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介護職のサービス提供責任者として:やってはいけない訪問介護と適切な引継ぎ方法

介護職のサービス提供責任者として:やってはいけない訪問介護と適切な引継ぎ方法

介護職されている方に質問です。私は介護福祉士でグループホーム6年勤務を退職して、今、サービス提供責任者として、勤務始めました。今、私を指導されている、今月退職される方の引継ぎで利用者様宅に挨拶回りをしてますが、指導されている方が、やってはいけない事。訪問介護なら窓拭き、ペットの世話。電球の傘を拭いてます。また、私の住んでる場所、私の電話番号を勝手に利用者様に教えたり、利用者様にお世話係辞めますので後任のお世話係連れてきました。って私を紹介したりします。介護職=お世話係。って思った事が私は無かったんですが、どうもお世話係って言う言葉はなんかちがう様な感じに受けて、違和感を感じて今モヤモヤしてます。訪問介護でやってはいけない事を上司に報告をするべきか?しないべきか?今それでも悩んでる状態です。介護職されてる、他の方の考え方も知りたくて、質問してみました。長文ですが、すいません。ご回答お願いします。

介護福祉士として6年間グループホームで勤務され、サービス提供責任者として新たな職場で勤務を開始されたとのこと。前任者の方の引継ぎにおいて、いくつかの問題点を感じられているようですね。具体的には、訪問介護における業務範囲外行為(窓拭き、ペットの世話、電球の傘拭き)、個人情報の不適切な開示(住所、電話番号)、そして「お世話係」という表現への違和感です。これらの問題について、上司に報告すべきか悩んでいらっしゃるというご相談ですね。

結論から言うと、上司への報告は強く推奨します。前任者の行為は、介護サービスの倫理規定や、場合によっては法令にも抵触する可能性があります。放置することで、利用者の方へのリスクや、あなたの職場の信用問題にも繋がりかねません。まずは、具体的な事例を整理し、冷静に上司に報告しましょう。

ケーススタディ:前任者の行為と適切な対応

前任者の行為を一つずつ見ていきましょう。まず、窓拭き、ペットの世話、電球の傘拭きは、訪問介護の業務範囲外です。訪問介護は、利用者の方の身体介護や生活援助が中心です。これらの行為は、本来であれば、家事代行サービスなどの別のサービスを利用するべきです。もし、利用者の方から依頼があったとしても、サービス提供責任者として、適切なサービスの提案を行う必要があります。これは、利用者の方の安全を守るためにも重要です。

次に、個人情報の不適切な開示です。あなたの住所や電話番号を勝手に利用者様に伝える行為は、重大なプライバシー侵害です。これは、個人情報保護法に抵触する可能性があります。また、「お世話係」という表現も、利用者の方を「世話される側」という立場に置いてしまう表現で、利用者の方の人格を尊重していないと受け取られる可能性があります。介護職は、利用者の方を「お世話する」のではなく、「共に生きる」という視点が重要です。

これらの問題を上司に報告する際には、具体的な日付、時間、場所、状況を記録しておきましょう。証拠となる記録があれば、より説得力のある報告ができます。また、あなたの感情的な反応ではなく、事実を淡々と報告することが重要です。例えば、「前任者は、〇〇日に〇〇の利用者宅を訪問した際、窓拭きを行っていました。これは訪問介護の業務範囲外であるため、問題だと感じています。」といったように、具体的な事実を述べることで、上司も問題の深刻さを理解しやすくなります。

専門家の視点:適切な引継ぎと倫理的な問題

介護の専門家として、このケースは、適切な引継ぎが行われていなかったという点で大きな問題があります。引継ぎは、利用者の方の安全と安心を確保するために非常に重要です。前任者は、業務範囲外の行為や個人情報の不適切な開示といった、倫理的に問題のある行為を繰り返していました。これは、あなたのキャリアにも悪影響を及ぼす可能性があります。

適切な引継ぎには、利用者の方への訪問だけでなく、記録の確認、サービス内容の確認、利用者の方の状況の共有などが含まれます。また、前任者からあなたへの指導や教育も必要です。もし、前任者からの指導が不十分だった場合は、上司に相談し、適切な指導を受けるようにしましょう。

具体的なアドバイス:報告方法と今後の対応

上司への報告は、書面で行うことをお勧めします。書面であれば、記録として残すことができ、後々のトラブルを防ぐことができます。報告書には、具体的な事例、あなたの感じた違和感、そして今後の対応について記述しましょう。報告後、上司からどのような指示が出されるかによって、あなたの対応も変わってきます。上司の指示に従い、適切な対応を心がけましょう。

また、この経験を今後のキャリアに活かすことも重要です。今回の経験を通して、あなたは、倫理的な問題や適切な業務範囲について、より深く理解することができたはずです。この経験を踏まえ、より質の高い介護サービスを提供するために、常に学び続ける姿勢を持ち続けましょう。

さらに、同僚や上司とのコミュニケーションを積極的に行い、問題が発生した場合には、一人で抱え込まずに相談することが大切です。職場環境によっては、相談しやすい雰囲気を作ることも重要です。信頼できる同僚や上司と良好な関係を築くことで、より働きやすい環境を作ることができます。

成功事例:スムーズな引継ぎとチームワーク

以前、私が関わったグループホームでは、前任者から後任への引継ぎが非常にスムーズに行われました。前任者は、後任に丁寧に業務内容を説明し、利用者の方の状況を共有しました。また、後任は、積極的に質問し、不明な点を解消しました。その結果、利用者の方へのサービスの質は維持され、スムーズな引継ぎが完了しました。この事例のように、丁寧なコミュニケーションと情報共有が、スムーズな引継ぎと、そして良好な職場環境を作る上で非常に重要です。

このように、今回の問題は、単なる前任者の問題ではなく、職場全体のシステムや教育体制の問題を反映している可能性もあります。上司への報告を通じて、これらの問題点の改善に繋げることができれば、あなた自身にとっても、そして職場全体にとっても、大きなプラスとなります。

まとめ

今回のケースは、訪問介護における業務範囲、個人情報保護、そして利用者の方への接し方といった、介護職として非常に重要な点を改めて考えさせられる事例です。上司への報告は、あなた自身のキャリアを守るためにも、そして利用者の方の安全と安心を守るためにも、非常に重要な一歩となります。事実を正確に、冷静に報告し、今後の対応について上司と相談することで、より良い解決策を見つけることができるでしょう。

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