18年ぶりの帰国、どうしても気が進まない…複雑な心境を整理し、後悔しない決断をするには?
18年ぶりの帰国、どうしても気が進まない…複雑な心境を整理し、後悔しない決断をするには?
18年ぶりに帰国を検討されているとのこと、大変な決断を迫られている状況なのですね。長年離れていた実家への帰省、そして様々な事情が重なり、複雑な心境になっていることと思います。まずは、あなたの置かれている状況と、その中での葛藤を理解することから始めましょう。
実家を離れて18年。それでもやはり、どうしても里帰りしたくないのです。
欧州に住み18年になります。
昨年末に実家の父親が他界し、こちらの家庭内の事情で
死に目にも遭えなかったため、実に18年ぶりになりますが
家族を連れて今年の夏あたりに帰国し、墓参りをしようと予定を立てております。
実家には80歳を超えた母がひとりで頑張っていてくれますが、
年齢が年齢ですし、これを機会に帰国して会っておこうと思っています。
しかし、正直にいいますと私は、どうしても帰国したくないのです。
(理由を説明しますと長くなりますので
以下、箇条書きに致します。長くなって申し訳ありません)
- パートナーが身体障害者で、ほぼ24時間つきっきりで世話をしなくてはならない。
(重度の脳梗塞を患い、言語障害及び右上半身不随の後遺症があるため) - 家族は日本語が話せないので、私がどこへ行くにも通訳をしなくてはならない。
- 帰国するとすれば7月下旬から8月上旬を予定しているが、蒸し暑さに
非常に弱い家族がいる(気温27度以上になると頻発性熱中症で倒れる) - (私の憶測ではありますが)母が痴呆気味。(電話での会話でも、幾度も同じ話を繰り返して語り、すでに何度も私に対して話したことを忘れている)
- 母は、インターネットやスマホなどを「他人に騙されたり、付け込まれたりする要因を生む
悪魔の機械(!!)」と言って断固として使いたがらないので、連絡が非常に取りにくい。 - 家族からは、「いつ日本に行くのか?」「格安チケットは早めに売り切れるだろうから、今から購入しておいたほうがいいのではないか?」と毎日、せっつかれていて
行く気などすっかり失せてしまった。(もちろん、飛行機代や宿泊費は私が捻出(家族を養っているのは現在、私のみのため)
このような理由から、心の中ではすでに99%、帰国したくなくなってしまいました。
仮に一人で帰国できたとしても、やはり、帰りたくありません。
母に会わなくてないけないと頭では理解しつつも、
心底、「お母さん!会いたい!」とは、18年間会わずにいても
一度たりとも思ったことがなく、
今もその気持ちに変わりはありません。
母も、父が他界して葬式が終了するまではもちろん不安だったこともあり、
私に会いたい、宿泊費や飛行機代も出すから、と言っていましたが、
一旦落ち着いたら、金銭関係の話はご破算になってしまいました。
(私の心境を察してか、「どうしてもイヤだというのなら、
無理をするのはやめなさい。どこでどんなテロがあるか、
飛行機事故があったらどうなるか、危ないからやめたほうがいい」と言っています)
ちなみに、私の両親は離婚こそしませんでしたが、
私が物心ついたときから、お互いにとっかえひっかえ愛人がいました。
(今でいう、ゲスの極みです)
ときには、愛人が私を幼稚園に連れて行ってくれたこともありましたし、
帰宅しても父も母も家にいないので、愛人の家を訪れて
夕食を食べさせてもらった、という経験もあります。
両親も愛人たちもそのうしろめたさから、私には常に遠慮してくれていたので
決して家や(愛人宅)での居心地が悪かったことはありませんし、
何を置いても私が一番だったことは幸いでした。
ただ、自分が親になってみて、両親のやっていたことが
非常識であることが身にしみてわかり、
以来、親の顔を見たい、と思わなくなってしまったのです。
18年も会わずにいたのは、それが理由です。
ただ、私の家族は今、すっかり帰国するつもりでいるので
今更、言いだしにくいことはありますが
費用は全部、私持ちになる(貯金のほとんどを費やすことになります)わけで、
少しくらい強く出てもいいかな、とも思っています。
御叱り、御指導、どんなことでも結構です。皆様の御意見を参考にさせて頂ければ幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。
1. 状況の整理と感情の理解
まず、あなたの置かれている状況を整理し、抱えている感情を深く理解することから始めましょう。帰国をためらう理由は多岐にわたり、それぞれが非常に重要な問題です。
- パートナーの介護: 24時間付き添いが必要なパートナーの介護は、心身ともに大きな負担です。帰国の準備、移動、滞在中も、この負担は軽減されません。
- 家族とのコミュニケーション: 言語の壁は、帰国中のコミュニケーションを困難にします。あなたが通訳を担うことで、自身の自由な時間が制限され、精神的な負担も増えます。
- 気候への懸念: 暑さに弱い家族がいる場合、日本の夏の高温多湿な気候は健康上のリスクを高めます。
- 母親との関係: 母親との関係性、特に過去の出来事に対する感情が、帰国への抵抗感を生んでいます。
- 金銭的な負担: 帰国費用をあなたが負担することは、経済的な負担だけでなく、心理的な負担にもつながります。
これらの要因が複雑に絡み合い、帰国に対する強い抵抗感を生み出しているのです。
あなたは、これらの問題を抱えながら、どのように決断すれば良いのか悩んでいることでしょう。
2. 帰国しないという選択肢を検討する
帰国しないという選択肢も、現実的な選択肢として検討する価値があります。
無理に帰国する必要はありません。
あなたの心身の健康を最優先に考え、後悔のない選択をすることが重要です。
- 母親との関係性: 18年間会っていないという事実、そして過去の出来事に対する感情を考慮すると、無理に会うことが必ずしも良い結果をもたらすとは限りません。
- パートナーの健康状態: パートナーの健康状態を最優先に考え、長時間の移動や慣れない環境での滞在が、パートナーに与える影響を慎重に検討しましょう。
- 経済的な負担: 帰国費用は、あなたの貯蓄を大きく圧迫する可能性があります。経済的な負担が、あなたの精神的な負担を増大させることも考慮しましょう。
帰国しない場合、母親との関係をどのように維持していくか、具体的な方法を検討する必要があります。
電話やビデオ通話、手紙など、無理のない範囲でコミュニケーションを続ける方法を模索しましょう。
3. 帰国する場合の準備と対策
もし、帰国を決意した場合、様々な準備と対策が必要です。
事前の準備をしっかりと行うことで、帰国中の負担を軽減し、より良い時間を過ごすことができます。
- パートナーの健康管理: 帰国前に、かかりつけ医に相談し、長時間の移動や環境の変化に対するアドバイスを受けてください。必要な薬や医療機器を忘れずに持参し、滞在中の医療体制についても調べておきましょう。
- 移動手段と宿泊先の選定: パートナーの移動の負担を最小限に抑えるため、バリアフリー対応の航空機や宿泊施設を選びましょう。移動時間や乗り換え回数も考慮し、無理のないスケジュールを立てることが重要です。
- 熱中症対策: 滞在先の気候を考慮し、涼しい時間帯の外出や、室内での適切な温度管理など、熱中症対策を徹底しましょう。
- コミュニケーションの準備: 家族とのコミュニケーションを円滑にするため、翻訳アプリや通訳サービスなどを活用しましょう。事前に、伝えたいことや確認しておきたいことを整理しておくと、スムーズなコミュニケーションに役立ちます。
- 金銭的な計画: 帰国にかかる費用を事前に見積もり、予算を立てましょう。予期せぬ出費に備えて、余裕を持った資金計画を立てることが大切です。
4. 家族とのコミュニケーション
帰国を巡る家族とのコミュニケーションは、非常にデリケートな問題です。
あなたの気持ちを理解してもらい、円滑なコミュニケーションを図るために、以下の点に注意しましょう。
- 正直な気持ちを伝える: 帰国したくない理由を、正直に、しかし穏やかに伝えましょう。感情的にならず、冷静に説明することが大切です。
- 相手の気持ちを理解する: 家族の気持ちにも寄り添い、なぜ帰国を望んでいるのか、その背景を理解しようと努めましょう。
- 代替案を提示する: 帰国できない場合の代替案を提示することで、家族の理解を得やすくなります。例えば、ビデオ通話の頻度を増やす、近いうちに一人で帰国する、など具体的な提案をしてみましょう。
- 専門家の意見を求める: 家族関係の問題に詳しい専門家(カウンセラーなど)に相談し、アドバイスを求めることも有効です。
5. 後悔しないための決断
最終的な決断を下す前に、以下の点を考慮し、後悔のない選択をしましょう。
あなたの心と、家族の気持ち、そして現実的な状況を総合的に考慮し、最善の選択をすることが重要です。
- 自分の気持ちに正直になる: 帰国したいのか、したくないのか、自分の本心と向き合いましょう。
- 家族の気持ちを理解する: 家族が何を求めているのか、なぜ帰国を望んでいるのか、その背景を理解しましょう。
- 現実的な状況を考慮する: パートナーの健康状態、経済的な負担、気候など、現実的な状況を考慮しましょう。
- 長期的な視点を持つ: 今だけの感情にとらわれず、長期的な視点で、後悔しない選択をしましょう。
- 専門家への相談: 専門家(キャリアコンサルタント、カウンセラーなど)に相談し、客観的なアドバイスを受けることも有効です。
最終的な決断は、あなた自身が下すものです。
あなたの人生にとって、最善の選択をしてください。
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6. まとめ
今回の相談は、18年ぶりの帰国を前に、複雑な心境を抱えるあなたの悩みにお答えしました。帰国に対する様々な障壁、そして母親との複雑な関係性から、帰国をためらっている状況でしたね。
今回の記事では、あなたの状況を整理し、帰国しないという選択肢も含めて、様々な可能性を検討しました。そして、帰国する場合の準備や対策、家族とのコミュニケーションのポイント、後悔しないための決断について、具体的なアドバイスを提示しました。
最終的に、どのような選択をするかは、あなた自身が決めることです。あなたの心と、家族の気持ち、そして現実的な状況を総合的に考慮し、最善の選択をしてください。そして、その決断が、あなたの人生にとって、より良いものとなることを心から願っています。
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