介護職23歳、連携ミスで暴言…これは介護の現場の現実？

現在、介護職（グループホーム）にて従事しております。現在介護歴二ヶ月の男２３歳です。つい先日、業務上のミスを犯してしまいました。理由は利用者に怪我をさせたことなどではなく、私がいるグループホームの隣に併設されている小規模多機能との連携が上手くいかなかった事により起こりました。詳しく述べると、まず私は夜勤の明けでユニットにおり、そこで職場の緊急用ピッチに着信があり、一回目は知らない番号だったのででなかったのですが、また再び同じ番号からかかってきたので応答しました。すると聞き取りにくい声だったのですが名前と「準備ができてるからきて」「向こうは分かってるから」とおっしゃられました。尚、その人物は小規模多機能の送迎のために電話された利用者様だったようです。しかしながら、このピッチに小規模多機能の利用者からの電話があることも知らされておらず、上記の発言もあり、小規模の職員には既に一報がいっているはず。と、解釈をしてしまい報告を怠ってしまいました。後日、お叱りを受けるのは当然だと小規模の方まで謝罪をしに行きました。すると「へらへらすんな」「小規模職員全員に頭をさげろ」「利用者を殺そうとした」「お前のせいで会社全体の信用を失った」「二度と電話に出るな」「二度目はない」など利用者がいる前で小規模職員二人に言われました。そのときは意気消沈し、帰路についたのですが、さらに後日管理から聞いた話によると、私のピッチに着信がある前に三回。応答したあとにも一回同じ利用者様から小規模のピッチに着信があったようなのです。元々は小規模が受けとらないといけない電話なのはまちがいないですし、計四回小規模は着信に気付かず、まわりにまわって私のグループホームの方へ電話してきたようなのです。なのに、この暴言にも近い言葉を言われ、自分達のミスは見ぬふりをし、ましてや利用者の前で頭を下げさせる。この行為が介護職に従事する人間のするべきことなのでしょうか？勝手な判断、解釈をし、ミスを犯した私の責任は重々に承知してます。しかし、同じ介護職。さらに人間として理解ができません。その件以降、挨拶にも無視の状態が続いております。これが介護の現場の現実なのでしょうか？長文・誤字脱字ありましたら申し訳ありません。

ケーススタディ：介護職における連携ミスと職場環境

あなたは介護職として、連携ミスによって厳しい言葉を浴びせられ、辛い経験をしましたね。まず、落ち着いてください。あなたの経験は決してあなただけの問題ではありません。多くの介護現場で、部署間の連携不足やコミュニケーションの課題は深刻な問題となっています。

このケーススタディでは、あなたの経験を分析し、介護現場における連携強化、そして、より健全な職場環境を築くための具体的な対策を提案します。

１．問題点の分析

あなたのケースでは、以下の問題点が浮き彫りになっています。

情報共有の不足：グループホームと小規模多機能施設間の情報共有が不十分だったため、あなたは着信の意図を誤解しました。緊急連絡体制の構築、日々の情報共有の徹底が重要です。
責任転嫁とパワハラ：小規模多機能施設の職員は、自身のミスを隠蔽し、あなたに責任を転嫁しました。これは明確なパワハラ行為であり、許されるものではありません。職場環境改善が急務です。
コミュニケーション不足：施設間のコミュニケーションが不足しており、お互いの業務内容や連絡体制についての理解が不足していました。定期的なミーティングや情報共有システムの導入が有効です。
感情的な対応：小規模多機能施設の職員の対応は、感情的でプロフェッショナルとは言えません。介護職として、冷静で客観的な対応が求められます。

２．具体的な解決策

明確な連絡体制の構築：緊急連絡先、連絡方法、担当者を明確に定め、マニュアルを作成しましょう。連絡を受けた際の対応手順も明記し、全員で共有することが重要です。例えば、専用の連絡用アプリやシステムを導入するのも有効です。
定期的な情報共有：グループホームと小規模多機能施設間で、定期的なミーティングを実施しましょう。日々の業務報告や課題の共有、改善策の検討を行うことで、連携を強化できます。また、ホワイトボードや共有ファイルなどを活用し、日々の情報共有をスムーズに行いましょう。
ハラスメント対策：パワハラやモラルハラスメントは許されません。職場には相談窓口を設置し、相談しやすい環境を作る必要があります。また、ハラスメントに関する研修を実施し、職員の意識改革を図ることも重要です。社内規定を明確化し、違反者に対するペナルティを明確にすることで、再発防止に繋がります。
スキルアップ研修：電話応対スキル、緊急時対応スキル、コミュニケーションスキル向上のための研修を受講しましょう。介護スキルだけでなく、職場環境における人間関係構築のスキルも重要です。

３．成功事例と専門家の視点

多くの介護施設では、部署間の連携強化やハラスメント対策に取り組んでいます。例えば、定期的な合同研修や、部署横断的なチーム編成、匿名での意見箱設置などが有効です。また、外部の専門家によるコンサルティングを受けることで、客観的な視点から問題点を洗い出し、効果的な対策を立てることができます。

４．あなたの今後の対応

今回の経験は、あなたにとって辛いものだったでしょうが、貴重な学びの機会でもあります。まず、冷静に状況を分析し、自分の責任をしっかりと受け止めましょう。そして、改善策を提案し、職場環境の改善に積極的に関わっていくことが重要です。必要であれば、上司や人事部、あるいは外部の相談機関に相談することも検討しましょう。

まとめ

介護職は、心身ともに負担の大きい仕事ですが、やりがいのある仕事でもあります。今回の経験を活かし、より良い職場環境を築き、安心して働けるように努力していきましょう。あなたの経験は、多くの介護職にとって参考になるでしょう。そして、介護現場全体の改善に繋がる可能性を秘めています。

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