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在宅介護と病院での看取り、どちらを選ぶ? 40代男性の葛藤と最期の選択

在宅介護と病院での看取り、どちらを選ぶ? 40代男性の葛藤と最期の選択

看取りについて質問させてください。母が弱ってきており、最後をこのまま家で看取るか、病院で看てもらうか迷っています。母は認知症で、7年前からだんだんと行動がおかしくなり、いろいろわからなくなり、現在は歩くこともできず、一日寝ています。今月6日くらいから、ご飯も口に入れてもほぼ飲み込まず、水分を日に二口位やっと飲む状態です。点滴を訪問診察の先生にお願いしても、副作用もあるので、積極的にはあまりしない方がいいと言われるばかりで…。声もあまり出せず、呼びかけるとかすれた声で発声することがありますが、認知症のために何を言っているかあまりわかりません。そして私は40代の男ですが、症状がひどくなった4年ほど前から、働かずにずっとほぼ一人で介護してきました。ほぼ寝たきりになる2か月くらい前までは、暴れたりおかしな行動をとったりで毎日が大変だったのですが、今はおむつ替えや着替え、食べ飲みの世話だけで、肉体的にはかなり楽になりました。ですので最後まで家で看取ってあげたいという気持ちがあるのですが、弱っていく母を見るのがかわいそうで精神的にすごくつらくて…。覚悟はしているつもりなのに、今まで育ててもらったことを思い出して、いつも世話してる時に涙が出て来てしまいます。このままでは亡くなった時に立ち直れないような気がして、昨日離れて暮らす兄に相談したところ、病院で最後まで看てもらえるなら、その方が先生や看護師さんがいるので、気持ち的にも安心だし、母を見捨てるわけじゃないので、預ける方向で考えようということで落ち着きました。ただ昨日は納得したのですが、今日になって本当にそれで後悔しないのかとも思ってしまいます。ただ目を離している時に亡くなるなど、死に目には会えない可能性もあるので、どちらを選んでも多少は後悔してしまう気がします。そこで親を看取った方に質問なのですが、私のように自分が主に介護している状況の時、皆さんは家で看取れますか?それとも病院に預けますか?あるいは、実際どうされたか教えていただければ、少し気持ちに整理ができる気がするので、よかったら体験談など教えていただければ幸いです。あまりうまく気持ちを書くことができないのですが、よろしくお願いします。補足皆さんご親切に回答ありがとうございます。結局と言っていいのかわかりませんが、質問を投稿したすぐ後に意識がほとんどなくなり、肩で息をするようになりました。先生を呼ぶと、血圧も70ほどしかないため、今日明日が危険な状態ですということだったので、もう入院させるどうこうではなくなったため、決心して家で看取ることにしました。兄も夜には帰ってきてくれて、先程5時ごろ、息を引き取りました。無くなる1時間くらい前から下顎呼吸が始まり、息をするのがだんだんと遅くなってきて、呼吸がしばらく止まったり始まったりを繰り返し、最後は少し呻いて少し息を吸って亡くなりました。数日前から一生分くらい泣いたので、亡くなった後はそこまで涙が出ず、母ももう苦しくないと思うと、結局は在宅での看取りでよかったんだと思います。病院に入ると、おそらく面会制限などで遠くから来た兄は面会が難しかったかもしれないですし。今は辛いですが、7年程看取りまで介護した経験は必ずどこかで役に立つと思いますので、母も見ていると思って進んでいきます。ご回答ありがとうございました。

この記事では、40代男性が直面する「在宅介護と病院での看取り」という難しい選択について、ご自身の体験談を交えながら、その葛藤と決断、そしてその後について深く掘り下げていきます。 高齢者の介護、特に認知症を患う母親の看取りを検討されている方、あるいはすでに介護を担っている方にとって、参考となる情報と、心の支えとなるメッセージをお届けします。 在宅介護のメリット・デメリット、病院での看取りのメリット・デメリット、そして、精神的な負担軽減のための具体的な方法についても解説していきます。

在宅介護と病院での看取り:それぞれのメリット・デメリット

まず、在宅介護と病院での看取り、それぞれのメリットとデメリットを整理してみましょう。 どちらが良いか悪いかではなく、ご自身の状況とご家族の状況、そして何より故人の意思を尊重することが大切です。

在宅介護のメリット

  • 温かい雰囲気の中で最期を迎えられる:自宅という慣れ親しんだ環境で、家族に見守られながら穏やかに最期を迎えられることは、大きなメリットです。 ご本人の安心感にも繋がります。
  • 家族と過ごす時間が増える:病院では面会時間などに制限がありますが、在宅であれば、いつでも自由に時間を共有できます。 思い出を語り合ったり、手を握ったりする時間を持つことができます。
  • 医療費の負担軽減:病院での看取りに比べて、医療費の負担が軽減される可能性があります。ただし、訪問看護などの費用は発生します。

在宅介護のデメリット

  • 介護者の負担が大きい:24時間体制での介護が必要となるため、介護者の肉体的・精神的な負担は非常に大きくなります。 十分な休息やサポート体制が不可欠です。
  • 医療体制の限界:緊急事態が発生した場合、病院に比べて対応が遅れる可能性があります。 訪問看護師や医師との連携が重要になります。
  • 介護環境の整備が必要:寝たきり状態に対応できるよう、自宅の環境整備が必要となる場合があります。 ベッドや介護用品の購入、バリアフリー化などが挙げられます。

病院での看取りのメリット

  • 医療体制が充実:緊急時にも迅速な対応が可能です。 医療機器や専門スタッフが常駐しているため、安心感があります。
  • 介護者の負担軽減:専門スタッフが介護をサポートしてくれるため、介護者の負担を軽減できます。 休息の時間も確保しやすくなります。
  • 精神的な負担軽減:専門スタッフに相談できるため、精神的な負担を軽減できます。 一人で抱え込まずに済むことは大きなメリットです。

病院での看取りのデメリット

  • 自宅とは異なる環境:慣れない環境で過ごすことに抵抗を感じる方もいます。 ご本人の精神状態に配慮が必要です。
  • 面会時間などの制限:面会時間や回数に制限がある場合もあります。 常にそばにいることができない可能性があります。
  • 医療費の負担:在宅介護に比べて医療費の負担が大きくなる可能性があります。

相談者の体験談から学ぶこと

相談者の体験談からは、在宅介護の精神的な負担の大きさと、その中で家族の支えがいかに重要であるかが分かります。 肉体的な負担が軽減されたとしても、精神的な負担は想像以上に大きく、一人で抱え込まずに、家族や専門家への相談が不可欠です。 相談者の場合、兄との話し合いによって、一時的に病院での看取りという選択肢が浮上しましたが、最終的には在宅での看取りを選択されました。 これは、ご本人の意思と、家族の支えがあったからこそ実現できたことでしょう。

重要なのは、どちらが良いかではなく、ご自身の状況とご家族の状況、そして何より故人の意思を尊重することです。 選択肢を比較検討し、後悔のない選択をするために、十分な時間をかけて話し合うことが大切です。

精神的な負担軽減のための具体的な方法

在宅介護において、精神的な負担を軽減するために、以下の方法を試してみてはいかがでしょうか。

  • 家族や友人、専門家への相談:一人で抱え込まずに、周りの人に相談しましょう。 介護支援専門員やケアマネージャー、医師、相談窓口などを活用しましょう。
  • レスパイトケアの利用:一時的に介護から離れるためのサービスです。 ショートステイやデイサービスなどを活用することで、休息時間を確保できます。
  • 趣味や好きなことをする時間を作る:介護に追われる毎日の中でも、自分の時間を作ることを意識しましょう。 趣味や好きなことをすることで、リフレッシュできます。
  • 適度な運動や休息:身体を動かすことで、心身のリフレッシュにつながります。 無理のない範囲で運動を行い、十分な睡眠をとりましょう。
  • 専門機関への相談:精神的な負担が大きすぎる場合は、専門機関に相談することを検討しましょう。 精神科医やカウンセラーなどがサポートしてくれます。

まとめ

在宅介護と病院での看取り、どちらを選ぶかは非常に難しい選択です。 この記事では、メリット・デメリットを比較検討し、ご自身の状況に最適な選択をするための情報を提供しました。 しかし、最も大切なのは、ご自身の気持ちに正直になり、後悔のない選択をすることです。 そして、一人で抱え込まずに、家族や専門家への相談を積極的に行いましょう。

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最後に、相談者の方の体験談から、最期の瞬間まで寄り添う家族の愛の深さを感じました。 辛い経験ではありましたが、その経験はきっと未来のあなたを支える力となるでしょう。 ご冥福をお祈りいたします。

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