脳出血後の母の回復と、仕事との両立：あなたが今できること
脳出血後の母の回復と、仕事との両立：あなたが今できること
まず、今回の状況について、心よりお見舞い申し上げます。ご家族の看病をしながら、仕事もこなすというのは、想像を絶する大変さだと思います。今回の記事では、脳出血後のご家族の回復を願いながら、ご自身の仕事との両立について、具体的なアドバイスを提供させていただきます。
母（57）が脳出血（視床）で意識不明です。詳しい方、今後についての予測やアドバイスお願いします。12月2日～3日にかけての深夜、57歳の母がシャワー後に脳出血で意識不明で倒れているのを発見し現在入院しております。運ばれた際の血圧は２００を超えており高血圧が原因と言われましたが普段は１３０台のようでした。虫歯になった親知らずを抜く手術をしたばかりでストレスが溜まっていたのかもしれません。
出血は左視床部で、１５ｃｃです。脳室？ にも血が流れているとのことで、すぐにドレナージ手術になりました。
３日の朝手術が終わり、４日にドレナージ手術の全身麻酔を解いた後「瞬きで返事をできた」と先生から伺いましたがその後すぐに脳室の血を取り除く手術に入ったため私を含めた家族は瞬きなどの様子を確認できませんでした。先生からは「半身不随になりますが車いすに乗れる状態になることを目標に頑張りましょう」と言われました。
5日に全身麻酔を解いた状態で面会に行きましたが薄目で目は合いましたが、瞬きはありませんでした。「私のことがわかったら手をグーにして」「パーにして」などには反応できたりしなかったり、左手をゆっくりと動かしてくれました。左足もバタバタと動かしてくれましたし「足うごく？」などと聞くと足が動いたり手も何かを探すような動きをして、家族の手を見つけてにぎってくれたりしました。
6日昼は、薄目が更に細くなり、手をトントンとする動作は数回しましたが、グーパーはできませんでした。突然手をぎゅっと握ってくれたりしましたが偶然かもしれません。言葉にはあまり反応してくれませんでしたが、「喋って」と何度も行ったら「んんー……」と言ってくれました。（これも偶然かもしれませんが、他のタイミングでは声をほぼ出してくれていませんでした）
先生再度話を伺えたのですが、意識の戻りが悪いとのことでした。中脳（？）が痛んでいる可能性があり水頭症や脳の腫れ、血腫が溶けることなどにより、良くなる可能性はありますが寝たきりになるか、車いすになるか、5分5分と言われました。
6日夜に伺った際には、いびきをかいて寝てしまい何の反応もありませんでした。
7日昼もいびきをかいて寝ており、手足も何も動かしてくれませんでした。看護婦さんにも伺いましたが6日夜からずっとその状態のようです。どんどん悪くなっているようで不安でしかたありません。
今後の予定は、しばらくして血腫が溶けなければシャント手術をしリハビリの病院に転院だそうです。意識がほぼ無いのにこのまま転院するのかと不安です。
自力でも色々と調べたところ脳出血の腫れは３～10日がピークとでてきました。今は一時的に意識が悪い状態なのでしょうか。詳しい方や、同じような状態になった方がいらっしゃいましたら、このような状態から回復できたのかお話を伺いたいです。また、話しかけたり、さすったりしていますが、他にも何か効果的なことや情報があれば何でも教えていただきたいです。何卒よろしくお願いいたします。補足７日夜は脈が１４０になっており苦しそうで気をつけの姿勢しかとろうとせず目も開きませんでした。
８日昼は薬で脈も８０前後に戻りました。目は開きましたが、声かけへの反応は何もありませんでした。痛みなどの刺激に対する反応などしか無い、植物状態に思えます。
また、ドレナージ手術の管からでる水に血が混ざっているのが心配です。
脳浮腫や血腫が広がり中脳へのダメージになってしまった可能性はあるのでしょうか。その場合でも若ければ意識が回復する見込みはあるのでしょうか。同じような状態から回復した例などをいただけますと希望を持てて本当に助かります。
また、今は家事や仕事をこなしながら面会時間内に家族で何度か伺うようにしているのですがこのような場合泊まり込みなどで付き添うべきでしょうか。面会時間内に２時間、３時間しか会えないのはおかしいでしょうか。母が痛くて辛いのは分かっているのに、聴こえているのか分からないことばを話しかけ続けることが辛すぎて日に日に長居できなくなってきました。諦めずもっと声をかけるべきでしょうか。アドバイスやご意見をお願いいたします。
ご家族の看病と仕事の両立は、心身ともに非常に負担が大きいものです。しかし、適切な情報とサポートがあれば、少しでも負担を軽減し、前向きに進むことができます。以下に、具体的なアドバイスをいくつかご紹介します。
1. 脳出血後の回復過程と、今できること
脳出血後の回復は、出血の場所や量、患者さんの年齢や基礎疾患などによって大きく異なります。今回のケースでは、視床出血と脳室への出血が見られ、意識レベルの低下が主な症状として現れています。以下に、回復過程と、ご家族として今できることをまとめました。
1-1. 回復過程の予測
- 急性期（発症から数週間）： 脳の腫れ（脳浮腫）がピークに達し、意識レベルが不安定になる時期です。この時期は、血腫の吸収や脳浮腫の軽減を促す治療が行われます。ご質問者様のお母様の場合は、ドレナージ手術が行われ、脳室内の血液を取り除く処置がなされました。
- 回復期（数週間から数ヶ月）： 脳の腫れが引き、徐々に意識が回復し始める時期です。リハビリテーションが開始され、身体機能の回復を目指します。この時期には、言語療法や作業療法なども行われます。
- 慢性期（数ヶ月以降）： 回復の度合いが安定し、社会復帰を目指す時期です。継続的なリハビリや、必要に応じて在宅でのサポート体制が整えられます。
1-2. 今できること
- 情報収集と理解： 脳出血に関する情報を積極的に集め、病状や治療について理解を深めましょう。医師や看護師からの説明をよく聞き、疑問点は積極的に質問することが大切です。
- コミュニケーション： 意識レベルが低い場合でも、積極的に話しかけ、触れることで、患者さんに安心感を与えることができます。名前を呼んだり、好きな音楽を流したりすることも効果的です。
- リハビリへの協力： リハビリのプログラムに積極的に参加し、患者さんの身体機能の回復をサポートしましょう。
- 環境整備： 快適な療養環境を整え、精神的な負担を軽減することも重要です。
2. 脳出血からの回復事例
脳出血からの回復は、個人差が大きく、一概には言えません。しかし、適切な治療とリハビリ、そしてご家族のサポートがあれば、多くの患者さんが回復に向かいます。以下に、回復事例をいくつかご紹介します。
2-1. 視床出血からの回復事例
視床出血は、麻痺や感覚障害、意識障害などを引き起こす可能性があります。しかし、早期に適切な治療とリハビリを開始することで、麻痺が改善し、歩行が可能になったり、言語能力が回復したりするケースがあります。リハビリ専門医や理学療法士、作業療法士と連携し、個別のリハビリプログラムを作成することが重要です。
2-2. 意識不明からの回復事例
意識不明の状態から回復するには、時間と根気強いサポートが必要です。意識が回復し始めた初期段階では、呼びかけに対する反応や、簡単な指示に従うことができるようになります。徐々に、言葉でのコミュニケーションが可能になり、身体機能も回復していきます。ご家族は、諦めずに話しかけ、励まし続けることが大切です。
2-3. 回復を促すためにできること
- 早期のリハビリ開始： 早期にリハビリを開始することで、身体機能の回復を促進し、合併症を予防することができます。
- 栄養管理： バランスの取れた食事は、体力回復に不可欠です。
- 精神的なサポート： 患者さんの不安やストレスを軽減し、前向きな気持ちを保てるようにサポートしましょう。
3. 仕事との両立：現実的な対応策
ご家族の看病をしながら、仕事を続けることは、非常に困難な状況です。しかし、ご自身の生活を守り、経済的な基盤を維持するためにも、仕事との両立は重要な課題です。以下に、現実的な対応策をご紹介します。
3-1. 職場の理解と協力
- 上司や同僚への相談： まずは、上司や同僚に状況を説明し、理解と協力を求めましょう。
- 勤務時間の調整： 勤務時間を短縮したり、テレワークを利用したりするなど、柔軟な働き方を検討しましょう。
- 休暇制度の活用： 有給休暇や介護休暇、休職制度などを活用し、必要な休息を取りましょう。
3-2. 家族や地域のサポート
- 親族や友人の協力を得る： 親族や友人に、看病や家事のサポートを依頼しましょう。
- 地域のサービスを利用する： 訪問介護やデイサービスなど、地域の介護サービスを利用することも検討しましょう。
- 相談窓口の活用： 介護に関する悩みや不安は、専門の相談窓口に相談しましょう。
3-3. メンタルヘルスのケア
- 休息とリフレッシュ： 十分な休息を取り、心身ともにリフレッシュする時間を確保しましょう。
- ストレス解消法： 趣味や運動、友人との交流など、自分なりのストレス解消法を見つけましょう。
- 専門家への相談： 精神的な負担が大きい場合は、専門家（カウンセラーや精神科医）に相談しましょう。
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4. 面会時間と、ご家族の心のケア
面会時間について、ご自身の状況に合わせて、病院と相談することも大切です。ご家族の負担を軽減するために、面会時間の延長や、付き添いについて相談してみましょう。また、ご自身の心のケアも忘れずに行いましょう。
4-1. 面会時間について
- 病院との相談： 病院のルールを確認し、面会時間の延長や、付き添いについて相談しましょう。
- 医師や看護師との連携： 患者さんの状態に合わせて、面会時間を調整しましょう。
- 情報交換： 医師や看護師から、患者さんの状態について詳しく説明を受け、情報共有を行いましょう。
4-2. ご自身の心のケア
- 休息時間の確保： 十分な休息時間を確保し、心身ともにリフレッシュしましょう。
- 感情の整理： 辛い気持ちや不安な気持ちを、誰かに話したり、日記に書いたりして、整理しましょう。
- 専門家への相談： 精神的な負担が大きい場合は、専門家（カウンセラーや精神科医）に相談しましょう。
5. 今後の見通しと、希望を持つために
脳出血後の回復には、時間がかかることもあります。しかし、諦めずに治療とリハビリを続け、ご家族で支え合うことで、必ず良い方向に向かいます。以下に、今後の見通しと、希望を持つためにできることをまとめました。
5-1. 今後の見通し
- リハビリの継続： 継続的なリハビリは、身体機能の回復に不可欠です。
- 合併症の予防： 肺炎や褥瘡などの合併症を予防するために、適切なケアを行いましょう。
- 社会復帰への準備： 社会復帰に向けて、必要なサポート体制を整えましょう。
5-2. 希望を持つために
- 小さな進歩を喜ぶ： どんな小さな進歩でも、積極的に喜び、励ましましょう。
- 目標設定： 達成可能な目標を設定し、一つずつクリアしていくことで、自信と希望を持つことができます。
- 情報交換： 同じような状況にある人たちと情報交換し、励まし合いましょう。
6. まとめ
脳出血後の回復は、患者さん、ご家族にとって、長い道のりになるかもしれません。しかし、適切な治療とリハビリ、そしてご家族の温かいサポートがあれば、必ず回復に向かいます。ご自身の心身の健康を大切にし、無理のない範囲で、できることを一つずつ行いましょう。そして、決して諦めずに、希望を持ち続けてください。
今回の記事が、少しでもあなたのお役に立てれば幸いです。困難な状況ではありますが、ご家族の未来のために、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
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