訪問看護は必要?介護と仕事の両立、あなたに合った選択肢を見つけよう
訪問看護は必要?介護と仕事の両立、あなたに合った選択肢を見つけよう
この記事では、ご家族の介護と仕事の両立について悩んでいるあなたに向けて、訪問看護サービスの必要性について、具体的な事例を基に掘り下げていきます。介護保険制度や訪問看護の役割、そしてあなた自身の状況に最適な選択肢を見つけるためのヒントを提供します。
アルツハイマー型認知症の父(要介護3)を自宅で介護しています。排泄が上手くいかず、認知機能、運動機能も著しく低下していてポータブルトイレも使えない(洗濯機と間違えて服を詰め込んだりする)ので、紙おむつをして1日に3〜4回、パッド交換をしています。歩行は杖をついて8畳の寝室をゆっくり歩く程度、寝室を出た廊下に手すりがあるので時々それを使って5mほど先にある水洗トイレまで歩いて排泄の練習もしています。
週2回デイサービスで入浴と各機能訓練、昼寝、レクリエーションなど、お世話になっています。本人はデイサービスが好きで毎日でも行きたいと言っているくらいです。
既往症に糖尿病、脳梗塞があり、家の中で出来るリハビリ体操をお世話になる目的で、週に一度の訪問看護サービスを受けています。サービスを受け始めて1年になりますが、父はインスリンを打つレベルの糖尿病ではありませんし、今のところ褥瘡も出来ておらず、服薬に関しては私が管理しているので指導は不要で、看護師さんが来て、血圧測定と心音を聴き、ベッドに座って軽い体操をして、肌に乾燥予防のワセリンを塗って帰られるだけです。ワセリンの塗布は私が毎日朝晩していますし、爪切りや髭剃りはデイサービスの方がしてくださいます。
父はデイサービスの回数を増やして欲しいと言っていますし(私もその方が介護の負担が軽くなります)、ケアマネさんに訪問看護サービスの休止をお願いしたところ「デイサービスで楽しく過ごしている時だけでなく、在宅時のお父様、そしてご家族の状態を知る人がチームに必要だ」との理由で訪問看護サービスは継続との判断でした。
その話をした後に父の排泄失敗、寝具や衣服の汚染が頻繁になって来たので、再度ケアマネさんに「看護師さんによる医療行為ではなく、介護士さんによる排泄介助、清拭、着替えの手伝いをお願いしたいので訪問看護の代わりにヘルパーさんをお願いできませんか」と依頼したら、週3回のヘルパー派遣をプラスして、更に訪問看護サービスも継続のプランに変更になりました。
「家の中の状態を知る人が必要」なのであれば、週3回のヘルパーさんのご訪問で十分ではないのでしょうか? 今後デイサービス利用が週3~4回に増えても、訪問看護サービスは付帯し続けるプランを強く推されます。
その理由が「万が一、朝起きたらお父様が亡くなっていた…という時に、救急車を呼ぶと警察が来て事情聴取を受けてご遺体が検死に回されるので」「そんな時に訪問看護サービスがあると、救急車ではなく看護師に連絡をして主治医に往診してもらって自宅で看取れる」との説明をうけましたが、そんなこと、家族が想像もしていないのに勝手にシミュレーションしてケアマネさんがプランを作成するのでしょうか?
月に数千円の負担と言えども、不要と感じているサービスにお金を払うくらいなら、その予算で父の好きなオカズを1品増やすがよっぽど有意義に感じます。私が無知なのかもしれません。訪問看護サービスの利点について教えてください。補足色んな立場、ご経験からのメッセージありがとうございます。
父は2年前「脚が痛く、歩行がおぼつかない理由で排泄を失敗する」「一日中寝転んでテレビを見ている」状態なので整形外科の先生に意見書をお願いして要介護1の判定、MRI画像も診て頂きアルツハイマー型認知症の診断がおりました。その時に件のケアマネを中心にチームを組んだのですが、父の糖尿病と排泄の失敗(軟便)を重要視されて、主治医は意見書をお世話になった整形外科の先生ではなく消化器内科の医師(どちらの先生の所にも月に1度通院しています)、デイサービスの利用、そして訪問看護サービスを組み込んだプランを作成なさいました。
主治医は看取り時の臨時往診(死亡診断書作成)は対応しないと仰っていますし、ケアマネの描くビジョンと実際にズレがあります。ケアマネには、万が一の際に警察が介入しても、遺体が検死に回っても構いません(自宅での看取り、遺体安置にこだわりません)と昨日も伝えたのですが「それなら主治医を整形外科の先生に変更して、万が一の時に臨時往診してもらいましょう」と言い出され、訪問看護業者とケアマネの間で密約でもあるのかな、と…
ご相談ありがとうございます。ご家族の介護と仕事の両立は、多くの方が直面する課題です。特に、介護保険制度や訪問看護サービスなど、専門的な知識が必要となる場面では、様々な疑問や不安が生じることでしょう。今回のケースでは、訪問看護サービスの必要性について疑問を感じ、ケアマネージャーとの間で意見の相違が生じている状況が描かれています。この状況を具体的に分析し、訪問看護サービスの役割、そしてあなたにとって最適な選択肢を見つけるための情報を提供します。
1. 訪問看護サービスの役割とは?
訪問看護サービスは、看護師が自宅に訪問し、様々な医療ケアを提供するサービスです。その役割は多岐にわたりますが、主なものとして以下が挙げられます。
- 健康状態の観察: 血圧測定、体温測定、呼吸状態のチェックなど、健康状態を定期的に観察し、異常があれば早期発見・対応を行います。
- 医療処置: 褥瘡(床ずれ)の処置、点滴、服薬管理、インスリン注射など、医師の指示に基づいた医療処置を行います。
- 日常生活の支援: 入浴介助、食事介助、排泄介助など、日常生活における様々な支援を行います。
- 家族への指導: 介護方法や健康管理に関する指導を行い、家族の負担軽減をサポートします。
- ターミナルケア: 終末期におけるケアを行い、ご本人とご家族の精神的なサポートを行います。
今回のケースでは、ご本人の状態や提供されているサービス内容から、訪問看護サービスが提供している医療ケアの内容が限定的であるように見受けられます。しかし、訪問看護師は、ご本人の健康状態を定期的に観察し、異変に早期に気づくという重要な役割を担っています。
2. ケアマネージャーの役割と、その視点
ケアマネージャー(介護支援専門員)は、介護を必要とする方の相談に応じ、適切な介護サービスを受けられるように支援する専門家です。今回のケースでは、ケアマネージャーが訪問看護サービスの継続を強く推奨している背景には、以下のような視点があると考えられます。
- チームアプローチの重要性: ケアマネージャーは、医師、看護師、ヘルパーなど、様々な専門職と連携し、チームとして介護を支えることを重視しています。訪問看護師は、そのチームの一員として、ご本人の状態を多角的に把握し、必要な情報を提供することで、より質の高い介護サービスを提供することを目指しています。
- 緊急時の対応: ケアマネージャーは、万が一の事態に備えることを重視しています。訪問看護師は、急な体調変化や病状の悪化に際し、迅速な対応や医療機関との連携を行うことができます。今回のケースで、ケアマネージャーが「自宅での看取り」を想定したプランを提案しているのは、その一環と考えられます。
- 家族へのサポート: ケアマネージャーは、ご家族の負担軽減も重要な役割としています。訪問看護師は、介護方法に関するアドバイスや、精神的なサポートを提供することで、ご家族の負担を軽減することができます。
ケアマネージャーの視点は、ご本人の健康状態の維持、緊急時の対応、そしてご家族の負担軽減という、多角的な視点に基づいています。しかし、その提案が必ずしもご本人の意向やご家族の状況に合致するとは限りません。今回のケースでは、ケアマネージャーの提案と、ご本人の意向やご家族の状況との間にズレが生じているように見受けられます。
3. 訪問看護サービスの必要性を判断するためのチェックリスト
訪問看護サービスの必要性を判断するためには、ご本人の状態、ご家族の状況、そして利用可能なサービス内容を総合的に考慮する必要があります。以下のチェックリストを活用して、ご自身の状況を客観的に評価してみましょう。
- ご本人の健康状態:
- □ 持病の管理(糖尿病、高血圧など)が必要ですか?
- □ 服薬管理が必要ですか?
- □ 褥瘡(床ずれ)の処置が必要ですか?
- □ 点滴や酸素吸入が必要ですか?
- □ 体調が急変する可能性はありますか?
- 介護の状況:
- □ 排泄介助が必要ですか?
- □ 入浴介助が必要ですか?
- □ 食事介助が必要ですか?
- □ 体位変換が必要ですか?
- □ 認知症による問題行動がありますか?
- ご家族の状況:
- □ 介護に費やせる時間や体力に限りがありますか?
- □ 介護に関する知識や経験が不足していますか?
- □ 精神的な負担を感じていますか?
- □ 仕事や家事との両立に苦労していますか?
- □ 緊急時に対応できる人がいますか?
- 利用可能なサービス:
- □ 訪問看護サービス以外の介護サービス(デイサービス、ヘルパーなど)を利用していますか?
- □ これらのサービスで、必要なケアは十分に提供されていますか?
- □ 訪問看護サービスの内容は、ご本人のニーズに合致していますか?
このチェックリストの結果を参考に、訪問看護サービスの必要性を改めて検討してみましょう。もし、ご本人の健康状態に不安がある場合や、介護の負担が大きい場合は、訪問看護サービスの利用を検討する価値があります。一方、現状のサービスで十分なケアが提供されている場合は、他の選択肢を検討することも可能です。
4. 訪問看護サービス以外の選択肢
訪問看護サービスが必ずしも最適な選択肢ではない場合、他の介護サービスを検討することも可能です。以下に、主な選択肢を挙げます。
- デイサービス: 日中の活動や入浴、食事の提供、機能訓練などを行います。ご本人の社会参加を促し、ご家族の負担を軽減することができます。
- 訪問介護(ヘルパー): 身体介護(入浴介助、排泄介助など)や生活援助(掃除、洗濯など)を行います。
- ショートステイ: 短期間、介護施設に入所し、介護サービスを受けられます。ご家族のレスパイトケア(一時的な休息)に役立ちます。
- 福祉用具のレンタル・購入: 介護ベッド、車椅子、ポータブルトイレなど、介護に必要な福祉用具をレンタルしたり、購入したりすることができます。
- 住宅改修: 手すりの設置、段差の解消など、自宅の環境をバリアフリー化することで、安全な生活をサポートします。
これらのサービスを組み合わせることで、ご本人のニーズに合わせた最適な介護プランを作成することができます。ケアマネージャーや、地域包括支援センターに相談し、最適なプランを検討しましょう。
5. ケアマネージャーとのコミュニケーション
ケアマネージャーは、介護に関する専門的な知識と経験を持っていますが、最終的な決定権はご本人とご家族にあります。ケアマネージャーとのコミュニケーションを通じて、ご自身の希望や考えをしっかりと伝えることが重要です。以下の点に注意して、コミュニケーションを図りましょう。
- 現状の不満や疑問を伝える: 訪問看護サービスに対する疑問や、現在の介護プランに対する不満を具体的に伝えましょう。
- ご自身の希望を明確にする: どのような介護サービスを希望するのか、具体的に伝えましょう。例えば、「排泄介助はヘルパーさんにお願いしたい」「デイサービスの利用回数を増やしたい」など、具体的な希望を伝えましょう。
- 情報共有を求める: ケアマネージャーから、介護に関する情報や、利用可能なサービスに関する情報を提供してもらいましょう。
- 代替案を提案する: 訪問看護サービスの代わりに、他のサービスを検討したい場合は、その旨を伝え、代替案を提案してみましょう。
- 定期的な面談を行う: 定期的にケアマネージャーと面談し、介護プランの進捗状況や、ご本人の状態の変化について話し合いましょう。
コミュニケーションを通じて、ケアマネージャーとの信頼関係を築き、ご自身の希望に沿った介護プランを作成することが重要です。
6. 専門家への相談を検討しましょう
今回のケースでは、ケアマネージャーとの間で意見の相違が生じており、ご自身の判断に迷いが生じている状況です。このような場合は、第三者の専門家に相談することも有効です。以下のような専門家への相談を検討してみましょう。
- 他のケアマネージャー: 複数のケアマネージャーに相談し、それぞれの意見を聞くことで、より客観的な視点を得ることができます。
- 医師: ご本人の主治医に相談し、健康状態や必要な医療ケアについてアドバイスを受けましょう。
- 地域包括支援センター: 地域包括支援センターは、介護に関する相談窓口として、様々な情報を提供してくれます。
- 弁護士: ケアマネージャーとの間でトラブルが生じた場合は、弁護士に相談することも検討しましょう。
専門家への相談を通じて、より適切な判断を行い、ご自身の状況に最適な介護プランを見つけることができます。
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7. まとめ:あなたらしい介護の選択を
今回のケースでは、訪問看護サービスの必要性について疑問を感じ、ケアマネージャーとの間で意見の相違が生じている状況でした。訪問看護サービスの役割を理解し、ご本人の状態やご家族の状況を客観的に評価することで、最適な選択肢を見つけることができます。ケアマネージャーとのコミュニケーションを通じて、ご自身の希望を伝え、専門家への相談も活用しながら、あなたらしい介護の選択をしてください。
介護と仕事の両立は、大変な道のりですが、決して一人ではありません。様々な情報やサポートを活用し、ご自身とご家族にとって、より良い生活を送れるように、一歩ずつ進んでいきましょう。
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