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介護職の悩み!認知症と統合失調症を持つ利用者への対応と、自身のキャリアを考える

介護職の悩み!認知症と統合失調症を持つ利用者への対応と、自身のキャリアを考える

介護職経験者の方、相談に乗っていただけませんか?私は小規模多機能型に勤務する者です。特定の利用者さんがあまりにも怒鳴ったりきれたような態度になる為、悩んでしまいます。その方は女性で、75歳の方です。認知もあり、統合失調症もあります。事情はわかりませんが、以前の施設にいられなくなり、私の職場の施設に移られたそうで、いらっしゃってから2カ月ほど経過いたしました。年配のスタッフには優しく接してくださいますが、私や他の若手女性スタッフには突然キレることが多々あります。認知はそんなに進んでいないようではありますが、やはりまだらに感じられます。他のベテランスタッフにはそういった別の顔は見せない為、相談してもまともに聞いてもらえないのですが、その利用者さんは施設に入居されていますので、毎日顔を合わせますし、その利用者さんが私を嫌いなら私がいたら周りに迷惑なんじゃないかと毎日悩んでいます。昨夜も食事の際、私が調理当番でしたが、ほかの利用者さんの前で「なにこれ・・・まずい・・・こんなものたべられないわ」と言い始め、(これもそっちゅうあります)いきなり立ち上がり「なにもあじつけしてないのね~」と怒った口調でいいはじめ、「そうですか。お醤油はかけたんですけどね」と優しく言ったとたん「かかってない!!」と大声でどなり、お盆を食事カウンターにバンッ!!とたたきつけられました。私は職員だから仕方のないことですが、心臓が飛び出しそうで、ほかの利用者さんはみなさんが全員が全員認知症ではないので、すごくショックをうけた顔をしていて殺伐とした夕食になってしまいました・・・。ちなみに私は調理師免許もありますし、極端に料理できない人というわけではないです。しかし塩分管理で若干薄めの味付けの指示は守っていますが、その方は醤油の家庭用ボトルを半分ほどダボダボとあふれるようにかけて席につきました。これでは健康管理もできませんが、私には多々すごく怒鳴る方ですので、周りの利用者さんのこともあり、あまり言えなくなってきました。他の利用者さんに声かけをしているときも、その方がよこから「うるさいわね~」など口を挟まれるので、肌着でうろうろしている他の利用者さんに声かけもなかなかできません。とにかくきにいらないのかな?なにをするにも・・・なるべくその方の意思を尊重し、私は遠目から見守るようにはしていますが、他の利用者さんの事を考えると悩んでしまいます。わたしはどういった対応をしたらいいのか、その方が私を嫌なら施設を移ったほうがいいのか、だれかお応えいただけませんか?よろしくお願いします。

結論から言うと、あなた自身の気持ちと、利用者さんの状態、そして他の利用者さんへの影響を考慮した上で、適切な対応と職場環境の改善を検討することが重要です。

まず、ご自身の状況を整理しましょう。あなたは、献身的に介護業務に取り組んでおり、調理師免許も持つプロフェッショナルです。しかし、特定の利用者さんからの攻撃的な言動に悩まされ、心身ともに疲弊している状態です。これは決してあなたの責任ではありません。認知症と統合失調症を抱える利用者さんへの対応は、高度なスキルと経験、そしてチームとしてのサポートが不可欠です。

1. 利用者さんの状態と背景の理解

75歳の女性利用者さんは、認知症と統合失調症を併発しており、以前の施設を退去した経緯があります。この背景には、様々な要因が考えられます。例えば、症状の悪化、人間関係のトラブル、施設の対応への不満などです。彼女があなたや他の若手女性スタッフにだけ攻撃的な態度を取る理由は、過去の経験やトラウマ、あるいは無意識の感情表現の可能性があります。ベテランスタッフには良い態度を取るということは、彼女なりの人間関係の築き方、あるいは年齢や立場による対応の違いを示唆しているのかもしれません。

重要なのは、彼女の行動の背景にある感情やニーズを理解しようとすることです。 これは容易ではありませんが、記録や他のスタッフからの情報収集、そして専門家(精神科医やケアマネージャーなど)の協力を得ながら、彼女の行動パターンやトリガー(引き金)を分析することが重要です。例えば、特定の時間帯や状況で攻撃的になる傾向があるか、特定の言葉や行動に反応するかなどを観察し記録しましょう。これは、適切な対応策を立てるための第一歩です。

2. 効果的なコミュニケーションと対応策

怒鳴られたり、暴言を吐かれたりするのは辛い経験ですが、彼女の行動は病気の症状によるものだと理解することが大切です。感情的に反応せず、冷静に対応することが重要です。具体的には、以下の点を意識しましょう。

  • 落ち着いて、ゆっくりと話しかける: 高い声や早口は、彼女をさらに興奮させる可能性があります。
  • 簡潔で分かりやすい言葉を使う: 複雑な言葉や指示は、理解しにくく、混乱を招く可能性があります。
  • 非言語コミュニケーションを活用する: 笑顔や優しい表情、穏やかな身振り手振りは、言葉以上に効果的な場合があります。
  • 彼女の気持ちを理解しようと努める: 「お気持ちお察しします」など、共感の言葉を添えることで、彼女の不安や怒りを軽減できる可能性があります。
  • 物理的な距離を保つ: 必要以上に近づきすぎると、彼女を脅威に感じさせる可能性があります。
  • 安全確保を優先する: 彼女の行動が危険な場合は、他のスタッフに助けを求めましょう。

食事の件に関して、塩分管理の指示を守りつつ、彼女の好みに合わせた工夫も必要です。例えば、醤油を別添えにする、少量ずつ提供する、他の調味料を用意するなど、柔軟な対応を検討しましょう。彼女の醤油の大量使用は、味覚の変化や、不安やストレスからの行動の可能性があります。その点を考慮した対応が必要になります。

3. チームとしての連携とサポート体制

ベテランスタッフに相談してもまともに聞いてもらえないとのことですが、これは非常に深刻な問題です。チームとして、利用者さんへの対応について共有し、連携することが不可欠です。まずは、あなたの悩みを改めて、具体的な事例を交えながら、上司やケアマネージャーに相談してみましょう。一人で抱え込まず、チーム全体で解決策を探る必要があります。

職場環境の改善も重要です。 若手スタッフへの研修や、認知症・統合失調症への理解を深めるための教育プログラムの導入を提案してみましょう。また、定期的なスタッフミーティングで、利用者さんへの対応について情報共有し、困りごとを話し合える場を作ることも大切です。

4. あなた自身のケア

あなたは、利用者さんのケアだけでなく、自身のメンタルヘルスにも気を配る必要があります。毎日、ストレスを抱えていると、心身ともに疲弊してしまいます。以下の点を意識しましょう。

  • 休暇を積極的に取得する: 心身のリフレッシュは、仕事のパフォーマンス向上にも繋がります。
  • 同僚や友人、家族に相談する: 一人で抱え込まず、周りの人に話を聞いてもらうことで、気持ちが楽になります。
  • 専門機関への相談: 必要であれば、産業医やカウンセラーに相談しましょう。

施設を移るかどうかは、あなた自身の判断です。しかし、現状の職場環境があなたにとって非常に辛いものであれば、転職も一つの選択肢です。他の施設では、より適切なサポート体制が整っている可能性があります。転職活動の際には、キャリアカウンセリングなどを活用して、あなたに合った職場を見つけることをお勧めします。

5. 成功事例と専門家の視点

このようなケースでは、専門家の介入が効果的です。認知行動療法や、アセスメントに基づいた個別ケアプランの作成、そしてチーム全体への研修などが有効な手段となります。成功事例として、ある小規模多機能型居宅介護事業所では、認知症専門の看護師を配置し、スタッフへの教育と、利用者さんへの個別対応を行うことで、同様のトラブルを大幅に減少させることに成功しています。また、定期的なケースカンファレンスを実施することで、チーム全体で情報共有し、対応を改善しています。

まとめ

この状況は、あなた一人の力では解決できない可能性があります。まずは、職場の上司やケアマネージャー、そして専門機関に相談し、チームとして解決策を探ることが大切です。利用者さんの状態を理解し、適切なコミュニケーションを取り、自身のメンタルヘルスにも配慮しながら、一歩ずつ対応を進めていきましょう。そして、あなたのキャリアパスについても、じっくりと検討し、より働きやすい環境を見つける努力をしましょう。介護職はやりがいのある仕事ですが、心身ともに健康であることが前提です。自分を大切にして、長く続けられる環境を築いていきましょう。

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