「死んでくれれば…」とさえ思った母親との関係から、仕事と心の平穏を取り戻す方法
「死んでくれれば…」とさえ思った母親との関係から、仕事と心の平穏を取り戻す方法
今回の記事では、長年患う病気と、その原因となった母親との関係に苦しみ、仕事と家庭の両立に悩むあなたに向けて、具体的な解決策を提示します。過去の辛い経験からどうしても母親を許せない、しかし、介護という現実から逃れることもできないという複雑な状況の中で、どのようにして心の平穏を保ち、仕事においても前向きに活躍できるようになるのか。具体的なステップと、専門家のアドバイス、そして同じような状況を乗り越えた人々の事例を通じて、あなたの抱える問題に対する解決の糸口を見つけていきます。
どうしても母が許せません。ワタシはうつ病を患い、10年ほど通院しています。うつ病を患った原因は、母です。昨年はうつ病からのアルコール依存で3カ月ほど入院しました。現在は全くアルコールに手を出さなくなり、パートですが仕事もしています。（入院前は正社員でした）
その母が、パーキンソン病になりました。今はまだ寝たきりではありませんが、家事はほぼ全て私や父がしています。（ちなみに父も仕事をしています）
母は、ワタシがうつ病を発症し、辛いときでも、「うつ病の人に強く言っちゃいけないって言うけど！」と言いながら、激しい口調で責めてきました。余りに言われ過ぎて、ここでは書ききれません。
母は気が強く、自分は正しいと思っている人なので、何か言われても私はいつも反論などせずに只泣いているだけでした。てゆーか反論できる状態ではないので
しかも、「うつ病の人に…」とか言っておきながら、うつ病とはどんな病気で、どんな症状なのかなど、調べたりはせず、新聞の医療コラムだったり、ニュースの特集だったりで、たまたま見た情報を、うつ病の人はこうするとイイんだって！だからしなさい！とか、あの人はこれで治ったらしいよ！とか言ってきました
その母が今は私にかかりっきりです。もちろん、今まで育ててくれて、迷惑をかけた上にいまだ結婚もせず、実家でののうのうと暮らせてくれている感謝はしています。
ですが、私が辛い時に言われた数々のことが、どうしても忘れられず、パーキンソン病からのうつに入り、朝からウジウジと弱音を言ったり、家事をしてくれるのを当たり前のような「私は病気で不幸なのアピール」がイライラしてしょうがありません。
辛いのはわかります。私はパーキンソン病のことについて、ネットなり、本を読むなりして調べました。母と違って。だから、辛い病気なのはわかります。弱気になるのもわかります。
ですが、どうしても、心の底から「可哀想、今まで面倒かけた分私が面倒見なきゃ！」と思えません。父に負担が余りかからないようにという気持ちで動いています。本心では、母を捨て家を出たいです。でもそうすると、父に負担が全てかかってしまうので、出来ません。このままでは、母にとんでもない暴言を言ってしまいそうです。正直「死んでくれれば…」とも思います。この気持ちは治まるのでしょうか？長文な上に拙い言葉で申し訳ございません。
補足
仕事が終わって家に帰って、すぐに父と夕食の準備をしました。その間母は、ソファーで寝てTVみてました。それを見て涙が止まらなくなり食欲もないので、ご飯いらないと言ったら「なんで食べないの？あんた最近ぜんぜん食べてないじゃない！（私の顔を見て）なに怒ってんの？」って…怒っているんじゃなくて、辛いんです。あ～ホントにこの人は、解ってくれないんだなと…。それより、父に心配と迷惑をかけるのが申し訳なくて…
1. 状況の整理：なぜあなたは苦しんでいるのか？
まず、あなたの置かれている状況を整理しましょう。あなたは、長年患っているうつ病の原因となった母親の介護をしながら、過去の言動に対する怒りや悲しみ、そして将来への不安を抱えています。仕事と介護の両立は、心身ともに大きな負担となり、精神的な余裕を奪います。さらに、母親の病状悪化とそれに伴う言動が、あなたの感情をさらに不安定にさせているのです。
この状況を理解することは、問題解決の第一歩です。あなたは決して一人ではありません。多くの人が、家族の問題と仕事の両立に苦しみ、葛藤しています。あなたの抱える感情は、ごく自然なものです。まずは、そのことを認めることが大切です。
2. 感情の整理：怒り、悲しみ、そして罪悪感との向き合い方
次に、あなたの感情に向き合いましょう。怒り、悲しみ、罪悪感、そして無力感。これらの感情は、あなたが抱える問題の本質です。これらの感情を無視したり、抑圧したりするのではなく、まずは受け止めることから始めましょう。
- 怒り: 母親に対する怒りは、過去の言動や現在の状況に対する不満から生まれます。ノートに感情を書き出す、信頼できる人に話すなど、感情を表現する方法を見つけましょう。
- 悲しみ: 母親の病状や、自分が置かれている状況に対する悲しみを感じるのは当然です。泣くこと、休息を取ること、好きなことをして気分転換をすることも大切です。
- 罪悪感: 母親を「可哀想」と思えないことに対する罪悪感は、あなたの心をさらに苦しめます。しかし、罪悪感を感じる必要はありません。あなたは、自分の心を守るために、感情を抱いているのです。
- 無力感: 状況を変えられないことに対する無力感は、絶望感につながります。しかし、あなたがコントロールできることと、できないことを区別し、できることに集中することで、無力感を軽減できます。
感情を整理するためには、専門家のサポートも有効です。カウンセリングやセラピーを通じて、感情の奥底にある問題を探り、解決策を見つけることができます。
3. 境界線の設定：自分を守るための具体的な方法
感情の整理と並行して、自分を守るための境界線を設定しましょう。境界線とは、あなた自身の心身の健康を守るために、他者との関係において設けるルールです。
- 物理的な境界線: 母親との距離を保つことも重要です。例えば、同じ空間にいる時間を減らす、自分の部屋にこもる時間を作るなど、物理的な距離を取ることで、精神的な負担を軽減できます。
- 感情的な境界線: 母親の言動に振り回されないために、感情的な距離を保つことも大切です。例えば、母親の言葉を全て真に受けない、反論しない、距離を置いて冷静に受け止めるなど、感情的な反応をコントロールする方法を学びましょう。
- コミュニケーションの境界線: 母親とのコミュニケーションにおいて、自分の気持ちを伝えることも重要です。しかし、感情的にならないように、冷静に、簡潔に伝えるように心がけましょう。例えば、「〇〇されると私は辛い」というように、自分の気持ちを主語にして伝えることで、相手に伝わりやすくなります。
境界線を設定することは、自己肯定感を高め、自己尊重の気持ちを育むことにもつながります。最初は難しいかもしれませんが、徐々に慣れていくことで、自分自身を守り、心の平穏を保つことができるようになります。
4. 仕事との両立：働き方を見直す
仕事と介護の両立は、非常に困難です。しかし、適切な対策を講じることで、両立は可能です。あなたの現在の働き方を見直し、より働きやすい環境を整えましょう。
- 労働時間の調整: パートの仕事であっても、労働時間の調整を検討しましょう。介護の時間や、自分の休息時間を確保するために、勤務時間を短くしたり、勤務日数を減らしたりすることも可能です。
- 業務内容の見直し: 現在の仕事内容が、あなたの心身に負担をかけている場合は、業務内容の見直しを検討しましょう。上司や同僚に相談し、負担の少ない業務に変更したり、新しいスキルを習得して、より効率的に業務をこなせるようにすることも可能です。
- テレワークの活用: テレワークが可能な仕事であれば、積極的に活用しましょう。自宅で仕事をすることで、通勤時間を削減し、介護の時間や、自分の時間を確保することができます。
- キャリアアップの検討: あなたのスキルや経験を活かして、キャリアアップを目指すことも可能です。正社員への転職や、より高い給与を得られる仕事への転職を検討することで、経済的な安定を得ることができます。
仕事と介護の両立は、一人で抱え込むのではなく、周囲のサポートを得ながら行うことが重要です。上司や同僚、家族、友人など、頼れる人に相談し、協力を得ましょう。
5. 介護サービスの活用：負担を軽減する
介護サービスの活用は、あなたの負担を大幅に軽減する可能性があります。介護保険制度を利用して、様々なサービスを受けることができます。
- 訪問介護: ヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの介護を行います。
- デイサービス: 施設に通い、入浴、食事、レクリエーションなどを行います。
- ショートステイ: 短期間、施設に入所し、介護を受けます。
- 福祉用具のレンタル: 車椅子や介護ベッドなどの福祉用具をレンタルできます。
- 介護保険サービスの申請: お住まいの市区町村の窓口で、介護保険サービスの申請を行いましょう。
介護サービスの利用は、あなたの心身の負担を軽減するだけでなく、母親の生活の質を向上させることにもつながります。介護保険制度について詳しく調べ、積極的に活用しましょう。
6. 専門家への相談：心のケアと具体的なアドバイス
一人で抱え込まず、専門家への相談も検討しましょう。カウンセラーや精神科医は、あなたの心のケアをサポートし、具体的なアドバイスを提供してくれます。
- カウンセリング: 専門のカウンセラーに相談し、あなたの悩みや不安を打ち明けることで、心の整理ができます。
- 精神科医: うつ病の治療を受けている場合は、精神科医に相談し、薬物療法や精神療法を受けることができます。
- ソーシャルワーカー: 介護に関する悩みや、利用できるサービスについて相談できます。
- キャリアコンサルタント: 仕事に関する悩みや、キャリアプランについて相談できます。
専門家は、あなたの状況を客観的に分析し、あなたに合った解決策を提案してくれます。専門家のサポートを受けることで、あなたは一人ではないという安心感を得ることができ、問題解決への道が開けます。
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7. 同じ状況を乗り越えた人々の事例
同じような状況を乗り越えた人々の事例を知ることは、あなたの希望となり、具体的な行動へのヒントになります。
- 事例1：Aさんの場合
Aさんは、母親の介護と仕事の両立に苦しみ、うつ病を発症しました。しかし、カウンセリングを受け、感情を整理し、介護サービスを活用することで、徐々に心の平穏を取り戻しました。また、テレワークの仕事に転職し、自分の時間を確保することで、仕事と介護の両立を実現しました。 - 事例2：Bさんの場合
Bさんは、母親との関係が悪く、介護に対する怒りや不満を抱えていました。しかし、ソーシャルワーカーに相談し、介護保険制度を利用することで、負担を軽減しました。また、家族会議を開き、父親と協力して介護を行うことで、関係性が改善しました。 - 事例3：Cさんの場合
Cさんは、母親の介護と仕事の両立に疲れ果て、キャリアチェンジを検討しました。キャリアコンサルタントに相談し、自分のスキルや経験を活かせる仕事を見つけ、転職に成功しました。新しい仕事に就くことで、精神的な負担が軽減し、前向きに生活できるようになりました。
これらの事例から、あなたの状況を改善するためのヒントを得ることができます。他の人の経験を参考に、自分に合った方法を見つけましょう。
8. まとめ：一歩ずつ、未来へ
あなたの抱える問題は、簡単には解決できないかもしれません。しかし、諦めずに、一歩ずつ進んでいくことが大切です。感情を整理し、境界線を設定し、仕事と介護の両立を目指し、専門家のサポートを受け、そして、同じような状況を乗り越えた人々の事例を参考にしながら、あなたの未来を切り開いていきましょう。
あなたは一人ではありません。あなたの努力は必ず報われます。そして、いつか必ず、心の平穏を取り戻し、仕事においても、充実した日々を送ることができるはずです。
9. よくある質問（Q&A）
この章では、あなたの抱える問題に関するよくある質問とその回答をまとめました。疑問を解消し、より具体的な行動へとつなげましょう。
- Q: 母親に対する怒りがどうしても消えません。どうすれば良いですか？
A: 怒りは、過去の経験や現在の状況に対する自然な感情です。まずは、その感情を受け入れ、ノートに書き出す、信頼できる人に話すなど、感情を表現する方法を見つけましょう。カウンセリングやセラピーも有効です。専門家のサポートを受けながら、怒りの根本原因を探り、解決策を見つけることが重要です。 - Q: 母親を「可哀想」と思えないことに罪悪感を感じます。
A: 罪悪感を感じる必要はありません。あなたは、自分の心を守るために、感情を抱いているのです。まずは、自分の感情を認め、自分自身を責めないようにしましょう。そして、母親の病状を理解し、介護サービスなどを利用して、できる範囲でサポートすることが大切です。 - Q: 仕事と介護の両立が難しく、疲れてしまいました。
A: 労働時間の調整、業務内容の見直し、テレワークの活用など、働き方を見直しましょう。また、介護サービスの利用も検討し、負担を軽減しましょう。周囲のサポートを得ながら、無理のない範囲で、仕事と介護を両立することが重要です。 - Q: 母親とのコミュニケーションがうまくいきません。
A: 感情的にならず、冷静に、簡潔に自分の気持ちを伝えましょう。「〇〇されると私は辛い」というように、自分の気持ちを主語にして伝えることで、相手に伝わりやすくなります。また、物理的な距離を保つことも有効です。 - Q: 介護保険サービスについて、何から始めれば良いですか？
A: まずは、お住まいの市区町村の窓口で、介護保険サービスの申請を行いましょう。その後、ケアマネージャーと相談し、母親の状況に合ったサービスを検討します。訪問介護、デイサービス、ショートステイなど、様々なサービスがありますので、積極的に活用しましょう。
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