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98歳父、癌の疑い…転院拒否と情報開示拒否に苦悩する家族を救う方法

98歳父、癌の疑い…転院拒否と情報開示拒否に苦悩する家族を救う方法

父の現在の癌らしい大きな腫瘍について質問です。父は98歳・気管切開人工呼吸器付き・寝たきり・胃婁・失明です。父は、体調が悪くなることを見越し「早期発見・早期治療、治療放棄はダメ、長生きがしたい」としっかり家族に伝えていましたので、父の意に沿うよう家族は対応をしています。 平成29年に背中にできた基底細胞癌の手術を、小さな病院から、市で唯一の総合病院へ通院でしました。手術後に説明があり、初対面の若い皮膚科の女医は、説明後急変し 「もうこんな患者を連れてくるな。もう診ない。」等と激怒し、説明に使った分厚い専門書を机にたたきつけました。 半年後に泌尿器の病気で同じ総合病院へ緊急搬送後、すぐに元の病院へ帰るよう求められ、副院長や事務部長に別々に呼び出され「出ていけ」と怒鳴られました。 当時は、父の少ない年金を守るために弁護士の成年後見人が選任されていましたが、総合病院は患者や家族に無断で成年後見人と、元の病院へ帰ることを決めていたこともありました。直後、弁護士の成年後見人が交代になりました。現在まで父の意に反して転院ができず入院中です。令和2年からは、私が成年後見人に選任されています。 令和1年5月に家族が、父の基底細胞がんの手術痕に黒斑点が40~50個でていることに気づきました。転勤をしてきた皮膚科医と主治医でもない副院長は『「生検」しかないが、「生検」をすると父は死ぬ』と数十回も言い、家族は「生検」の可否の判断ができませんでした。 同年8月、新しい弁護士の成年後見人が、カルテの開示をすると、黒斑点が出ているのに白紙でした。緊急搬送当時の婦長からは、搬送当時から黒斑点が出ていたと聞きましたが、総合病院は、”何もなかった・知らなかった”ことにしていました。 成年後見人が、近くの指定されているがん治療病院へ紹介状を貰ってくださったので 行ってみると、総合病院の院長が、患者や家族に無断で「この患者に紹介状を持たせたが、この病院から出さないので、受け入れないで欲しい。」と連絡をしていた為に、転院ができませんでした。県内の他のがん治療病院は、遠方の為、高齢な家族は躊躇しました。 その後3年間は近くのがん治療病院へ転院のお願いを続けました。がん治療病院から転院を断られていましたが、出張検査をして下さり、大学病院へも送られ”再発の疑いが1か所ある”と言われました。総合病院は、「生検」が精密なので「生検」をするよう再三言ってきましたが、死ぬと言われていた為に同意ができず現在に至っています。 現在も、皮膚科医は、患者や家族に無断で検査をし、結果も教えず、情報開示にも応じません。 令和6年2月、父の右太ももに紫斑が出、8月には血の山が2個でき、9月頃には3個の血の山が合体をし、現在は、ナマコのような色で卵ぐらいの大きさの2個の山になるなど、日々変化し大きくなり、出血をしています。総合病院では、血液内科がなく、皮膚科医に「生検」を勧められ、「生検」をすれば救急病院へ紹介状を出すとか、「生検」をしないと県内の病院へは紹介ができないと言われました。11月に腫瘍が大きくなり「生検」は止血ができない可能性があるのでできないと言ってきました。他の検査方法を聞いても無回答です。 紫斑が右太ももの大きさになった頃より、がん治療病院へ再三転院を申出ていますが、 「生検」をしていないという理由で転院もセカンドオピニオンも紹介状が出ません。 転院をしたければ家族が転院先病院を探し了解を貰えば紹介状を出すと言われますが、転院は医師同士・病院同士の話し合いが原則だそうで、家族では病院を探せません。総合病院の「高齢・呼吸器付きで移動が困難」という理由で転院を断られ続けています。移動のリスクよりも、治療放棄で病気が悪化するリスクの方が遥かに高いと危惧しています。他に転院妨害の理由があるのかとも思います。皮膚科医は、血を止めることしかできないと言われ腫瘍は悪化をし、がんの末期のありさまで、毎日面会をする私の方が先に死にたい思いがしています。 また、総合病院は、皮膚科の映像を過去5年分無くしたと言われ、その後の映像はあると言われましたが、情報開示をしても1枚も出てきません。今年に入り、皮膚科医から、病院は映像を残さないので家族が残すようにと言われ、家族が記録を残しています。 せめてがん治療病院へ転院をし、専門科医に診察をしていただき、治療の可能性の有無について聞くことができれば、父も家族も納得がいき前へ進めると思っています。 父の寿命はそう長くないようです。父が、納得をし、思い残しの無いように往ってくれればと願っています。家族も、父の意に沿う医療の対応で、見送りたいと思っており、思い残しにならないようにと思っています。 どのようにすれば良いでしょうか。ご指導をお願い申し上げます。

このご相談は、98歳のご高齢のお父様のがん治療に関する深刻な問題を抱えるご家族からの、切実な訴えです。 高齢で複数の基礎疾患をお持ちのお父様の転院を巡り、担当医の対応、病院側の情報開示の遅延、そして転院妨害の疑いまで浮上している、非常に複雑で困難な状況です。 本記事では、この状況を打破するための具体的なステップと、専門家への相談の重要性について解説します。

1. 現在の状況の整理と法的権利の確認

まず、ご家族が直面している問題を整理しましょう。それは、①適切ながん治療を受けられないこと、②病院からの情報開示が不十分であること、③転院が妨げられていることの3点に集約されます。

これらの問題は、医療法や成年後見制度に関連する法的権利の侵害に当たる可能性があります。 お父様の意思を尊重し、最善の医療を受けさせる権利、医療情報へのアクセス権、そして成年後見人としてのあなたの権利が、病院側の対応によって阻害されている可能性が高いのです。

特に、病院側の情報開示拒否や転院妨害は、重大な問題です。医療機関は、患者とその家族に適切な情報を提供し、治療方針について十分な説明を行う義務があります。 これらの義務が果たされていない場合、法的措置を検討する必要があるかもしれません。

2. 具体的な行動ステップ

次に、具体的な行動ステップを示します。

  • ステップ1:証拠の収集:現在までの経緯を詳細に記録しましょう。医師とのやり取り、病院からの文書、医療記録のコピーなど、全ての証拠を保管してください。 これは、今後の法的措置や、他の医療機関への相談に必要不可欠です。 特に、皮膚科医の対応や病院側の対応に関する記録は、詳細に記録することが重要です。日付、時間、発言内容、関係者の氏名などを正確に記録し、できれば録音や録画も検討しましょう(ただし、録音・録画は事前に相手に告知し、同意を得ることが重要です)。
  • ステップ2:弁護士への相談:医療過誤や医療機関との紛争に詳しい弁護士に相談することを強くお勧めします。弁護士は、ご家族の権利を擁護し、病院側に適切な対応を求めるための法的措置を検討します。 また、医療記録の開示請求や、転院妨害に対する法的措置も検討できます。 弁護士費用は心配かもしれませんが、多くの弁護士事務所では初回相談は無料です。まずは相談してみましょう。
  • ステップ3:医療機関への再交渉:弁護士の助言を得ながら、病院側に改めて転院の許可を求めましょう。 その際、お父様の病状、ご家族の意向、そして法的根拠を明確に伝え、書面での回答を求めることが重要です。 この交渉においても、全てのやり取りを記録に残してください。
  • ステップ4:セカンドオピニオンの取得:他の医療機関にセカンドオピニオンを求めることも有効です。 複数の医師の意見を聞くことで、より適切な治療方針を決定することができます。 セカンドオピニオンを受けるためには、現在の医療機関から医療記録の写しを入手する必要があります。弁護士の協力を得ながら、記録の開示を請求しましょう。
  • ステップ5:医療相談窓口の利用:自治体や医療機関が設置している医療相談窓口を利用することも検討しましょう。 相談窓口では、医療に関する様々な問題について、専門家のアドバイスを受けることができます。 窓口の担当者を通じて、病院側との交渉を円滑に進めることも可能です。

3. 高齢者のがん治療における課題と対応

高齢者のがん治療は、若い世代とは異なる課題があります。 体力的な負担、合併症のリスク、そして治療効果のバランスなどを考慮する必要があります。 お父様の年齢や病状を考慮した上で、緩和ケアも選択肢の一つとして検討する必要があるかもしれません。 緩和ケアは、がんの痛みや症状を和らげ、生活の質(QOL)を向上させることを目的とした医療です。 治療の継続と緩和ケアの併用も可能です。

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4. まとめ

98歳のお父様の治療に関する問題は、非常に複雑で、ご家族だけで解決するのは困難です。 弁護士や専門機関の力を借りながら、一つずつ問題を解決していくことが重要です。 お父様の意思を尊重し、最善の医療を受けられるよう、諦めずに戦いましょう。 そして、ご自身のメンタルヘルスにも気を配り、必要に応じて相談機関を利用してください。

この記事は、一般的な情報提供を目的としており、医療アドバイスではありません。 具体的な行動をとる前に、必ず専門家にご相談ください。

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