33歳既婚子持ち女性が看護師を目指す！社会人入試の志望動機作成アドバイス

３３歳既婚の子持ち女です。高齢の方に関わるのが大好きで、パートも含め介護職を１０年以上やっています。この度周囲の理解もいただき、看護師を目指して看護学校受験をすることになりました。社会人入試を受けるつもりですが、志望動機が一番重要とのことなのでアドバイスを頂きたいと思います。自己ＰＲ欄に「私はヘルパー２級を取得後、高齢者分野で１０年以上働いてきました。高齢の方々の、病気や障害を抱えて思うように生活できなくても他者への気配りを忘れないその姿勢を心底尊敬し、福祉職のプロとしてこの方達の支えになりたいと技術や知識を身につけて来ました。しかし当然、高齢者の方の日常生活と病気の関係は切り離して考える事は出来ません。そんな時自分には出来ない医療行為と医療の知識で、患者様のＡＤＬだけでなくＱＯＬの向上も図っていく看護師に強い憧れと尊敬を抱いてきました。介護職として自分は日常生活の支援をし、医療的な部分は看護師と連携をとってケアをしていくことが重要だと理解しています。しかし、高齢者の方や患者様を理解したい・真摯に寄り添って援助したいと考えた時、医療の知識と技術は不可欠なものだと思います。今後は介護の知識と技術を生かしながら看護師として医療の知識と技術を学び、利用者様や患者様に真に寄り添った援助と治療が行えたらと考えています。宜しくお願いいたします。」と記載しようと思うのですがどうでしょうか？年齢も年齢なので絶対受かりたいと必死です（汗）アドバイスどうか宜しくお願いいたします。

フォーマットB：仮想インタビュー・対話形式

インタビュアー：志望動機、素晴らしい内容ですね。10年以上介護職に携わってきた経験が、力強く伝わってきます。ただ、社会人入試では、経験だけでなく、あなたの「これから」を明確に示すことが重要です。現状の文章では、少し「過去」の記述に偏っているように感じます。

33歳受験者（仮名：佐藤さん）：ありがとうございます！年齢も年齢なので、どうしてもこれまでの経験を強調してしまいがちなんです…。「これから」の部分が弱いと感じていました。具体的にどうすれば良いでしょうか？

インタビュアー：まず、あなたの文章の良い点を挙げると、高齢者の方々への深い理解と尊敬の念が、誠実に表現されている点です。これは大きな強みです。しかし、この思いを、看護師としての具体的な目標やビジョンと結びつける必要があります。例えば、どのような看護師を目指したいのか、どのような患者さんに寄り添いたいのか、具体的なエピソードを交えて記述することで、説得力が格段に上がります。

具体的な改善策として、以下の3点を意識してみましょう。

具体的な目標設定：「高齢者のQOL向上に貢献したい」という漠然とした目標ではなく、「〇〇という疾患を持つ高齢者の、リハビリテーションを支援し、自立支援に繋げる看護師になりたい」など、具体的な目標を設定しましょう。これは、あなたの10年間の経験から導き出せるはずです。
経験に基づいたエピソード：過去の介護経験から、看護師として役立つ具体的なエピソードを1つ、2つ加えましょう。例えば、「〇〇という状況で、医療的な介入が必要だと感じ、看護師の協力を得ることで、患者さんの状態が改善した」といった経験は、あなたの適性と熱意を効果的に示せます。エピソードには、状況、あなたの行動、結果を明確に記述しましょう。
学校への期待：この学校で学びたいこと、将来どのように活かしたいかを明確にしましょう。例えば、「この学校の〇〇という教育システムを通して、高齢者看護の専門性を高めたい」「在学中に取得できる資格を活かして、地域貢献したい」など、具体的な学校への期待を示すことで、入学意欲を効果的に伝えられます。

佐藤さん：なるほど！具体的な目標とエピソードを織り交ぜることで、より説得力が増すんですね。学校への期待も加えることで、入学への熱意も伝わると思います。

インタビュアー：そうです。年齢は決してハンデではありません。10年間の経験と、これから看護師として目指す明確なビジョンを組み合わせることで、あなたの魅力を最大限にアピールできます。自信を持って、あなたの想いを伝えましょう！

成功事例：経験を活かした志望動機

例えば、別の受験者である田中さんは、訪問介護の経験を活かし、「在宅医療に携わる看護師として、高齢者の生活の質を高めたい」という目標を掲げました。彼女は、具体的な事例として、認知症の高齢者の介護を通して、医療的なケアの必要性を感じた経験を記述。その経験から、看護師としての専門性を高め、在宅医療の現場で貢献したいという強い意志を示しました。この具体的なエピソードと明確な目標設定により、彼女は見事合格を果たしました。

専門家の視点：社会人入試のポイント

社会人入試では、経験と熱意、そして将来への展望が重要視されます。年齢を気にする必要はありません。むしろ、長年の経験から培われた深い洞察力や、社会人としての責任感、そして学び続ける姿勢をアピールすることで、大きなアドバンテージとなります。

具体的なアドバイス：志望動機の書き方

結論ファースト：まず、あなたが目指す看護師像を簡潔に述べましょう。
経験に基づく理由付け：介護経験から得た学びや気づきを具体的に記述し、看護師を目指す理由を明確にしましょう。
学校への期待：この学校で何を学び、どのように成長したいのかを具体的に記述しましょう。
将来の展望：看護師としてどのような貢献をしたいのか、具体的なビジョンを示しましょう。
熱意と誠意：あなたの熱い思いと、患者さんへの誠実な姿勢を言葉で伝えましょう。

まとめ

佐藤さんの志望動機は、高齢者への深い理解と尊敬の念が感じられ、素晴らしい出発点です。しかし、社会人入試では、過去の経験だけでなく、将来のビジョンを明確に示すことが重要です。具体的な目標設定、経験に基づいたエピソード、そして学校への期待を織り交ぜることで、より説得力のある志望動機を作成できます。年齢はハンデではありません。あなたの経験と熱意を最大限に活かし、自信を持って受験に臨んでください。

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