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デイサービス入浴介助の効率化:一人でも余裕を持って対応するための具体的な戦略

デイサービス入浴介助の効率化:一人でも余裕を持って対応するための具体的な戦略

デイサービスでの入浴介助について、うまく回せず悩んでおります。長文失礼いたします。最近開設した定員20人のデイサービスで、現在は10人前後のご利用で入浴される方は5人〜9人です。大体三分の二位の方が着脱見守り一部介助で他に車椅子で立位以外は介助が必要な方たちです。かなり小さめの個浴が2つある形で、人数や入られる方によって個浴一つで回したり2つ開けたりしています。時間は10時から12時の2時間です。を、今現在一人でこなしております。脱衣所までは他の職員が連れてきてくれ、ドライヤーも他の職員が連れてきてくれますが、とにかく時間が足りません。今はなんとか12時前に終わってますが、毎週のように利用者が増えてる状態なので、今後2時間で終わらせられるか自信がありません。事故も怖いので状況の改善を上司にお願いしたのですが「どうにかしないとね」で終わってしまいます。実際職員は介護職3人看護師1人他系列のケアマネさんやヘルパーさんが手伝いに来てくれる(ご飯を用意するため)感じで人はいません。なので、出来れば一人でやって欲しい、もしくは今まわってるから大丈夫と思われてるのかもしれません。とはいえ、来週からは入浴者が10人越えてきますし、脱衣所に冷暖房がないため熱中症のような症状がでて昼食も食べれずしんどいです。何か打開策はないでしょうか?上司は入浴介助しないので、状況がわかってないのも問題なのかもとも思いますが、それをはっきり言うこともできず(送迎と事務で忙しそうです)どのようにアプローチしていけばよいものか?そもそも2時間で10人入れる位出来ないとダメなのか?これまで10年以上グループホーム勤務だったので正解がわかりません。どうか、アドバイスお願いします。

この記事では、デイサービスにおける入浴介助の効率化に悩む介護職の方に向けて、具体的な解決策と、上司への効果的なアプローチ方法を解説します。10年以上グループホーム勤務の経験をお持ちの方にも、デイサービス特有の課題と、その解決策を分かりやすくお伝えします。時間管理、人員配置、職場環境改善、そして上司への交渉術まで、多角的な視点から、あなたの負担軽減と安全な入浴介助の実現をサポートします。

1. 現状分析と課題の明確化

まず、現状の入浴介助業務を詳細に分析してみましょう。時間記録を詳細につけ、各利用者にかかった時間、介助内容、発生した問題点を記録します。これにより、時間不足の原因を特定し、改善策を検討する上で重要なデータとなります。例えば、

  • 入浴準備時間:着替え、移動、浴槽の準備などにどのくらい時間がかかっているか。
  • 入浴介助時間:身体状況別の介助時間、洗髪・洗体時間、介助方法別の時間などを細かく記録。
  • 入浴後処置時間:着替え、移動、ドライヤーなどにどのくらい時間がかかっているか。
  • 個浴の利用状況:個浴の利用状況を記録し、効率的な利用方法を検討する。
  • ボトルネック:特に時間がかかっている工程、作業の遅れの原因などを特定する。

これらのデータを基に、時間短縮の可能性を探りましょう。例えば、介助方法の工夫、準備・片付けの効率化、利用者の身体状況に応じた介助の調整などが考えられます。 また、脱衣所の冷暖房がないことは重大な問題です。熱中症リスクの軽減は、あなたの健康と安全、そして利用者の安全にも直結します。この問題を解決するために、上司への働きかけは必須です。

2. 時間短縮のための具体的な対策

時間不足を解消するためには、以下の対策が有効です。

  • 介助方法の工夫:スムーズな介助を実現するための工夫を凝らし、無駄な動きを省きましょう。例えば、介助の順番を工夫したり、必要な介助用品を事前に準備したりすることで、時間を短縮できます。また、チーム医療の視点から、理学療法士や作業療法士に相談し、より効率的な介助方法を学ぶのも有効です。
  • 準備・片付けの効率化:入浴に必要な物品を事前に準備し、使用後はすぐに片付けることで、時間を節約できます。また、浴槽の清掃方法を見直し、効率的な清掃方法を検討しましょう。例えば、清掃用具を工夫したり、清掃手順を簡素化したりすることで、時間を短縮できます。
  • 利用者の身体状況に応じた介助の調整:利用者の身体状況に合わせて、介助内容や介助方法を調整することで、時間を節約できます。例えば、自立度の高い利用者には、できる範囲でセルフケアを促すことで、介助時間を短縮できます。また、介助が必要な利用者に対しては、効率的な介助方法を検討し、時間短縮を図ります。
  • 個浴の効率的な利用:利用者の状況に合わせて、個浴を1つまたは2つ使用するなど、柔軟に対応することで、時間を有効活用できます。入浴時間帯を調整したり、複数人で協力して入浴介助を行うことで、効率化を図りましょう。
  • 記録の簡素化:記録方法を見直し、簡素化することで、時間を節約できます。電子カルテの活用や、記録内容の精査などにより、記録にかかる時間を削減できます。

3. 上司への効果的なアプローチ

上司に現状を伝える際には、「どうにかしないとね」という曖昧な返答で終わらせないために、具体的なデータと提案が必要です。以下のような手順でアプローチしましょう。

  1. 現状のデータを示す:時間記録などのデータを基に、現状の課題を具体的に説明します。「現状では、入浴介助に○時間かかっており、利用者増加に伴い、時間不足が深刻化しています。」のように、数値を用いて説明することで、上司の理解を促せます。
  2. 具体的な改善策を提案する:時間短縮のための具体的な対策を提案します。「人員配置の変更」「設備の改善」「業務分担の見直し」などを具体的に提案することで、上司の協力を得やすくなります。
  3. リスクを明確にする:時間不足や人員不足が引き起こすリスクを明確に示します。「事故発生リスクの増加」「職員の負担増加による離職リスク」「利用者へのサービス低下」などを具体的に説明することで、上司の危機感を高められます。
  4. 協力を求める:上司の協力を得るために、具体的な行動計画を提案します。「改善策の実施時期」「必要な人員や設備」「協力体制の構築」などを具体的に示すことで、上司の協力を得やすくなります。
  5. 定期的な報告:改善策の実施状況を定期的に報告することで、上司との信頼関係を構築し、継続的なサポートを得られます。

上司とのコミュニケーションにおいては、感情的な訴えではなく、冷静で客観的なデータに基づいた説明が重要です。また、上司の立場や業務状況を理解し、協力的な姿勢を示すことも大切です。例えば、「送迎と事務で忙しいのは承知していますが、このままでは事故のリスクが高まるため、改善策についてご検討いただけませんか?」のように、上司の立場を考慮した上で、協力を求めることが重要です。

4. チームワークの重要性と外部リソースの活用

デイサービスはチーム医療の場です。他の職員との連携を強化し、チームワークを最大限に活かすことが重要です。例えば、送迎担当の職員に、入浴準備の補助を依頼したり、看護師に、入浴介助のアドバイスを求めるなど、協力体制を構築することで、業務効率を向上させることができます。

また、外部リソースの活用も検討しましょう。例えば、ケアマネージャーやヘルパーに、入浴介助の補助を依頼したり、介護福祉士会などの専門機関に相談することで、業務効率の改善や、安全な入浴介助の実現に繋げることができます。外部の専門家の意見を聞くことで、新たな視点や解決策を得られる可能性があります。

5. 2時間で10人対応は可能か?

2時間で10人対応は、利用者の身体状況や介助内容、設備状況によって大きく異なります。現状の分析結果に基づき、時間短縮策を講じた上で、それでも時間不足が解消しない場合は、人員配置の見直しや、入浴時間帯の調整などを検討する必要があります。無理のない範囲で業務を行うことが、安全な介護サービス提供に繋がります。

重要なのは、安全を確保しながら、効率的に業務を進めることです。時間短縮に固執するあまり、安全を犠牲にすることは避けなければなりません。常に安全性を最優先し、利用者と職員の双方にとって安全で快適な環境を整備することが重要です。

まとめ

デイサービスでの入浴介助は、利用者の安全と快適さを確保するために、細心の注意を払う必要のある業務です。時間不足や人員不足といった課題を抱えている場合、現状を分析し、具体的な改善策を検討することが重要です。上司への効果的なアプローチ、チームワークの強化、外部リソースの活用など、多角的な視点から課題解決に取り組むことで、安全で効率的な入浴介助を実現できます。

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※ 本記事は一般的なアドバイスであり、個々の状況に最適な解決策とは限りません。具体的な対応については、専門家にご相談ください。

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