自宅介護への不安を払拭!要介護5の義父との生活を乗り切るための具体的な対策
自宅介護への不安を払拭!要介護5の義父との生活を乗り切るための具体的な対策
この記事では、要介護5の義父の自宅介護を目前に控え、様々な不安を抱えているあなたへ、具体的な対策と心の持ち方をお伝えします。介護と仕事の両立、夫との関係、そして自身の心身の健康を守るために、今できること、考えるべきことを一緒に見ていきましょう。
要介護5、中心静脈栄養、四肢麻痺、認知あり・・・客観的に見て自宅介護可能ですか?退院前から不安で仕方ありません。嫁として義父の介護は当たり前ですか?
昨年夏に頚椎損傷で入院した88歳の義父は、当初はリハビリによってある程度の回復が見込まれていたのですが、嚥下訓練がうまくいかずに衰弱してきたので胃瘻となりました。
胃瘻にしたことによって回復期リハビリ専門の病院に転院することが出来ました。嚥下訓練も最初のうちはうまくいき、口からの栄養摂取で行けそうになったのですが、誤嚥性肺炎を繰り返すようになり、徐々に口から入れられるものが減らされる段階で息子である主人は病院に不信感を抱くようになり、再び転院しました。
その際にはリハビリ病棟と急性期病棟が併設された今の病院に転院したわけですが、こちらでは症状から、あっという間に急性期病棟に移されました。経口栄養はあきらめ、完全に胃瘻となりましたが、それでも唾液による誤嚥で肺炎になるようになり現在は胃瘻は薬の摂取以外では使われず、中心静脈栄養100パーセントになっています。CVポートの手術もしました。
たまにすっきりしてほぼ普通の会話ができることもありますが、このところ認知が進み、起きているんだか寝ているんだかわからなかったり、幻覚みたいな症状が多かったりしています。私から見ると、確実に弱ってきているように見えますが、痰の量が減り、吸引回数が1日2回くらいで済むようになったことから、退院の話が進んでいます。
自宅介護は主人の強い希望です。主人も私も一人っ子ですが、今までどちらの親とも同居はしていなかったので、義父母の家は二人住まいには広いものの、私たちが同居するには明らかに狭い・・・にもかかわらず、介護はこどもたちともども義父母の家に住み込んでする、とかたくなです。義父だけ私たちの家に連れてきて、とか通いで、とか案をだしたところ、「やる気がないなら、お前なんかが介護しなくてもいい。俺が仕事を辞めて介護する」と脅迫めいたことも言われました。私は介護のためにパート先に無理を言って退職させてもらったのに・・・。
ちなみに、義母は80歳ですが、元気です。
近く退院前カンファレンスを予定しています。私はこのまますべてを受け入れて頑張るしかないのでしょうか。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、現状を客観的に整理し、抱えている問題点を具体的に把握しましょう。以下に、相談者様の状況を整理し、問題点を洗い出します。
- 義父の健康状態: 要介護5、中心静脈栄養、四肢麻痺、認知症、誤嚥性肺炎を繰り返す。
- 介護の場所と方法: 夫の強い希望で自宅介護(同居)を検討。
- 経済状況: パートを退職。
- 人間関係: 夫との意見の相違、義父からのプレッシャー、義母との関係。
- 精神的負担: 退院への不安、介護に対する知識不足、将来への不安。
これらの状況から、主な問題点として以下の点が挙げられます。
- 介護の負担: 身体的・精神的負担が大きい。24時間体制になる可能性もある。
- 経済的負担: 収入源の減少。
- 住環境の問題: 同居による生活空間の制約。
- 人間関係の悪化: 夫との対立、義父からの精神的圧力。
- 情報不足: 介護に関する知識や経験不足。
2. 自宅介護の可能性と現実的な選択肢
要介護5の高齢者の自宅介護は、非常に困難を伴います。しかし、適切なサポート体制を整えることで、自宅での生活を継続することも可能です。ここでは、自宅介護の可能性を探りながら、現実的な選択肢を検討します。
2.1. 自宅介護のメリットとデメリット
メリット:
- 慣れた環境での生活: 安心感と安らぎが得られる。
- 家族との時間: 密なコミュニケーションと絆の強化。
- 経済的メリット: 施設入居費用と比較して、費用を抑えられる場合がある。
デメリット:
- 介護者の負担: 身体的・精神的・時間的負担が大きい。
- 専門的な知識・技術の必要性: 医療的ケア(経管栄養、吸引など)が必要になる場合がある。
- プライベートの喪失: 24時間体制になる可能性があり、自分の時間が確保しにくい。
- 家族間の対立: 介護方法や方針の違いから、家族間の対立が起こりやすい。
2.2. 介護保険サービスの活用
介護保険サービスは、自宅介護を支える上で不可欠です。積極的に活用することで、介護者の負担を軽減し、より質の高い介護を提供できます。
- 訪問介護(ヘルパー): 入浴、排泄、食事などの介助、掃除、洗濯、買い物など、日常生活をサポート。
- 訪問看護: 医療的なケア(点滴、褥瘡の処置、服薬管理など)を提供。
- 訪問リハビリ: 理学療法士や作業療法士が自宅を訪問し、リハビリテーションを実施。
- 通所介護(デイサービス): 日中の時間帯に、食事や入浴、レクリエーション、機能訓練などを行う。
- 短期入所生活介護(ショートステイ): 短期間、施設に入所し、介護サービスを受ける。
- 福祉用具のレンタル・購入: ベッド、車椅子、歩行器などの福祉用具をレンタルまたは購入。
- 住宅改修: 手すりの設置、段差の解消など、自宅のバリアフリー化を支援。
これらのサービスを組み合わせることで、義父の状況に合わせた最適な介護体制を構築できます。退院前カンファレンスで、ケアマネジャーに相談し、必要なサービスを検討しましょう。
2.3. 介護施設の検討
自宅介護が難しい場合、介護施設の利用も選択肢の一つです。様々な種類の施設があり、義父の状況や家族の希望に合わせて選ぶことができます。
- 特別養護老人ホーム(特養): 介護度の高い高齢者向けの施設。
- 介護老人保健施設(老健): リハビリテーションに重点を置いた施設。
- 介護付き有料老人ホーム: 24時間介護体制が整っている施設。
- 住宅型有料老人ホーム: 介護サービスを選択利用できる施設。
- グループホーム: 認知症の高齢者向けの共同生活施設。
施設を選ぶ際には、施設の設備、サービス内容、費用、立地などを比較検討し、義父のニーズに合った施設を選びましょう。また、見学に行き、施設の雰囲気やスタッフの対応を確認することも重要です。
3. 夫とのコミュニケーションと関係性の改善
夫との関係性は、介護生活を円滑に進める上で非常に重要です。意見の相違を乗り越え、協力体制を築くために、以下の点を意識しましょう。
3.1. 夫との話し合いの場を設ける
まずは、夫とじっくり話し合う時間を設けましょう。互いの考えや希望を伝え合い、理解を深めることが大切です。話し合いの際には、以下の点を意識しましょう。
- 感情的にならない: 落ち着いて、冷静に話す。
- 相手の意見を尊重する: 夫の気持ちや考えを理解しようと努める。
- 具体的な提案をする: 介護方法、役割分担、経済的な問題など、具体的な提案をする。
- 妥協点を探る: 互いの希望を全て叶えることは難しい場合もあるため、妥協点を探る。
- 第三者の意見を聞く: ケアマネジャーや専門家など、第三者の意見を聞き、客観的な視点を取り入れる。
3.2. 役割分担と協力体制の構築
介護の負担を軽減するために、夫との役割分担を明確にしましょう。それぞれの得意なこと、できることを考慮し、無理のない分担をすることが重要です。
- 介護の内容: 食事、入浴、排泄、服薬、通院、リハビリなど、具体的な内容を分担する。
- 家事: 掃除、洗濯、買い物、料理など、家事の分担も検討する。
- 経済的な問題: 介護費用、生活費など、経済的な問題をどのように分担するか話し合う。
- 情報共有: 介護に関する情報や、義父の健康状態について、定期的に共有する。
定期的に話し合いの場を設け、状況の変化に合わせて役割分担を見直すことも重要です。協力体制を築き、互いに支え合いながら介護生活を送ることが大切です。
3.3. 義父との関係性
義父との関係性も、介護生活の質に大きく影響します。義父の気持ちを尊重し、良好な関係を築くために、以下の点を意識しましょう。
- コミュニケーション: 話しかけ、積極的にコミュニケーションを取る。
- 尊重: 義父の意見や希望を尊重し、できる限り希望に沿った介護をする。
- 感謝の気持ち: 感謝の気持ちを言葉で伝える。
- 趣味や楽しみ: 義父の趣味や楽しみを理解し、一緒に楽しむ時間を作る。
- 専門家のサポート: 認知症の症状がある場合は、専門家(医師、看護師、介護士など)のサポートを受け、適切な対応をする。
義父との関係性を良好に保つことは、介護者の精神的な負担を軽減し、より良い介護を提供することにつながります。
4. 自身の心身の健康を守るために
介護は、心身ともに大きな負担を伴います。自身の健康を維持し、介護を継続するためには、以下の点に注意しましょう。
4.1. 休息とリフレッシュ
十分な休息を取り、心身をリフレッシュすることが重要です。睡眠時間を確保し、疲労回復に努めましょう。また、趣味や好きなことに時間を使うなど、自分自身の時間を大切にしましょう。
- 睡眠: 質の高い睡眠を確保するために、寝る前のカフェイン摂取を控え、リラックスできる環境を整える。
- 休息: 疲れたと感じたら、無理をせずに休憩を取る。
- 趣味: 好きなことをする時間を確保し、ストレスを解消する。
- 外出: 外出し、気分転換をする。
4.2. ストレス管理
ストレスをため込まないように、適切なストレス管理を行いましょう。ストレスの原因を特定し、それに対する対処法を見つけることが重要です。
- ストレスの原因を特定: 何がストレスの原因になっているのかを把握する。
- ストレス解消法: 好きな音楽を聴く、アロマを焚く、軽い運動をするなど、自分に合ったストレス解消法を見つける。
- 専門家への相談: ストレスが深刻な場合は、専門家(医師、カウンセラーなど)に相談する。
4.3. 相談できる相手を持つ
一人で抱え込まず、誰かに相談できる環境を整えましょう。家族、友人、地域の相談窓口など、頼れる相手を見つけ、積極的に相談しましょう。
- 家族: 夫、兄弟姉妹など、家族に悩みを打ち明ける。
- 友人: 信頼できる友人に話を聞いてもらう。
- 地域の相談窓口: 地域包括支援センター、介護相談窓口などに相談する。
- 専門家: 医師、看護師、ケアマネジャーなどに相談する。
誰かに話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。積極的に相談し、一人で抱え込まないようにしましょう。
4.4. 専門家のサポート
介護に関する悩みや不安は、専門家に相談することも有効です。専門家は、介護に関する知識や経験が豊富で、適切なアドバイスやサポートを提供してくれます。
- ケアマネジャー: 介護保険に関する手続きや、介護サービスの利用に関する相談。
- 医師: 健康状態や医療的なケアに関する相談。
- 看護師: 医療的なケアや、健康管理に関する相談。
- 理学療法士・作業療法士: リハビリテーションに関する相談。
- 精神科医・カウンセラー: 精神的な悩みやストレスに関する相談。
専門家のサポートを受けることで、介護に関する知識やスキルを向上させ、より質の高い介護を提供できるようになります。
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5. 退院前カンファレンスへの準備
退院前カンファレンスは、今後の介護体制を決定する重要な場です。事前にしっかりと準備を行い、積極的に参加しましょう。
5.1. 事前準備
カンファレンスに臨む前に、以下の準備を行いましょう。
- 情報の収集: 義父の病状、これまでの治療経過、今後の見通しなど、必要な情報を収集する。
- 質問事項の整理: 疑問点や不安な点を事前に整理し、質問事項をリストアップする。
- 希望の整理: 介護の場所、方法、サービス利用など、自身の希望を明確にしておく。
- 家族との情報共有: 夫や他の家族と情報を共有し、意見をすり合わせておく。
5.2. カンファレンスでの対応
カンファレンスでは、積極的に情報収集し、自分の意見を伝えることが重要です。
- 自己紹介: 自分の立場や、介護に対する思いを伝える。
- 情報収集: 医師や看護師、ケアマネジャーなどから、義父の病状や今後の見通しについて説明を受ける。
- 質問: 疑問点や不安な点について、積極的に質問する。
- 意見表明: 介護の場所や方法、サービス利用など、自身の希望を伝える。
- 合意形成: 専門家や家族と協力し、最適な介護体制について合意形成を図る。
カンファレンス後も、定期的に情報交換を行い、状況の変化に合わせて介護体制を見直すことが大切です。
6. 介護と仕事の両立、そして自分らしい生き方
介護と仕事の両立は、容易ではありません。しかし、適切な工夫とサポートがあれば、両立することも可能です。また、介護を通して、自分らしい生き方を見つけることもできます。
6.1. 仕事との両立
仕事との両立を目指す場合、以下の点を考慮しましょう。
- 勤務時間の調整: 勤務時間を短くしたり、在宅勤務に切り替えたりするなど、柔軟な働き方を検討する。
- 介護休暇・休業制度の利用: 介護休業制度や、介護休暇制度を利用する。
- 職場の理解: 職場の同僚や上司に、介護の状況を説明し、理解と協力を得る。
- 転職: 介護と両立しやすい仕事への転職を検討する。
- キャリアカウンセリング: キャリアカウンセラーに相談し、自分に合った働き方を見つける。
6.2. 介護を通して見つける自分らしい生き方
介護は、大変な経験であると同時に、多くの学びと成長の機会を与えてくれます。介護を通して、以下のような自分らしい生き方を見つけることができます。
- 自己成長: 介護を通して、人間性やコミュニケーション能力が向上する。
- 新たな価値観: 命の尊さや、家族の絆の大切さを再認識する。
- 地域貢献: 地域でのボランティア活動や、介護に関する情報発信など、地域貢献に参加する。
- 趣味や学び: 介護に関する知識を深めたり、新たな趣味を見つけたりする。
- 心の豊かさ: 介護を通して、感謝の気持ちや、心の豊かさを感じる。
介護は、決して一人で抱え込むものではありません。周囲のサポートを受けながら、自分らしい生き方を見つけ、充実した日々を送りましょう。
7. まとめ
要介護5の義父の自宅介護は、確かに困難を伴います。しかし、適切な準備と対策、そして周囲のサポートがあれば、乗り越えることができます。まずは、現状を客観的に整理し、問題点を明確にしましょう。次に、介護保険サービスや介護施設の利用を検討し、自分たちにとって最適な選択肢を見つけましょう。夫とのコミュニケーションを密にし、協力体制を築くことも重要です。そして、自身の心身の健康を守り、休息とリフレッシュを心がけましょう。退院前カンファレンスでは、積極的に情報収集し、自分の意見を伝えましょう。介護と仕事の両立を目指す場合、柔軟な働き方や転職も視野に入れ、自分らしい生き方を見つけましょう。この困難な状況を乗り越え、あなたとご家族が幸せな日々を送れることを心から願っています。
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