも成功を約束するものではないが、成長の機会を掴むことで、大きなキャリアアップを実現できる可能性があることを示しています。

具体的なアドバイス：あなたに最適な選択を見つけるためのステップ

1. キャリアビジョンの明確化：5年後、10年後の自分の姿を想像し、どのようなキャリアを歩みたいかを明確にしましょう。
2. リスクとリターンの評価：それぞれの選択肢のリスクとリターンをリスト化し、比較検討しましょう。
3. 自身の強みと弱みの把握：自分の強みと弱みを客観的に分析し、それぞれの選択肢でどのように活かせるかを考えましょう。
4. メンターや相談相手を見つける：信頼できる先輩や上司、友人などに相談し、客観的な意見を聞きましょう。
5. 決断と行動：自分の意思で決断し、その決断に基づいて行動しましょう。

まとめ

どちらの選択肢を選ぶかは、あなたのキャリアビジョンとリスク許容度によって異なります。重要なのは、自分の意思で決断し、その決断に責任を持つことです。

迷う気持ちは当然ですが、どちらを選んだとしても、そこから得られる経験はあなたの貴重な財産となります。後悔しない選択をするために、じっくりと時間をかけて考え、最適な道を選んでください。

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