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50代娘が直面する複雑な母娘関係と、高齢母の死生観への向き合い方

50代娘が直面する複雑な母娘関係と、高齢母の死生観への向き合い方

高齢母について どうか、ご意見聞かせてください。 私は50過ぎの娘です。私は母の思想や考えでどうしても理解できないことがあります。 自分ではない他者の命を軽んじるところです。 それは私自身が幼い頃から感じていました。 躾と称して張り倒されることは日常的でしたが(思春期に私が真剣に抵抗することで手を上げられることはなくなりました)、自分の子供は生かすも殺すも自分しだいだということをよく言われていました。 例えば「あんた(私)がもし世間に迷惑をかけるくらいなら殺す」と言ったり、もし水害があって父と私が溺れてどちらかしか助からないとしたら、私を見殺しにすると言ったり。 どちらも別に私が悪い行いをしたから脅されたのではなく、それが日常的に夕食の際での話題だったりするのです。 それから動物に対しても。 実家には私が幼少の頃からずっと動物がいました。 兎、犬6匹、猫2匹、いっぺんに家にいたのではなく、入れ代わり立ち代わりで一匹か二匹は必ず家に動物がいました。 どの子も長生きはしませんでした。 その中の数匹については具体的に知っています。ある犬は私が学校へ行っている間に保健所に持ち込んだと自分で言っていました。 そして大型犬だったある犬は不治の病になったからと言って、元気なうちに病院に連れ込んで安楽死をさせられたそうです。 何もかも誰に相談するでなく、母ひとりの考えでそうしました。 父方の祖父母は家で看取りましたが、二人とも入院しているのを退院させ、自宅介護すると家に連れて帰りましたが、二人とも1ヶ月足らずで亡くなりました。 母方の祖父は急逝、祖母は叔父の家で寝たきりでしたが、会うたびに「こんなになって早く死にたいね」といつも声をかけていました。 そしてこの夏、父が手術入院をして結果的に亡くなったのですが、入院している時も父に「不様な姿だ」と言い、優しい言葉をかけることも一切ありませんでした。 このように一事が万事「命」というものを蔑ろにするような言動があるのです。 いま母は兄の家で同居しています。 父が亡くなって流石に寂しいとは思いますが、虚勢をはっているのか、父の死を悼む言葉は聞かれません。 私にとってはたった一人の母で、不憫に思うこともありますが、彼女のモラルについては猜疑心を拭いきれず、どう接すれば良いのか考えています。 足元もおぼつかなく、弱々しくなっているのを見ると、母が私だったら「不様だね、早く死にたいね」と声をかけるのでしょうか。 私が何かしら病気をして入院でもしたら、同じような悲しい言葉を吐かれるのではないかと思います。 母の娘として50年以上生きてきました。 こんな母でもいつか母の口から菩薩のような慈悲深い言葉が出ることを期待して生きてきました… でも父を亡くしても尚、その言葉は聞けそうにありません。 母は本当に不幸せな人だと思わずにはいられません… 父も亡くしました。母を亡くすのもそう遠い話ではないはずです。 この世でたった一人の母と、こんな心持ちで別れなければいけなのかと思うと悲しくて仕方ありません。 この複雑な母娘関係にご意見伺えたら幸いです。 宜しくお願いします。

50代のお子さんを持つお母様から、ご自身の母親との複雑な関係についてご相談がありました。長年、母親の死生観や人間関係への接し方に苦悩されている様子が伺えます。このご相談は、高齢の親との関係、特に親の死生観が子供に与える影響、そして複雑な家族関係における適切な対応方法といった、多くの読者にとって共感できる普遍的なテーマを含んでいます。

1. 母親の死生観:その背景を探る

まず、お母様の「命を軽んじる」ような言動の背景を探ることが重要です。これは単なる冷酷さではなく、過去の経験や育ち方、性格、あるいは潜在的な精神的な問題が関係している可能性があります。幼少期の厳しいしつけ、動物への扱い方、ご両親の看取り方など、記述されているエピソードは、お母様の死生観形成に大きな影響を与えたと考えられます。 もしかしたら、お母様自身、深い悲しみや喪失感を抱えながらも、それを表現する方法を知らず、このような形で表出しているのかもしれません。 抑圧された感情やトラウマが、一見残酷に見える言動に繋がっている可能性も考慮すべきでしょう。

2. 娘さんの感情:悲しみと葛藤

娘さんご自身も、長年抱えてきた苦しみや葛藤が深いことがわかります。母親への愛情と、その言動への不信感、そして将来訪れるであろう別れへの不安が複雑に絡み合っています。 50年以上も続いた母娘関係の中で、娘さんは常に母親の言葉に傷つきながらも、その愛情を期待し続けてきました。しかし、父親の死を機に、その期待が現実的ではないと悟り始めたのかもしれません。この葛藤は、多くの読者、特に高齢の親を持つ子供たちに共感を与え、相談者の方の気持ちを理解する上で重要な要素となります。

3. 現状の対応と今後の展望

現状では、お母様は兄夫婦と同居されています。この状況下で、娘さんがお母様とどのように接していくべきか、具体的なアドバイスが必要です。 まず、お母様の言動に直接反論したり、感情的に対立したりするのではなく、お母様の気持ちを理解しようと努めることが大切です。 お母様の言葉の裏にある感情、例えば、深い悲しみや不安、孤独感などを想像してみましょう。 そして、お母様とのコミュニケーションにおいては、非暴力的コミュニケーション(NVC)の手法を取り入れることをお勧めします。 相手の気持ちを理解し、共感する姿勢を示すことで、建設的な対話が可能になります。 具体的な例としては、「お母さんの気持ちはよくわかるわ。でも、その言葉は私を傷つけるの」といったように、自分の気持ちを正直に伝えつつ、お母様の感情にも配慮した表現を使うことが重要です。

また、お母様の精神的な状態を専門家に相談することも検討すべきです。 高齢者の精神科医やカウンセラーに相談することで、お母様の状態を客観的に評価してもらい、適切なサポートを受けることができます。 娘さんご自身も、カウンセリングを受けることで、長年抱えてきた感情を整理し、より健康的な心の状態を保つことができるでしょう。

さらに、お母様とのコミュニケーションにおいては、具体的な行動や出来事よりも、お母様の感情に焦点を当てて話を聞くことが重要です。「お父さんの死後、寂しい思いをしているんじゃないかしら?」といったように、共感的な言葉をかけることで、お母様の心を少しでも癒すことができるかもしれません。

4. 具体的な行動計画

以下に、具体的な行動計画をステップごとに示します。

  • ステップ1:お母様の感情を理解する努力をする:お母様の言動の背景にある感情を探り、共感する姿勢を示す。
  • ステップ2:非暴力的コミュニケーション(NVC)を実践する:自分の気持ちを正直に伝えつつ、お母様の感情にも配慮した表現を使う。
  • ステップ3:専門家のサポートを検討する:高齢者の精神科医やカウンセラーに相談し、適切なサポートを受ける。
  • ステップ4:娘さん自身もカウンセリングを受ける:長年抱えてきた感情を整理し、より健康的な心の状態を保つ。
  • ステップ5:定期的なコミュニケーションを心がける:頻繁に連絡を取り、お母様の状況を把握する。
  • ステップ6:現実的な期待を持つ:お母様の言動が劇的に変わることを期待するのではなく、現状を受け入れる。

これらのステップを踏むことで、娘さんはお母様との関係を改善し、より穏やかな気持ちで別れを迎えられる可能性が高まります。 重要なのは、お母様を変えることではなく、娘さんご自身がより健康的な心の状態を保つことです。 そして、お母様との関係において、現実的な期待を持つことも大切です。

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5. まとめ

高齢の親との死生観の違いや複雑な家族関係は、多くの子供たちが直面する課題です。 今回のご相談のように、親の言動に深く傷つきながらも、愛情と葛藤を抱えることは決して珍しくありません。 大切なのは、自分の感情を理解し、適切な対応方法を見つけることです。 専門家のサポートを活用したり、自分自身もケアをすることで、より穏やかな気持ちで未来に向き合っていきましょう。 お母様との関係は、娘さんにとって、人生における大きな学びとなるでしょう。 そして、その学びを通して、娘さんご自身の成長にも繋がるはずです。

※ この記事は、一般的なアドバイスであり、個々の状況に合わせた専門的なアドバイスではありません。 より具体的な解決策が必要な場合は、専門家にご相談ください。

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