90代認知症の叔父に最適な施設を見つけるには?施設選びの疑問を徹底解説
90代認知症の叔父に最適な施設を見つけるには?施設選びの疑問を徹底解説
この記事では、90代で認知症を患う叔父様の施設選びについて、具体的なアドバイスを提供します。特に、ご本人の状態、経済的な事情、そして施設の選び方について焦点を当て、安心して入所できる施設を見つけるためのステップを解説します。施設への正直な情報開示の重要性や、適切な施設の探し方、費用に関する疑問についても詳しく説明します。
90代一人暮らし(子供無し・中程度の認知症)の叔父が居ます。昨年末に心臓が悪くなり(僧帽弁閉鎖不全症だったかな?)クリップで止める手術をした前後からしんどいしんどいと訴え、それまではきちんとしていた家事も出来なくなり、ヘルパーさんに助けてもらいながら自宅に居たのですが、本人の希望で今は居宅介護支援施設を利用して一日おきにその施設に泊まっています。
月曜の朝に迎えに来てもらいその日は泊まり、翌火曜日の夕方前に夕食の弁当を持って帰宅。1晩自宅で寝て、また翌日(水曜)の朝迎えが来て…の繰り返しです。
が、泊まりの日の夕方になると「家に帰りたい」と言い出し、実際自分で勝手にタクシーを呼んで帰宅するという事が今月だけでも数回あったそうです。
当然施設の方は止めるのですが、夜間は人手が足りないので送って行く事が出来ずにやむを得ずそのまま帰らせてしまうとの事です。
そして翌朝「しんどいので迎えに来て」と…
他にも、脱水の疑いがあるからと施設の方がかかりつけ医に連れて行ってくれて、病院側も叔父の為に診察まで待ってる間ベッドまで使わせてくれてるにもかかわらず10分も待てず「帰る」と言ったり、点滴してくださろうとしているのに拒否して帰ったり…
認知症も進んできたし本人もしんどいから施設に入りたいと言うので今探していて、いつもお世話になっている居宅介護支援施設に併設されているグループホームが来月くらいに空きそうと言われたのでそこに申し込もうと思っていたのですが、今お世話になってるケアマネさんから連絡で「うちのような少人数の職員だと○○さんと合わない職員も出てくる。なのでもっと職員が多い施設がいいと思います」みたいな感じでやんわり断られてしまいました。
多分上記に書いたような事が多々あり、また叔父本人の元々の性格もキツい(実弟談)ので施設の職員さんに嫌われているんだろうなと思います。
(以前入院していた病院を退院する時もその病院の医師に「救急車で運ばれる事があってもうちの病院には来ないでね」と言われたり、また別の病院でも入院したいとお願いしても「うちではみれません」と言われたり…)
認知症ゆえの事かもしれませんが…
なので早急に他の施設を探さないといけないのですが、上記のような事(泊まりなのに勝手に帰宅する等)も正直に話した方がいいでしょうか?
そうなると入所拒否されますか?
言わずに入所して、その後勝手に帰宅とかしていたら強制的に退所させられたりするでしょうか?
叔父のような人の場合、どういった施設を探せばいいでしょう?
特養は要介護3~だから無理だし、介護医療院という程でもないだろうし…
叔父の介護費用は全て叔父の貯蓄+年金で賄ってもらいたいのでなるべく費用は抑えたいので、グループホームかケアハウスかなと思っているのですが…
叔父の実弟は県外におり、また、先月より脳梗塞治療中の為、叔父の事は私からの報告を聞くくらいしか出来ず、相談できる相手が身近に居なくて困っています…
(地域包括支援センターには相談済みだが、その地域のグループホーム一覧表を渡され「後は直接問い合わせしてみてください」という対応でした)
1. 施設選びの第一歩:現状の正確な把握
叔父様の施設選びを始めるにあたり、まずは現状を正確に把握することが重要です。具体的には、以下の点を詳細に確認しましょう。
- 認知症の進行度: 現在の認知機能の状態を把握するために、かかりつけ医や専門医による診断結果を確認しましょう。記憶力、判断力、見当識(時間、場所、人物)などの認知機能がどの程度低下しているかを把握することが重要です。
- 身体的な健康状態: 心臓疾患の状況、その他の持病、服薬状況などを把握します。特に、手術後の経過や、現在の体調について詳しく知ることが大切です。
- 生活習慣: 食事、排泄、入浴などの日常生活における自立度を確認します。ヘルパーさんの支援内容や、自宅での生活の様子を詳細に把握しましょう。
- 行動・心理症状(BPSD): 徘徊、帰宅願望、暴言、暴力などの行動や心理的な症状の有無、頻度、程度を把握します。これらの情報は、施設選びにおいて非常に重要な要素となります。
- 経済状況: 叔父様の貯蓄、年金、その他の収入源を把握し、介護費用をどのように賄うかを検討します。
これらの情報を整理し、記録しておくことで、施設との相談や、適切な施設選びに役立ちます。また、これらの情報は、ケアマネジャーや医師、施設のスタッフとの情報共有にも役立ちます。
2. 施設への情報開示:正直さが大切
施設への情報開示は、入所後のトラブルを避けるために非常に重要です。叔父様の現状について、正直に伝えることをお勧めします。特に、以下の点については、必ず事前に伝えておくべきです。
- 帰宅願望: 施設を抜け出して帰宅しようとする行動があること。
- 医療的な状況: 心臓疾患の既往歴、服薬状況、通院の必要性など。
- 認知症の症状: 記憶障害、見当識障害、BPSDの有無、程度。
- 性格: 叔父様の性格や、過去の人間関係におけるトラブルなど。
これらの情報を正直に伝えることで、施設側も適切なケアプランを立てることができ、入所後のトラブルを未然に防ぐことができます。入所を拒否される可能性もゼロではありませんが、隠して入所し、後から問題が発覚する方が、結果的に叔父様にとって負担が大きくなる可能性があります。
施設側も、入所者の状態を正確に把握することで、より質の高いケアを提供しようとします。正直な情報開示は、信頼関係を築き、より良いケアを受けるための第一歩です。
3. 適切な施設の選択肢:グループホーム、ケアハウス、その他の選択肢
叔父様の状況に合った施設を選ぶためには、それぞれの施設の特性を理解し、比較検討することが重要です。
3.1 グループホーム
グループホームは、認知症の高齢者が少人数で共同生活を送る施設です。家庭的な雰囲気の中で、食事、入浴、排泄などの日常生活のサポートを受けながら、認知症の進行を穏やかにし、生活の質を維持することを目的としています。
メリット:
- 少人数制のため、きめ細かいケアが期待できる。
- 認知症ケアに特化した専門知識を持つスタッフが配置されていることが多い。
- 家庭的な雰囲気の中で、安心して生活できる。
デメリット:
- 費用が他の施設に比べてやや高めになる場合がある。
- 入居者の状態によっては、対応が難しい場合がある。
3.2 ケアハウス
ケアハウスは、軽度の介護が必要な高齢者が、自立した生活を送るための施設です。食事や生活支援のサービスを受けながら、安心して生活することができます。
メリット:
- 比較的費用が抑えられる。
- 自立した生活を維持するためのサポートが受けられる。
- レクリエーションやイベントが充実している場合がある。
デメリット:
- 重度の介護が必要になった場合、対応が難しい場合がある。
- 認知症ケアに特化した専門知識を持つスタッフが少ない場合がある。
3.3 その他の選択肢
上記以外にも、様々な選択肢があります。
- 介護付き有料老人ホーム: 24時間体制で介護サービスが提供される施設。重度の介護が必要な場合にも対応可能。費用は高め。
- サービス付き高齢者向け住宅: 安否確認や生活相談などのサービスが提供される住宅。介護が必要な場合は、外部の訪問介護サービスなどを利用する。
- 特別養護老人ホーム(特養): 要介護3以上の高齢者が入所できる施設。費用が比較的安く、長期的な入所が可能。入所待ち期間が長い場合がある。
- 介護医療院: 医療ケアと介護ケアを両方提供する施設。医療的な処置が必要な場合に適している。
4. 施設選びのポイント:見学と情報収集
施設を選ぶ際には、実際に施設を見学し、情報を収集することが非常に重要です。以下の点をチェックしましょう。
- 施設の雰囲気: 清潔さ、明るさ、入居者の表情などを観察し、叔父様が安心して生活できる環境かどうかを確認します。
- スタッフの対応: スタッフの対応が丁寧で、入居者の個性を尊重しているかを確認します。
- ケアの内容: どのようなケアが提供されているのか、認知症ケアの専門知識を持ったスタッフがいるかなどを確認します。
- 設備: バリアフリー設計になっているか、安全に生活できる設備が整っているかを確認します。
- レクリエーション: レクリエーションやイベントの内容を確認し、叔父様が楽しめる活動があるかを確認します。
- 費用: 入所費用、月額費用、その他の費用について、詳細を確認します。
複数の施設を見学し、比較検討することで、叔父様に最適な施設を見つけることができます。見学の際には、疑問点を積極的に質問し、施設の情報を詳しく収集しましょう。
5. 費用に関する注意点:貯蓄と年金を活用
叔父様の介護費用は、貯蓄と年金で賄う計画とのことですので、費用の管理について、以下の点に注意しましょう。
- 費用の内訳: 入所費用、月額費用、食費、医療費、その他の費用について、詳細な内訳を把握します。
- 費用の支払い方法: どのように費用を支払うのか、支払い方法を確認します。
- 費用の変更: 費用の変更について、どのような場合に、どの程度変更されるのかを確認します。
- 経済的な支援: 介護保険制度による補助や、その他の経済的な支援制度について、情報を収集します。
費用の管理をしっかりと行うことで、安心して介護生活を送ることができます。必要に応じて、ファイナンシャルプランナーなどの専門家にも相談し、適切なアドバイスを受けることも検討しましょう。
6. ケアマネジャーとの連携:プロの力を借りる
ケアマネジャーは、介護に関する専門家であり、施設選びや介護保険の手続きなど、様々な面でサポートしてくれます。積極的に連携し、アドバイスを受けましょう。
- 情報共有: 叔父様の状況や、施設選びに関する情報を、ケアマネジャーと共有します。
- 相談: 施設選びに関する疑問や不安について、ケアマネジャーに相談します。
- アドバイス: ケアマネジャーから、施設の選び方や、介護保険制度に関するアドバイスを受けます。
- 手続きのサポート: 介護保険の申請手続きや、その他の手続きについて、サポートを受けます。
ケアマネジャーとの連携を密にすることで、よりスムーズに施設選びを進めることができます。また、ケアマネジャーは、入所後のケアプランの作成や、定期的なモニタリングも行ってくれます。
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7. 家族の協力:情報共有とサポート体制
叔父様の施設選びは、一人で抱え込まず、家族で協力して進めることが重要です。特に、県外にお住まいの実弟様との情報共有は不可欠です。
- 情報共有: 叔父様の状況、施設選びの進捗状況、費用の状況などを、家族間で共有します。
- 役割分担: 施設の見学、情報収集、手続きなど、それぞれの役割を分担します。
- 精神的なサポート: 互いに励まし合い、精神的な負担を軽減します。
- 定期的な連絡: 定期的に連絡を取り合い、状況を確認し合います。
家族で協力することで、よりスムーズに施設選びを進めることができます。また、家族のサポートは、叔父様の精神的な安定にもつながります。
8. 入所後のケア:継続的な見守り
施設に入所した後も、継続的な見守りが必要です。定期的に施設を訪問し、叔父様の様子を確認しましょう。
- 訪問: 定期的に施設を訪問し、叔父様との面会や、スタッフとの面談を行います。
- 情報収集: 叔父様の様子や、ケアの内容について、スタッフから情報を収集します。
- 問題解決: 入所後の問題について、施設と協力して解決します。
- ケアプランの見直し: 叔父様の状態に合わせて、ケアプランを見直します。
継続的な見守りを行うことで、叔父様が安心して生活できる環境を維持することができます。
9. まとめ:焦らず、丁寧に、そして正直に
90代で認知症を患う叔父様の施設選びは、時間と労力がかかるプロセスですが、焦らず、丁寧に、そして正直に進めることが重要です。現状の正確な把握、施設への情報開示、適切な施設の選択、費用の管理、ケアマネジャーとの連携、家族の協力、そして入所後の継続的な見守り。これらのステップを踏むことで、叔父様にとって最適な施設を見つけることができるでしょう。
今回のケースでは、叔父様の「帰宅願望」と「医療的な拒否」という行動が、施設選びにおいて大きな課題となる可能性があります。しかし、これらの情報を隠さずに、施設のスタッフと共有し、理解を得ることが重要です。グループホームやケアハウスだけでなく、介護付き有料老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅など、様々な選択肢を検討し、叔父様のニーズに合った施設を見つけましょう。
また、費用面についても、事前にしっかりと情報を収集し、ご自身の経済状況と照らし合わせながら、無理のない範囲で施設を選ぶことが大切です。ケアマネジャーや、必要に応じてファイナンシャルプランナーなどの専門家にも相談し、適切なアドバイスを受けながら、最善の選択をしてください。
最後に、家族の協力と、継続的な見守りが、叔父様の安心した生活を支えるために不可欠であることを忘れないでください。焦らず、じっくりと、叔父様の幸せを願って、施設選びを進めていきましょう。
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