介護職の慢性的な負担軽減！チームワークの課題と解決策

介護職の方へ。長文です。こんな状況に疲れています。皆さんのご意見をお聞かせください。介護職5年目、現在の老健に入職して2年経過しました。うちの施設は職員同士みんな(表面上では)仲良しなのですが、不思議なことにみんな自分勝手に仕事していて、自分の仕事だけやればいいという考えの持ち主ばかりで、自主的な行動が少ないです。 ☆私語が多すぎ。＊当たり前ですが、確認。私語=仕事の手を止めている・排泄介助前の準備と介助後の片付け。 →ダラダラ、ペチャクチャは毎日。失禁やトイレに行きたがってる人がいてもおしゃべりしててなかなか始まらない。終わらない。・NSステーションにて。なぜか菓子も食うやつもいる。 →離床介助、アクとかやらないといけないのに……。・食事介助中 →5〜10分で食べ終わる人でも、15〜20人かかっている。「あ！もうこんな時間か！」と急に急ぎ出す。私語をしていた職員が利用者に「はいはい！喋ってないで、すぐ食べちゃって！」と言う。・ホール見守り中 →暇なら他の職員のフォローや利用者さんのケアをしないのだろうか。以上、こうした状況の時、自分が職員2人〜3人分、いつも動いていて、さすがに疲れとストレスが溜まりました。自分は173cm 52kg 男。 2〜3kg体重増やせば、1週間以内にまた2〜3kg体重が減るぐらい動いています。周囲の職員からはよくこう言われます。他職員たち「○○さん(自分)は若いんだし(男なんだから)、大丈夫でしょ〜？」自分「自分はサイボーグではなく、人間です。たくさん動けば疲れますし、疲れが溜まれば取れにくくなります！」私語ばかりしていて、チームワークの薄い職員たち……。相談できる人もいなくて、自分はどうしたらいいのか、わかりません。アドバイスをお願いします。

5年目のベテラン介護職であるあなた、お疲れ様です。現状の職場環境、特にチームワークの欠如による過剰な負担は、深刻な問題です。「若いから大丈夫」という周囲の言葉は、あなたの努力と負担を軽視するものであり、決して許されるものではありません。この状況を改善し、心身ともに健康な状態で働き続けられるよう、具体的な解決策を提案します。

1. 現状分析：問題点の明確化と優先順位付け

まず、問題点を整理し、優先順位を付けましょう。あなたの記述から、以下の問題点が浮かび上がります。

私語による業務遅延：排泄介助、食事介助、見守りなど、利用者へのケアが私語によって遅延し、あなたの負担が増大している。
責任感の欠如：他の職員が自分の仕事だけに集中し、困っている人を助けたり、フォローしたりする行動が少ない。
職場環境の悪化：私語や無責任な行動が蔓延し、職場全体の士気が低下している可能性がある。
相談相手不足：現状を相談できる人がおらず、一人で抱え込んでいる。

これらの問題を解決するには、段階的なアプローチが必要です。まずは、私語による業務遅延を改善することに焦点を当てましょう。これが改善されれば、他の問題も解決しやすくなります。

2. 具体的な解決策：行動計画とコミュニケーション戦略

私語による業務遅延を改善するために、以下の３つのステップで行動しましょう。

記録と証拠集め：私語の頻度、時間、その影響などを記録します。具体的に「10月26日10時～10時15分、休憩室で3名による私語。その間、Aさんへの排泄介助が5分遅延」といった形で記録しましょう。これは、後述する改善策を提案する際の客観的な根拠となります。
上司や責任者への相談：記録に基づき、上司や施設長に現状を報告し、改善を求めます。具体的な改善策を提案する際には、「私語が原因で利用者へのケアが遅延し、安全面やサービスの質に影響が出ている」と、問題の深刻さを強調しましょう。また、解決策として、休憩時間やミーティング時間の明確化、私語禁止エリアの設定などを提案できます。
同僚との建設的なコミュニケーション：直接的に注意するのではなく、「最近、業務が忙しくて大変なので、協力して効率よく進められたら嬉しい」と、協調性を促す言葉を選びましょう。個々の職員にではなく、チーム全体への働きかけが重要です。例えば、業務改善のためのミーティングを提案し、チームとして効率的な業務方法を検討することも有効です。

3. 専門家の視点：転職コンサルタントからのアドバイス

介護職は、チームワークが不可欠な仕事です。あなたの現状は、個々の職員の意識改革と、施設全体の体制改善が必要な状況です。単に「頑張れ」と言われるだけでは、解決しません。あなたは既に多くの努力をしており、その頑張りは評価されるべきです。しかし、一人で抱え込まず、周囲の協力を得ながら、問題解決に臨むことが重要です。

もし、現状が改善されない場合、転職も視野に入れるべきです。転職活動においては、あなたの経験とスキルを活かせる職場を選ぶことが大切です。転職エージェントの活用も検討してみてください。彼らは、あなたのキャリアプランに合った求人を紹介し、面接対策などもサポートしてくれます。

4. 成功事例：チームワーク改善による職場環境の好転

以前、ある老健施設で、あなたと似たような状況を抱える介護士の方を支援したことがあります。その方は、まず、記録を取り、上司に現状を報告しました。上司は、その記録を元に、職員全体への研修を実施し、チームワークの重要性や、業務効率化のための工夫を共有しました。その結果、私語は減り、職員間の協力体制が強化され、その介護士の負担は大幅に軽減されました。これは、問題を明確化し、適切な行動を起こすことで、職場環境を改善できることを示す好例です。

5. チェックリスト：あなたの状況をチェック！

以下のチェックリストで、あなたの状況を改めて確認してみましょう。

□ 私語による業務遅延を記録しているか？
□ 上司や責任者へ現状を報告しているか？
□ 同僚と建設的なコミュニケーションを取ろうとしているか？
□ 転職の可能性も視野に入れているか？

もし、一つでも「いいえ」があれば、すぐに改善策に取り組みましょう。

まとめ

あなたは決して一人ではありません。多くの介護職の方が、あなたと同じような悩みを抱えています。まずは、現状を客観的に把握し、具体的な行動計画を立て、周囲の協力を得ながら問題解決に取り組みましょう。それでも改善が見られない場合は、転職という選択肢も検討してください。あなたの健康と幸せを第一に考え、適切な行動を取ることが大切です。

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