86歳の母との同居、施設入所…50代娘が抱える不安と、キャリアを諦めない選択肢
86歳の母との同居、施設入所…50代娘が抱える不安と、キャリアを諦めない選択肢
この記事では、50代後半の女性が、86歳のお母様との同居や施設入所を検討する中で抱える様々な不安、そして自身のキャリアや経済的な問題とどのように向き合っていくかについて、具体的なアドバイスと解決策を提示します。介護と仕事の両立、そして将来への希望を見出すためのヒントをお届けします。
東京在住の86歳の母を、北関東に嫁いだ娘である私がひきとること、その流れについて質問します。
兄が急死し今年3回忌を期に、義理姉と同居していた母をひきとることについて。
兄夫婦に子供はいません。
私は50代後半、二人の息子は独立していて夫と二人暮らし。夫は自営、私も自営ですが芳しくなく、経済面はほとんど夫が担っています。今はこれからどうなるのか不安ですが、今は贅沢をしなければどうにかやっています。
リーマンショックのころから、夫の仕事の運転資金のため借金が多く、その返済のため、貯蓄はありません。
夫の両親は80代で、衰えたものの健在。車で20分ほどのところで二人暮らしをしています。夫は長男。夫の弟は農家に養子にいきました。
いずれ来るであろう夫の両親の介護も控えていますし、母をひきとって、3人同時介護にならないようにと願うばかりです。
母を引き取るといいましても、こちらの施設の入所を希望しています。
私と母について、母はいわゆる毒母で、私は自分軸をもってかかわろうとしているのですが、会う度に毒気にやられるような状態です。母が年をとって、さらにひどくなったように感じます。本人はボケてないといいますが、ゆっくりとすすんでいるようにも感じています。ですので、環境が変わって、母が認知症になることもある程度は覚悟しています。
私自身は昔、アダルトチルドレンだと自覚し、心療内科に通っていたことがあります。
本当は関わりたくないのですが、兄が他界したいま、扶養義務は実の娘の私しかいないので仕方ありません。できる範囲で面倒をみるつもりです。
母は現在、週2のデイサービス、要介護2だったと思います。(3かもしれません)
こちらの地域包括支援センターに相談とともに、母の今のケアマネジャーにも相談すればいいのでしょうか?
それとも施設を探すことが先でしょうか?
さいきん都市部ではなかなか空きがないということも聞きました。ここの地域の情報はわかりませんが、もしかして悠長なこといっているかもしれません。
費用は母がもっている3,000万円なかから、本人も承諾済みです。月々どの程度払えるか、だいたい決まっています。
また、主治医の診察が月一、他に近所の医者に眠剤をもらうために通院しています。
主治医は今母が住んでいるところからも遠方なので、こちらに来るのを期に、できればこちらでかかりつけの病院を作りたいと思っています。
そのときには、今の主治医に娘のところにいくと報告して、カルテをもらえばいいのでしょうか?
それから、仮に良い施設に入所が決まった場合、のちのち家で面倒をみるということがあるのでしょうか?
その場合、環境的に長期に家で母をみることは難しいです。主人と二人暮らしの家は、2階建ての一軒家です。母が今まで泊まりに来たときには、母は膝痛のため、2階にはいけないため、1かい(1LDK)のテレビの前で終日過ごします。夫はそこで仕事をしているので、お互い遠慮していると思いますが、とくに夫の心労からいっても3日泊まるのが限度の状態ですので、もし、施設に入所できても、のちのち家で面倒をみるということがあるのであれば、どうすればいいのか、今からできることはあるのかなども、ご教示いただけたら幸いです。
たとえ施設に入っても母の世話は苦労も多いだろうと覚悟はしていますが、なんとかやっていこうと思っています。ですが、これからのことに不安がおおきいです。
1. 現状の整理と優先順位の明確化
まず、現状を整理し、優先順位を明確にすることが重要です。ご相談者様の状況は、介護、経済的な問題、そしてご自身の心の問題と、多岐にわたる課題を抱えています。これらの問題を一つずつ整理し、具体的な行動計画を立てていきましょう。
1-1. 介護に関する問題
- 母親の状況把握: 母親の現在の健康状態(要介護度、認知症の進行度合い)、生活習慣、日中の過ごし方などを詳細に把握しましょう。かかりつけ医やケアマネージャーとの連携が不可欠です。
- 施設探し: 地域の介護施設の情報を収集し、見学に行きましょう。施設の設備、サービス内容、費用、入居者の雰囲気などを比較検討し、母親のニーズに合った施設を選びましょう。都市部と異なり、地方では施設の空き状況が異なる場合があるため、早めに情報収集を始めることが重要です。
- 地域包括支援センターへの相談: 地域包括支援センターは、介護に関する様々な相談に対応してくれます。施設の紹介や、介護保険制度に関する情報提供、ケアプランの作成支援など、様々なサポートを受けることができます。積極的に相談し、必要な情報を収集しましょう。
- ケアマネージャーとの連携: 母親の現在のケアマネージャーにも相談し、今後のケアプランについて話し合いましょう。新しい環境での生活や、施設の入所について、ケアマネージャーからのアドバイスやサポートを受けることができます。
1-2. 経済的な問題
- 家計の見直し: 支出を詳細に把握し、無駄な出費を削減する努力をしましょう。固定費の見直し(保険料、通信費など)や、節約できる部分を探すことが重要です。
- 収入の確保: ご自身が自営とのことですが、状況が芳しくないとのことですので、収入を増やす方法を検討しましょう。副業や、スキルアップによる収入アップなども視野に入れることができます。
- 資産の有効活用: 母親の資産(3,000万円)をどのように活用するか、専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談し、最適な方法を検討しましょう。介護費用だけでなく、老後の生活資金についても計画を立てることが重要です。
1-3. 精神的な問題
- 自己理解: 過去のアダルトチルドレンとしての経験を活かし、母親との関係性における自分の感情を理解し、適切な距離感を保つことが重要です。
- 専門家への相談: 心理カウンセラーや精神科医に相談し、心のケアを行いましょう。一人で抱え込まず、専門家のサポートを受けることで、精神的な負担を軽減することができます。
- 休息時間の確保: 介護や仕事に追われる中で、自分のための時間を作ることを意識しましょう。趣味やリラックスできる時間を取り、心身ともに健康を保つことが大切です。
2. 介護施設選びのポイント
介護施設を選ぶ際には、以下の点を考慮しましょう。
2-1. 施設のタイプ
- 特別養護老人ホーム: 介護度が比較的高く、常時介護が必要な方が入居する施設です。費用は比較的安価ですが、入居待ちの期間が長い場合があります。
- 介護老人保健施設: 医療ケアやリハビリテーションを受けながら、在宅復帰を目指す施設です。
- 有料老人ホーム: サービス内容や費用が施設によって異なります。自立した生活ができる方向けの施設から、介護度の高い方向けの施設まで、様々なタイプがあります。
- グループホーム: 認知症の方を対象とした施設で、少人数で共同生活を送ります。
2-2. 施設の設備とサービス
- バリアフリー: 母親の身体状況に合わせて、バリアフリー設計になっているかを確認しましょう。
- 医療体制: 医療ケアが必要な場合は、看護師の配置や、協力医療機関の有無などを確認しましょう。
- レクリエーション: 母親が楽しめるレクリエーションやイベントが開催されているかを確認しましょう。
- 食事: 母親の食事制限や嗜好に合わせた食事が提供されるかを確認しましょう。
2-3. 費用
- 入居一時金: 入居時に必要な費用です。施設によって金額が大きく異なります。
- 月額費用: 家賃、食費、管理費、介護サービス利用料などを含みます。
- その他費用: オムツ代、医療費、レクリエーション費など、別途かかる費用がある場合があります。
2-4. 見学と情報収集
- 見学: 複数の施設を見学し、施設の雰囲気やスタッフの対応などを確認しましょう。
- 情報収集: 施設のパンフレットやウェブサイトだけでなく、入居者の口コミや評判なども参考にしましょう。
- 質問: 疑問点や不安な点は、施設のスタッフに遠慮なく質問しましょう。
3. 医療機関との連携
母親の健康管理のため、医療機関との連携も重要です。
3-1. かかりつけ医の選定
- 転院の手続き: 現在の主治医に、転居することを伝え、紹介状と診療情報提供書を受け取りましょう。
- 新しいかかりつけ医探し: 地域の医療機関を探し、母親の病状や希望に合った医師を選びましょう。
- 情報共有: 現在の主治医からの情報や、これまでの治療経過を新しいかかりつけ医に伝え、連携を密にしましょう。
3-2. 定期的な通院
- 通院のサポート: 母親の通院に付き添い、必要なサポートを行いましょう。
- 薬の管理: 母親の薬の管理を行い、服薬状況を把握しましょう。
- 健康管理: 定期的な健康診断を受け、早期発見・早期治療に努めましょう。
4. 施設入所後の対応
施設に入所した後も、様々な対応が必要になります。
4-1. 定期的な訪問
- 頻度: 母親の状況や、施設のルールに合わせて、定期的に訪問しましょう。
- コミュニケーション: 母親とのコミュニケーションを大切にし、近況報告や、悩みを聞いてあげましょう。
- 状況確認: 母親の健康状態や、生活状況を確認し、必要に応じて施設と連携しましょう。
4-2. 施設のスタッフとの連携
- 情報交換: 施設のスタッフと情報交換を行い、母親の状況を共有しましょう。
- 相談: 困ったことや、気になることがあれば、遠慮なく相談しましょう。
- 協力: 施設の運営に協力し、母親が快適に過ごせるようにサポートしましょう。
4-3. 家での介護について
- 検討: 施設に入所した後、状況によっては、家で介護を検討することもあるかもしれません。その場合は、ご自身の状況(経済状況、体力、時間など)を考慮し、現実的な範囲で検討しましょう。
- 準備: 家で介護を行う場合は、介護保険サービスの利用や、介護用品の準備、自宅の環境整備など、様々な準備が必要になります。
- 無理のない範囲で: 無理をして、ご自身の心身に負担がかかるようなことは避けましょう。
5. キャリアと経済的な自立
介護と両立しながら、ご自身のキャリアや経済的な自立を目指すことも重要です。
5-1. スキルアップとキャリアチェンジ
- 自己分析: 自分の強みや興味関心、キャリアビジョンを明確にしましょう。
- スキルアップ: 介護に関する知識やスキルを習得したり、新しい分野に挑戦したりすることで、キャリアアップを目指しましょう。
- キャリアチェンジ: 現在の仕事が合わない場合は、転職や、副業、起業なども視野に入れ、新しいキャリアを模索しましょう。
5-2. 副業やフリーランスという選択肢
- 副業: 本業と並行して、副業を行うことで、収入を増やし、キャリアの幅を広げることができます。
- フリーランス: 自分のスキルを活かして、フリーランスとして働くことで、自由な働き方を選択し、収入アップを目指すことができます。
- 情報収集: 副業やフリーランスに関する情報を収集し、自分に合った働き方を見つけましょう。
5-3. 経済的な自立のための対策
- 資産運用: 専門家(ファイナンシャルプランナーなど)に相談し、資産運用について学び、将来に備えましょう。
- 節約と貯蓄: 無駄な出費を削減し、貯蓄に励みましょう。
- 保険の見直し: 保険の内容を見直し、必要な保障を確保しましょう。
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6. 精神的なサポートと心のケア
介護は、心身ともに大きな負担がかかるものです。一人で抱え込まず、様々なサポートを活用しましょう。
6-1. 家族や友人との連携
- 相談: 家族や友人に、悩みを打ち明け、相談しましょう。
- 協力: 介護や家事について、家族や友人に協力を求めましょう。
- 息抜き: 定期的に、家族や友人と会ったり、趣味を楽しんだりして、息抜きをしましょう。
6-2. 専門家のサポート
- カウンセリング: 心理カウンセラーに相談し、心のケアを行いましょう。
- ソーシャルワーカー: ソーシャルワーカーに相談し、介護に関する様々な情報や、サポートを受けましょう。
- 地域包括支援センター: 地域包括支援センターに相談し、介護保険サービスや、地域の情報について、情報を得ましょう。
6-3. 自分自身のケア
- 休息: 十分な睡眠と休息をとり、心身ともに疲れを癒しましょう。
- 趣味: 趣味を楽しんだり、リラックスできる時間を作り、ストレスを解消しましょう。
- ポジティブ思考: ポジティブな思考を心がけ、前向きに物事を捉えるようにしましょう。
7. まとめ:未来への希望を胸に
今回の相談者様は、86歳のお母様の介護、経済的な問題、そしてご自身の心の葛藤という、非常に複雑な問題を抱えています。しかし、一つ一つ問題を整理し、具体的な行動計画を立て、専門家のサポートを受けながら、前向きに進んでいくことで、必ず解決の糸口は見つかります。
介護施設選び、医療機関との連携、経済的な自立、キャリアアップ、そして心のケア。これらの課題に真摯に向き合い、一つ一つ解決していくことで、未来への希望を見出すことができます。
ご自身のキャリアを諦めることなく、スキルアップや副業、フリーランスなど、様々な選択肢を検討し、経済的な自立を目指しましょう。そして、心の健康を保ち、自分らしい生き方を見つけてください。
最後に、一番大切なことは、自分を大切にすることです。無理をせず、できる範囲で、前向きに、一歩ずつ進んでいきましょう。応援しています。
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