「家に帰りたい!」認知症の親の介護と、自立支援の板挟み…どうすればいい?
「家に帰りたい!」認知症の親の介護と、自立支援の板挟み…どうすればいい?
親御さんの介護は、心身ともに大変な道のりです。特に、認知症や身体的な問題で自立が難しい状況にある親御さんが「家に帰りたい」「自分でできる」と主張する場合、介護者は板挟みになり、どのように対応すれば良いのか悩んでしまうものです。
前年にバリバリ自立して両親が、年明けに二人とも倒れました。母は要介護4で、入院してた病院から私の家に来ました。が、介護認定の時の極度のせんもう(認知?)と数メートルすら歩けないレベルだった当時よりは大分よくはなってます。それでも二ヶ月の入院のせいでまだまだ認知があるし、筋力低下もあります(家の中くらいは歩けるようになった)。
そこで、せんもうがましなったことで、自分の家の場所がわかるようになり(入院中は自宅の場所がわからず、どんな家かも思い出せなかった)、自宅に帰る帰る!と言い張ります。うちに厄介になってるのも気を使うらしく、私の家で自由もきかないことや、くさいし汚いのはダメだから!と私に週一でシャワーさせられることも不満らしいです。それで、帰りたい帰りたいと…
家の整理とかもしたいらしく、整理だけならと数回連れて帰りましたが、捨てるものなんてない、すべて価値がある!これすべて売ればお金になるから!(と思い込んでる)と捨てないし、整理なんてなにからしていいかわからないとのことで、何もせずまたうちに帰してますが、このまま自宅に置いてってくれ!といわれます…
買い物もチャリで一人でいける!料理洗濯もすべて出来る!と言い張るし…
正直、介護前からも薬ののみ忘れやめちゃくちゃ飲んだりしてるし、薬の管理すらちゃんとできてません。そもそも医者も私の家に来るし、母が自宅に帰れるわけがないです。
でも、毎日何十回と、帰してくれ!とか、帰ってすることがたくさんあるから!とか、一人ですべて出来る!と…
実家はうちから二キロですが、ゆっくり歩いて帰るわ、と出ていこうとするし…
正直、帝王切開下手の私ですら(来るまで買い物程度はしているが)、2キロは歩けません…母ができるわけがない!
でも、母なら意地でやりとおすとはおもいますが、そのあと心臓発作で倒れたり、自宅で怪我したりするかと…チャリも転倒するはず、、
なので困ってるし、毎回ケンカに…
父のほうは年明けにチャリで転倒し、おそらく高いドブにおち、おそらく頭を強打したうえに足を付け根から折ってます(推測です)。
激痛のはずが落ちたであろうところから二キロほどの自宅に意地で帰り、自宅の鍵をかけ、泥水まみれの服を脱いだときに倒れ、24時間近くあとに私がたまたま発見。話せない動けないで脳梗塞だろうと所見でいわれました。
が、脳梗塞は小さく、話せない動けないのが不可解だと医師にいわれ、おそらく転倒時に頭を打って酸素もいかずそれが原因かも??といわれ、誤嚥性肺炎にもなってました。
一週間後、動けるようになり脳梗塞も治りましたが、骨折は本人が手術しない!といいはり、そのままとなりました。
リハビリ病院に転院予定ですが、足が痛く、歩行器で多少歩ける程度です。
尿も便も感覚がわからないようになり、オムツ必須です。
が、やっと連絡がついたら(父は携帯ないので看護師さんの携帯で一度だけ話させてもらえた)、勝手なことするな!転院とかはしない!わしは帰る!自分でチャリも乗れるし買い物もいけるから!と言い張り…
父は介護申請中ですが、自立は無理かと…
ただ、わたしは父にそんな愛情はないので、自立する!と言い張るなら自宅で一人で暮らしてみればいい、とは思いますが、医者から転院は必須!といわれてるし、帰る!勝手に決めるな!と言い張る父をどうしていいかわからず。
母は父のことを、あのひとは無理解!自立できるはずがないのに!と父のことはわかってらのに、自分の自立できないことはわからず、家に帰る!すべて出来る!と言い張るので、こちらの方もかなり困ってます。母には愛情があるので、じゃあは一人で暮らせよ!と突き放して放置するとかはできないし、そもそもうちに医者も来るし、いろんな手続きや、薬も私が毎回薬局に注文したりしてるのでそれを母ができるはずもないし…
どうしたらいいのでしょうか。皆さんのとこも同じ感じですか?
今回の記事では、介護が必要な親御さんが「家に帰りたい」「自立したい」と強く願う気持ちと、介護する側のジレンマに焦点を当て、具体的な解決策を提案します。介護と自立支援のバランスを取りながら、親御さんの尊厳を守り、安全で安心な生活をサポートするためのヒントをお届けします。
1. 親御さんの「家に帰りたい」という気持ちを理解する
親御さんが「家に帰りたい」と強く願う背景には、様々な感情が複雑に絡み合っています。まずは、その気持ちを理解することから始めましょう。
- 慣れ親しんだ場所への愛着: 長年住み慣れた家は、親御さんにとって安らぎの場所であり、思い出が詰まった場所です。
- 自立心と尊厳: 誰かの助けを借りずに、自分の力で生活したいという自立心は、人間として当然の欲求です。
- 不安と孤独感: 介護施設や同居生活への不安、孤独感から、自分の家に戻りたいと願うこともあります。
- 認知機能の低下: 認知症が進むと、現実と認識のずれが生じ、自分の置かれている状況を正しく理解できなくなることがあります。
これらの感情を理解することで、親御さんの言動に対するイライラや怒りを和らげ、より冷静に対応できるようになります。親御さんの気持ちに寄り添い、共感する姿勢を示すことが大切です。
2. 安全な環境を確保する
親御さんが「家に帰りたい」と願う一方で、安全な環境を確保することは、介護者にとって非常に重要な課題です。親御さんの心身の状態を考慮し、安全に生活できる環境を整える必要があります。
- 自宅の環境整備:
- 転倒防止のため、床の段差をなくし、手すりを設置する。
- 滑りやすい場所には、滑り止めマットを敷く。
- 照明を明るくし、夜間の移動を安全にする。
- 火災報知機や非常ベルを設置する。
- 薬の管理:
- 服薬カレンダーや服薬支援グッズを活用し、飲み忘れを防ぐ。
- 薬の管理を徹底し、過剰摂取や飲み合わせによるリスクを避ける。
- 必要に応じて、訪問看護師に薬の管理を依頼する。
- 見守り体制の構築:
- 定期的な訪問や電話連絡を行い、親御さんの様子を確認する。
- 緊急時の連絡先を明確にし、いつでも連絡が取れるようにする。
- GPS機能付きのデバイスを持たせ、親御さんの位置情報を把握する。
これらの対策を講じることで、親御さんが安全に生活できる環境を整え、万が一の事態に備えることができます。
3. 専門家との連携
介護に関する悩みは、一人で抱え込まずに、専門家との連携を図ることが重要です。専門家のサポートを受けることで、適切なアドバイスや支援を受けることができ、介護者の負担を軽減することができます。
- 医師: 親御さんの健康状態を把握し、適切な治療やアドバイスを受ける。
- ケアマネジャー: 介護保険サービスに関する相談や手続きを行い、ケアプランを作成する。
- 訪問看護師: 健康管理や服薬指導、日常生活のサポートを行う。
- 理学療法士・作業療法士: リハビリテーションを行い、身体機能の維持・向上を図る。
- ソーシャルワーカー: 福祉サービスに関する相談や情報提供、関係機関との連携を行う。
専門家との連携を通じて、親御さんの状態に合わせた最適な介護プランを作成し、安心して介護に取り組むことができます。
4. コミュニケーションの工夫
親御さんとのコミュニケーションは、介護生活を円滑に進めるために非常に重要です。一方的に指示するのではなく、親御さんの気持ちに寄り添い、対話を通じて理解を深めることが大切です。
- 傾聴: 親御さんの話をじっくりと聞き、気持ちを理解しようと努める。
- 共感: 親御さんの気持ちに寄り添い、共感の言葉を伝える。
- 具体的に説明する: 状況や理由を分かりやすく説明し、誤解を生まないようにする。
- 選択肢を与える: 自分で選択する機会を与えることで、自立心を尊重する。
- 褒める: できることを褒め、自信を持たせる。
これらの工夫により、親御さんとの信頼関係を築き、円滑なコミュニケーションを図ることができます。
5. 介護保険サービスの活用
介護保険サービスを積極的に活用することで、介護者の負担を軽減し、親御さんの生活の質を向上させることができます。利用できるサービスには、以下のようなものがあります。
- 訪問介護: ヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの介助を行う。
- デイサービス: 日帰りで施設に通い、食事、入浴、レクリエーションなどを受ける。
- ショートステイ: 短期間、施設に入所し、介護を受ける。
- 福祉用具のレンタル・購入: 車椅子、ベッド、歩行器などの福祉用具をレンタルまたは購入する。
- 住宅改修: 手すりの設置、段差の解消など、自宅の改修を行う。
これらのサービスを組み合わせることで、親御さんの状態に合わせた最適な介護体制を構築することができます。ケアマネジャーに相談し、適切なサービスを選びましょう。
6. 家族の協力体制を築く
介護は、一人で抱え込むのではなく、家族全体で協力して取り組むことが重要です。家族間で役割分担を行い、互いに支え合うことで、介護者の負担を軽減し、親御さんの生活を支えることができます。
- 情報共有: 親御さんの状態や介護に関する情報を共有し、認識のずれを防ぐ。
- 役割分担: 介護、家事、金銭管理など、それぞれの得意分野に応じて役割を分担する。
- 定期的な話し合い: 介護の状況や課題について、定期的に話し合い、改善策を検討する。
- 休息時間の確保: 介護者の心身の健康を保つために、休息時間やリフレッシュの機会を確保する。
- 感謝の気持ちを伝える: 互いに感謝の気持ちを伝え、支え合う関係を築く。
家族の協力体制を築くことで、介護者の負担を軽減し、より良い介護生活を送ることができます。
7. 法律と制度の理解
介護に関する法律や制度を理解しておくことも、介護をスムーズに進めるために重要です。これらの知識は、介護保険サービスの利用や、親御さんの権利を守るために役立ちます。
- 成年後見制度: 認知症などで判断能力が低下した親御さんの財産管理や身上監護を支援する制度。
- 介護保険制度: 介護保険サービスの利用に関する制度。
- 相続: 親御さんの相続に関する知識。
- 権利擁護: 親御さんの権利を守るための知識。
これらの知識を習得することで、適切な手続きを行い、親御さんの権利を守ることができます。
8. 介護者の心のケア
介護は、介護者にとって心身ともに大きな負担がかかるものです。介護者の心の健康を保つことも、介護を継続するために非常に重要です。
- 休息時間の確保: 睡眠時間を確保し、心身を休める。
- 趣味やリフレッシュ: 自分の好きなことや趣味を楽しむ時間を作る。
- 相談: 家族や友人、専門家などに悩みや不安を相談する。
- サポートグループ: 同じような境遇の介護者と交流し、情報交換や悩み相談をする。
- 医療機関の受診: 心身の不調を感じたら、医療機関を受診する。
介護者の心のケアを行うことで、心身の健康を保ち、より良い介護生活を送ることができます。
親御さんの介護は、決して一人で抱え込む必要はありません。専門家や家族、地域社会のサポートを受けながら、親御さんの尊厳を守り、安全で安心な生活をサポートしていきましょう。
今回のケースでは、ご両親がそれぞれ異なる状況にあり、介護と自立支援のバランスを取ることが非常に難しい状況です。お母様は「家に帰りたい」という気持ちが強く、ご自身の状態を正しく認識できていないため、安全な環境を確保することが課題となります。お父様は、転院を拒否し、自立を主張していますが、身体的な問題から自立は難しい状況です。
このような状況では、以下のステップで対応を進めることが重要です。
- 専門家との連携を強化する: 医師、ケアマネジャー、訪問看護師などと密接に連携し、ご両親の状態を正確に把握し、適切なケアプランを作成する。
- 安全な環境を最優先に考える: お母様の自宅への一時帰宅を検討する際は、安全対策を徹底し、見守り体制を整える。お父様には、転院先でのリハビリを勧め、安全な環境で療養できるようにする。
- コミュニケーションを工夫する: ご両親の気持ちに寄り添い、共感を示しながら、状況を丁寧に説明し、理解を求める。
- 介護保険サービスを最大限に活用する: 訪問介護、デイサービス、ショートステイなどを利用し、介護者の負担を軽減する。
- 家族の協力体制を築く: 家族間で役割分担を行い、互いに支え合い、介護者の負担を軽減する。
このプロセスを通じて、ご両親の尊厳を守りながら、安全で安心な生活をサポートし、介護者自身の心身の健康も守ることができます。
もっとパーソナルなアドバイスが必要なあなたへ
この記事では一般的な解決策を提示しましたが、あなたの悩みは唯一無二です。
AIキャリアパートナー「あかりちゃん」が、LINEであなたの悩みをリアルタイムに聞き、具体的な求人探しまでサポートします。
無理な勧誘は一切ありません。まずは話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなるはずです。
介護は、決して一人で抱え込む必要はありません。専門家や家族、地域社会のサポートを受けながら、親御さんの尊厳を守り、安全で安心な生活をサポートしていきましょう。
“`
最近のコラム
>> 「死にたい」と「未来への不安」…今の仕事が辛すぎるあなたへ。専門家が教える、心のSOSへの対処法