「新型うつ」って甘え？高校生の私が抱える不安と、キャリアを考えるヒント
「新型うつ」って甘え？高校生の私が抱える不安と、キャリアを考えるヒント
この記事では、学校生活での人間関係や将来への不安から「新型うつ」ではないかと悩む高校生のあなたに向けて、その不安を和らげ、将来のキャリアを考えるヒントを提供します。特に、多様な働き方や自己理解を深めるための具体的なアドバイス、そして専門家への相談の重要性について掘り下げていきます。
うつについて詳しく教えて欲しいです。現在高二の女子です。長くなるかと思いますが最後まで読んでくださると嬉しいです。
私は中学生の時に学校でいじめられて不登校になりました。いじめといっても暴力が伴うような大袈裟なものでも無くて、隣の席の人から机を「菌が着く」と離されたり、席替えの時に聞こえるように悪口を言われたり、通りすがりに舌打ちされたりという程度だったのですが、どうしても耐えられなくて1年程引きこもりました。その間親になぜ行かないのか、勉強をしなさい、と殴られたりもしていました。その２つは今でも思い出すだけで泣いてしまうぐらい嫌な思い出です。
しかしその後結局両親が別の不登校専門の学校に転校させてくれたため無事中学も卒業できて、高校も偏差値60ちょっとのそこそこ進学校なところに入ることができました。
そこまでは良かったのですが、どうしても周りの人達の目を気にしすぎてしまいます。なにかを失敗したりすると顔と足元から血が無くなっていくような感覚がして、冷や汗が出て身体中が痺れるような感覚が起きて立っているのが無理になったり、クラスの人と話した後に１つ１つ相手の言葉を思い出して、「あの発言は遠回しに私を嫌っていることを伝えているんじゃないか」と思ったり、食堂でクラスの子とご飯を食べていても周りから「キモい」「うわっ〇〇じゃん」と言われたり見つめられたりされているようなような気がしてきます。なんと無くそう感じるだけなので幻聴などではないと思いますし、食堂にいる人の大半が私の事を知らないはずなので被害妄想なこともわかってはいたのですが、毎日がすごく嫌でよく通学中に線路に飛び込んで死んでしまいたいとも思いましたが、親や兄弟に迷惑がかかるのが嫌でできませんでした。手首を切っただけでは簡単に死ねないことはわかっていましたし、よく聞く「辛くなくなる」という気持ちもいまいち理解できず、自分にそのつもりがなくても自分が辛いというアピールに思われてしまったら嫌だったのでリストカットもしませんでした。
そんなとき、ネットで鬱のチェックリストを見つけてやってみたところ多くが当てはまったため、私は鬱だったのか！だから具合が悪いんだ！と思って、鬱には薬があって治療もできると書いてあったのでなんだか安心しました。そのまま色々と辿っていくと検索候補に『鬱病 ウザい』『自称 鬱病』『鬱 アピール』などが出てきて、それを見ると世の中にはあまり信憑性のないらしい新型鬱、仮面鬱というものが存在していたことがわかり、そういった人達は色々なところで嫌われていました。
ようやく本題なのですが、本物の鬱ではないという特徴を挙げていたサイトがあり、その中に「鬱診断を喜ぶ」「1日寝たきりではない」などが挙げられていました。私は多分病名を付けられたら喜んでしまう気がしますし、寝たきりでもないです。新型鬱の特徴として楽をしたくて病名を名乗る、などがありましたが、私はそのタイプなのでしょうか…？またその場合それに効くような薬、治療法はあるのでしょうか？親が医者のため相談しようとしていたのですが、怠け者だと思われるのが怖くてできません。
回答お待ちしております。お願いします。
「新型うつ」という言葉に惑わされないで
まず、あなたが抱えている不安、本当に辛いですよね。過去のいじめの経験、そして現在の学校生活での人間関係への悩み、将来への漠然とした不安。これらの感情は、誰にとっても容易に乗り越えられるものではありません。特に、多感な時期である高校生にとっては、心身ともに大きな影響を与える可能性があります。
「新型うつ」という言葉は、インターネット上で様々な情報が飛び交い、誤解を招きやすい言葉です。大切なのは、診断名にとらわれるのではなく、あなたの心の状態を理解し、適切なサポートを受けることです。専門家は、あなたの話を聞き、適切なアドバイスや治療を提供してくれます。親が医者であることは、相談する上で大きな強みになるはずです。もし、話すことに抵抗がある場合は、信頼できる第三者（カウンセラー、スクールカウンセラーなど）に相談することもできます。
「新型うつ」とは？誤解を解く
「新型うつ」という言葉は、正式な医学用語ではありません。一般的には、従来のうつ病とは異なる特徴を持つとされる症状を指すことがあります。例えば、特定の状況下では症状が出ない、または症状の波がある、といった特徴が挙げられます。しかし、これらの特徴があるからといって、必ずしも「甘え」や「仮病」と決めつけられるものではありません。
- 従来のうつ病との違い： 従来のうつ病は、意欲の低下や気分の落ち込みが持続的に見られることが多いですが、「新型うつ」の場合は、特定の状況下でのみ症状が現れることがあります。
- 誤解： 「新型うつ」という言葉が一人歩きし、「甘え」や「怠け」と誤解されることがあります。しかし、心の病気は、個々の状況や原因によって異なり、一概に判断できるものではありません。
- 大切なこと： 専門家による適切な診断と、あなた自身の心の状態を理解することが重要です。
自己分析：あなたの心の状態を理解する
自分の心の状態を理解することは、問題解決の第一歩です。以下の点を参考に、自己分析をしてみましょう。
- 感情の記録： 毎日、自分の感情を記録する習慣をつけましょう。どんな時に不安を感じるのか、どんな時に気分が落ち込むのか、具体的に記録することで、自分の心のパターンが見えてきます。
- トリガーの特定： 不安や落ち込みを感じる「トリガー」（きっかけ）を特定しましょう。学校での人間関係、将来への不安、過去のトラウマなど、様々な要因が考えられます。
- 思考のパターン： 自分がどのような思考パターンを持っているのかを意識しましょう。「〇〇しなければならない」「〇〇でなければ失敗だ」といった、自分を追い詰めるような考え方をしていないか、確認してみましょう。
- 専門家への相談： 専門家は、あなたの心の状態を客観的に評価し、適切なアドバイスや治療を提供してくれます。一人で抱え込まず、積極的に相談しましょう。
多様な働き方を知る：将来への選択肢を広げる
将来への不安を抱えているあなたにとって、多様な働き方を知ることは、将来の選択肢を広げ、希望を持つことにつながります。従来の「就職」という働き方だけでなく、様々な選択肢があることを知っておきましょう。
- アルバイト・パート： 学校生活と両立しながら、社会経験を積むことができます。様々な職種を経験することで、自分の興味や適性を見つけることも可能です。
- フリーランス： 自分のスキルを活かして、自由な働き方を選ぶことができます。在宅でできる仕事も多く、時間や場所に縛られない働き方が可能です。
- 副業： 本業を持ちながら、自分の興味のある分野で副業をすることができます。収入アップだけでなく、スキルアップや自己実現にもつながります。
- 起業： 自分のアイデアを形にし、事業を始めることができます。リスクはありますが、大きなやりがいと成長を得ることができます。
これらの働き方は、あなたの状況や興味に合わせて選ぶことができます。まずは、様々な情報を集め、自分に合った働き方を見つけることから始めてみましょう。
キャリア形成のヒント：自己肯定感を高める
自己肯定感を高めることは、あなたの将来を切り開く上で非常に重要です。自己肯定感とは、自分の価値を認め、自分を好きになる気持ちのことです。自己肯定感が高い人は、困難に直面しても、前向きに乗り越えることができます。
- 小さな成功体験を積み重ねる： どんなに小さなことでも良いので、目標を設定し、達成する喜びを味わいましょう。例えば、「毎日30分勉強する」「苦手な科目を克服する」など、具体的な目標を設定し、達成したら自分を褒めてあげましょう。
- 自分の強みを見つける： 自分の得意なこと、好きなことを認識しましょう。自分の強みを活かせる仕事や働き方を見つけることで、自信につながります。
- 周囲のサポートを求める： 家族、友人、先生など、信頼できる人に相談し、サポートを求めましょう。一人で抱え込まず、周囲の人々に頼ることも大切です。
- ポジティブな言葉を使う： 自分自身に対して、ポジティブな言葉を使いましょう。「私はできる」「私は価値がある」といった言葉を意識的に使うことで、自己肯定感が高まります。
専門家への相談：一人で抱え込まない
あなたの抱える悩みは、一人で解決できるものではありません。専門家への相談は、あなたの心の健康を守り、将来への道を開くために非常に重要です。
- 精神科医・心療内科医： 専門的な診断と治療を受けることができます。必要に応じて、薬物療法やカウンセリングを受けることができます。
- カウンセラー： 悩みを聞き、心のケアをしてくれます。認知行動療法や対人関係療法など、様々な心理療法を受けることができます。
- スクールカウンセラー： 学校生活に関する悩みや不安を相談できます。進路相談やキャリア相談も行ってくれます。
- キャリアコンサルタント： 将来のキャリアについて相談できます。自己分析、適性検査、求人情報の提供など、様々なサポートを受けることができます。
専門家への相談は、決して恥ずかしいことではありません。むしろ、自分の心の状態を改善し、より良い人生を送るための、積極的な行動です。
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親とのコミュニケーション：理解を求める
親が医者であることは、相談する上で大きな強みになります。しかし、親に話すことに抵抗がある場合もあるでしょう。ここでは、親とのコミュニケーションを円滑にするためのヒントを紹介します。
- 自分の気持ちを正直に伝える： 自分の悩みや不安を、正直に伝えましょう。ただし、感情的にならず、落ち着いて話すことが大切です。
- 具体的な例を挙げる： どんな時に不安を感じるのか、どんなことで困っているのか、具体的な例を挙げて説明しましょう。
- 専門家の意見を伝える： 専門家からアドバイスを受けたことや、治療を受けていることを伝えることで、親の理解を得やすくなります。
- 一緒に解決策を探す： 親と一緒になって、解決策を探しましょう。親の経験や知識が、あなたの役に立つかもしれません。
- 焦らない： 親の理解を得るには、時間がかかることもあります。焦らず、根気強くコミュニケーションを続けることが大切です。
まとめ：未来への一歩を踏み出すために
この記事では、あなたが抱える不安を和らげ、将来への道を探るためのヒントを提供しました。大切なのは、一人で抱え込まず、専門家や信頼できる人に相談することです。そして、自己理解を深め、多様な働き方を知り、自己肯定感を高める努力を続けることです。
あなたの未来は、無限の可能性があります。困難に直面しても、諦めずに、一歩ずつ前に進んでいきましょう。
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