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介護職の葛藤と自信を取り戻す方法:個別対応とマナーのバランス

介護職の葛藤と自信を取り戻す方法:個別対応とマナーのバランス

介護職をしているものです。(地域密着型デイサービス) 自分に自信が持てなくなり、自分は間違っていると思うようになってしまいました。 長文ですが読んで頂けると幸いです。 寒がりな利用者様がおり、来所されてから直ぐに職員が手袋や上着を脱ぐように言います。 ご利用者様は「寒いからいやだよ」「もってかないでよ」と嫌がります。 職員は「室内で手袋や上着を着ている人なんていないでしょー」「部屋は暖房かかって るんだから大丈夫でしょ」「直ぐにあったかくなるよ」「温かいお茶があるからそれで 手を温めなよ」と言い手袋類を預かってしまいます。 毎日同じやり取りをしています。 (室内は暖房がついており、十分な温度設定になっている。他の利用者様は温かいと 言う。席は扉からは離れており冷たい風が当たることはない) その対応をする皆とその対応をしなければならない私自身に疑問を持ちました。 そこで、直ぐに手袋などを取らせなくてもいいんではないですか? と他の職員に発言しました。 すると「一般的なマナー、普通は室内では脱ぐ」「手袋をしていたら湯呑を持つ際に滑らせてしまう」「バイタルが図れない」等の理由を述べられました。 私は「一般的なマナー??分かるが、利用者が気持ちよく過ごせることとどっりが大切??」と思ってしまいますし、「湯のみでなく取っ手付きのコップでお茶を提供する」「到着して直ぐ脱がすのでなく、他の利用者様を先にバイタル測定して、その利用者様のバイタルを測定する時になってから脱いでもらえばいいのでは?」と思いました。 認知症の進行が少々ある方なので、ずっと厚手の衣類を着ていると汗をかいている事に自分で気が付かない事があるので、長時間着用させるのは良くないと思いますが、なにも直ぐに脱がせようとしなくてもいいのではないでしょうか。 すると職員からは「1人だけ特別扱いできない」「他の利用者は直ぐに脱いでいる」と否定してきます。 例えば1人の為に暖房の温度を上げて、他の利用者様が不快な思いをするのは特別扱いになると思いますが・・・どこまでが特別扱いで、どこまでが個別対応なのでしょう。 ご家族様に相談をして自宅からひざ掛けやブランケット、室内用のカーディガン等のご持参を依頼しております。 持ってくる日もありますが、忘れてしまう日もあります。 ブランケット類を使っても外は寒い状態で室内に入ったからといって直ぐに温まるわけがないと思います。 考える事が面倒くさいのかな・・ 自分たちが相手に合わせるのが気に入らないのかな・・と感じることもありますが、他の事例でも似たようなことがあり、毎回皆から否定される内に自分に自信がなくなってしまいました。 自分の考えが間違えてるのかな?自分がおかしいのかな? 何が正しいのか分からない・・・ もう何も言わないで黙っていよう、自分の発言は間違えなんだからと思うようになってしまいました。 転職を考えても、私も何社か転職を繰り返しているので介護職の環境なんてどこも一緒と思ってしまいます。 管理職、上司に相談しても周囲の職員から面白がられないだけ。 女性の管理者で感情的になりやすいから苦手。 自分の正しさをそこまで主張したいわけではないし。 ここまで読んでいただきありがとうございました。 私の考えが悪かったり、ご利用者様の問題解決能力がない事は承知しております。 何かアドバイスがあればご教授の程おねがいいたします。

この記事では、介護職で働くあなたが抱える「利用者様の個別対応と施設全体の運営のバランス」という難しい問題について、具体的な解決策と、自信を取り戻すための方法を提案します。 あなたは利用者様の気持ちを第一に考え、より良いケアを目指していますが、周囲の理解を得られず、自信を失っている状況です。 決してあなただけが間違っているわけではありません。 この状況を打破し、安心して介護の仕事に取り組めるよう、一緒に考えていきましょう。

1. 個別対応と施設運営のバランス:何が「特別扱い」で何が「個別ケア」なのか?

あなたは「1人だけ特別扱いできない」という意見に直面しています。しかし、すべての利用者様を同じように扱うことが、必ずしも「良いケア」につながるとは限りません。 「個別ケア」とは、利用者様の個性や状態、ニーズを理解し、一人ひとりに合わせた対応を行うことです。 一方、「特別扱い」とは、他の利用者様を不当に軽視したり、施設運営に支障をきたすような、不公平な対応を指します。

今回のケースでは、寒がりな利用者様に、無理に手袋や上着を脱がせる必要はありません。 あなたの提案した「湯呑みではなく取っ手付きのコップを使用する」「他の利用者様のバイタル測定後に測定する」といった工夫は、個別ケアの好例です。 これらは、他の利用者様に不利益を与えることなく、寒がりな利用者様の快適性を向上させるための合理的配慮です。 施設の運営ルールに沿いつつ、柔軟な対応で個別ケアを実現することが重要です。

例えば、以下のような点を検討してみましょう。

  • 時間調整:利用者様の到着後、すぐに手袋や上着を脱がせるのではなく、他の利用者様の対応が終わってから、ゆっくりと時間をかけて脱ぐように促す。
  • 代替案の提示:手袋を完全に脱がせる代わりに、指先だけ出すなど、利用者様が許容できる範囲で調整する。
  • コミュニケーション:利用者様と丁寧にコミュニケーションを取り、寒さ対策について相談する。 「今日は少し寒いですね。手袋をつけたままでも大丈夫ですよ」など、安心感を与える言葉かけをする。
  • 環境調整:個別でひざ掛けやブランケットを用意するだけでなく、室温管理の見直しや、寒がりの利用者様専用の座席を確保するなど、環境面からの配慮も検討する。

2. 周囲への説明と協調:あなたの考えを効果的に伝える方法

あなたの提案が周囲に受け入れられないのは、あなたの伝え方が不十分な可能性もあります。 感情的な表現ではなく、具体的なデータや事例を交え、論理的に説明することが大切です。 例えば、

  • 「この利用者様は、手袋を外すと体温が下がり、体調を崩す可能性があります。体温を記録したデータに基づき、手袋を着用したままバイタル測定を行う方が安全です。」
  • 「他の利用者様は問題なく過ごしていますが、この利用者様は寒さに敏感です。個別対応が必要な理由を説明し、理解を得る努力をしましょう。」

といったように、客観的な根拠を示すことで、周囲の理解を促すことができます。

3. 自信を取り戻すためのステップ:自己肯定感を高める方法

あなたは何度も転職を繰り返しており、介護職の環境はどこも同じだと感じているようです。しかし、すべての職場が同じではありません。 あなたの経験と知識は、他の施設では高く評価される可能性があります。 自信を失っている今だからこそ、自分の強みや価値を見つめ直すことが大切です。

自信を取り戻すための具体的なステップは以下の通りです。

  • 成功体験を振り返る:過去にあなたが成功した経験を思い出しましょう。 その経験から、あなたの強みやスキルを改めて認識し、自己肯定感を高めましょう。
  • 小さな成功を積み重ねる:大きな目標を立てずに、小さな目標を立て、一つずつ達成していくことで、自信を積み重ねていきましょう。 例えば、「今日、1人の利用者様に笑顔で接する」といった小さな目標から始めましょう。
  • 専門家のサポートを受ける:転職活動やキャリア相談を通して、あなたの強みや適性を見極め、あなたに合った職場を見つけるサポートを受けましょう。 キャリアカウンセラーや転職エージェントに相談することで、客観的な視点を得ることができます。
  • 自己肯定感を高める:自分の良いところや頑張っている点を意識的に書き出してみましょう。 毎日寝る前に、今日頑張ったことや嬉しかったことを3つ書き出すだけでも効果があります。

4. 転職を考える前に:職場環境改善の可能性

転職を考える前に、まずは現在の職場環境の改善について考えてみましょう。 管理職や上司への相談がうまくいっていないとのことですが、相談方法を見直すことで、状況が改善する可能性もあります。 例えば、

  • 具体的な提案をする:感情的な訴えではなく、具体的な解決策を提示することで、管理職や上司の理解を得やすくなります。
  • 同僚と協力する:同じような考えを持つ同僚と協力して、職場環境改善に向けて働きかける。
  • 記録を残す:日々の出来事や、利用者様とのやり取りを記録に残しておくことで、客観的な証拠として活用できます。

これらの方法を試みても改善が見られない場合、転職を検討するのも一つの選択肢です。

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5. まとめ:あなたの価値を信じ、一歩ずつ前に進もう

あなたは利用者様のことを真剣に考え、より良いケアを目指している素晴らしい介護士です。 周囲の意見に流されることなく、自分の考えをしっかりと持ち、行動することが大切です。 今回の経験を活かし、より良い職場環境を見つけ、自信を持って介護の仕事に取り組めるよう、応援しています。

転職は一つの選択肢ですが、まずは現在の職場での改善の可能性を探ることから始めましょう。 そして、自信を失わないために、自分の強みや価値を再確認し、自己肯定感を高める努力を継続してください。 もし、どうしても解決できない問題や、一人で抱えきれない悩みがあれば、専門家のサポートを受けることを検討しましょう。

※この記事は一般的なアドバイスであり、個々の状況に合わせた対応が必要な場合があります。 具体的な解決策については、専門家にご相談ください。

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