「怒鳴る父」との対話:介護と向き合うあなたが、父の命を守るためにできること
「怒鳴る父」との対話:介護と向き合うあなたが、父の命を守るためにできること
この記事では、長年介護をされている35歳の娘さんが、自身の父親とのコミュニケーションに苦悩し、特に父親の健康問題と向き合う中で直面している課題について掘り下げていきます。父親の理解を得て、必要な医療ケアを受けさせるために、どのような対話術やアプローチが有効なのか、具体的な方法を提案します。また、介護と仕事の両立、そして母親の健康問題という複合的な問題に直面する中で、どのようにして自身のメンタルヘルスを保ち、家族全体を支えていくのか、具体的なアドバイスを提供します。
自分が少しでも気に入らないとすぐに怒鳴り散らし無視をする父への説得方法があれば教えてください。
家族構成は、
- 私(娘)35歳
- 父 63歳
- 母 63歳
です。父は私が18の頃に、交通事故で脊髄損傷し障害者認定を受けています。
その父なのですが、昔から少しでも自分の思い通りに全てがならないと、すぐに大声で怒鳴り散らします。挙げるときりがありません…。
子供の頃は、テレビ番組に関しても、父の見たい番組しか見れず、寝ているからとチャンネルを変えると「見てるのに変えるな!そんな事もこの至近距離で見えないのか!キチガイが!」と怒鳴られたり、母は「俺の自由に出来る金がない。だから離婚しろ。お前が働くというのは俺に働く能力がないという証拠だから認めない」(当時1日1000円、月3万の小遣いが父にありました。)と言ったり、「マンションを買う金がないのはお前が能無しだから、学費なんかくだらないものにかかったせいだ!お前が払え!俺の顔に泥を塗るな!俺に働き続けて死ねと言っている!」と高校の頃は言われ…。(父の当時の食費が月10万。父の手取りは20万もない。)
年始の親戚の集まりに行った時、「うちの馬鹿娘が~」というノリで、「うちのお父さんは~」と母が父のドジ話をしたら、家に帰ってから「お前は俺をどれだけ貶めれば気が済むんだ!俺はそんな人間じゃない!お前はキチガイだ!」と言い出したり…。
事故に遇い、入院していた病院を怒鳴り散らして迷惑だからと追い出された後、介助付きでの歩行は出来ていたため、自宅での介護を一時にしていたのですが、178㎝の父が転倒すると、155㎝の私と160㎝の母では起こす事が出来ずにいて、その時も「お前は俺の手足を引きちぎって殺す気か!そんなむごい殺し方しないでいっその事刺し殺せ!お前らは俺の金が目的なんだろ!」と訳の分からない叫びを数時間繰り広げ、24時間常に起きていないといけないことから心身共にボロボロになり、私が仕事の関係もあって当時軽うつを発症したのですが(今は症状も収まっており、ここ9年再発はしていません。)、すると「この恥さらし!キチガイ!だから俺を殺そうとするんだ!お前こそ死ね!死んで俺に詫びろ!今この場で死ね!キチガイは世界のゴミだ!」と意味不明な事を言い散らかす始末。
その為、常に介護を受けられる特別支援施設に10年前から入所させているのですが、昨年母が肝硬変で倒れ、介助が必要だったり入退院を繰り返したりとしている為、私が両方の手続きなどを行っています。親なのだから当然と言えば当然なのですが…。
施設への支払いに月に1度行く際、雑費は自己負担の為父にお金を渡しているのですが、その際も渡す金額が母の渡していた金額通りだと「そこのキチガイ!多めに入れろ!親への感謝はないのか!」と怒り出したため、母に電話をかけ母から説得させると、「お前らは俺から楽しみを奪い、家も奪って帰さないつもりだろう!」と叫び出します。父には毎月、2万を渡しているのですが…。
糖尿(甘いもの食べすぎ)の事をやんわり注意すると、「キチガイが!黙れ!」と言いだし。正論で冷静無感情に反論すると無視をします。なのに、自分の機嫌が収まると、職員さんに電話をかけさせ、あれを持ってこい、これを持ってこい…。
そんな父の床ずれが酷く、かかりつけの担当医からこの前連絡があり、かなりひどい状況に侵攻している。いぜんから治療のためにベッドの背もたれの角度を変えたり、態勢を数時間起きに変えるように…と伝えたところ、そんなことしたらテレビが見えない。腰が痛いと聞く耳を持たない。施設の人がやろうとすると、大声で拒否をして手出しができない。このままでは進行していく上、近いうちに細菌感染し命に関わります。だからご家族から説得をと言われました。
父は病気などは自分が特別だという認識を持ち喜びますし、医者の言う事も聞かず自己診断以外聞く耳を持たず、医者でさえ、あいつは頭がおかしいと罵ります。ですが、今まで何も言わなかったお医者様が言うという事は、少なくとも皮下脂肪や筋肉には達している(かなりひどい・細菌感染で命の危険という事からネット検索した結果の判断)と推測できます。切除も聞くと、お尻なので切除等手術は出来ません。だから壊死するとそのままになるので、今やらないとこちらも命の保証は出来ませんと言われました。
それを今日の昼に父の元へ支払いに行った時に伝えないといけないのですが、どう言えば幼稚園児以下の脳みその父が理解するのか…というか会話が成立するのか分かりません…。
私としては、父に話をしダメなら、自分の死因が床ずれからの感染症で良いのなら好きにしろ。面倒はもう見ない。施設の金も自分が払え。と見限るつもりでいるんですが…。補足父が理解能力に乏しい事、それが生まれつきであり、何を言おうと無理である、一種の精神だか発達だかの障害があり、上手くかわすしかないという事は重々理解しています。
今回理解させないといけないのは、私ではなく母の為です。
母は、専業主婦でしたし、働くのを頑なに止められていましたし…今は肝硬変で肝臓の9割死滅状態なので働くとかもってのほかです。離婚は…幼い私に苦労をさせられないからと踏みとどまってしまった為、父と婚姻関係を続けているのですが…。
その母は、父の労災・障害年金で生活・通院をしています。父が母より先にあの世に逝くと、私の稼ぎでは限度額申請はしていますが、生活の全てと医療費まで…とはいかず…。
いずれはどちらかが先に。父が先に逝くかもしれませんが、出来るだけ長く。その為に、治療が出来る今の段階で、治らずとも症状が酷くならないようにさせないといけません。
本人が納得しないと動かないので、理解・納得させる必要があるんです…。
それが無ければ、父のように私も父を罵倒しまくって早々に見限っています…。
はじめに:困難な状況と、あなたへのエール
ご相談ありがとうございます。お父様の介護、そしてお母様の病気と、本当に大変な状況ですね。長年にわたるご苦労、そして今まさに直面している困難、そのすべてに心から敬意を表します。今回の相談内容を拝見し、あなたの置かれている状況がいかに複雑で、心身ともに負担が大きいかを痛感しました。
まず、あなたが「見限るつもりでいる」と仰る気持ち、痛いほど理解できます。しかし、それでもなお、お母様のために、そしてお父様の健康のために、何とかしたいと願うあなたの優しさに、深く心を打たれました。
この困難な状況を乗り越えるために、私たちができることはたくさんあります。この記事では、お父様とのコミュニケーションを円滑に進め、必要な医療ケアを受け入れてもらうための具体的な方法、そして、あなた自身が抱える精神的な負担を軽減し、家族全体を支えるためのヒントを提案します。
1. お父様の特性を理解する:なぜ怒鳴るのか?
お父様が怒鳴ってしまう背景には、いくつかの要因が考えられます。
- 身体的な苦痛: 脊髄損傷による慢性的な痛みや不快感は、精神的な不安定さを引き起こしやすくなります。
- 自己肯定感の低下: 事故による障害や、周囲からの無理解は、自己肯定感を著しく低下させます。
- コントロール欲求: 自分の思い通りにならないことに対する強い不満や、状況をコントロールしたいという欲求が、怒りとして現れることがあります。
- コミュニケーション能力の限界: 感情を適切に表現する能力が未熟な場合、怒りが唯一の表現手段となることがあります。
お父様の言動は、これらの要因が複雑に絡み合って生じていると考えられます。
2. コミュニケーション戦略:怒りを鎮め、理解を得るために
お父様とのコミュニケーションを円滑に進めるためには、いくつかの戦略を意識することが重要です。
2-1. 共感と受容:
まずは、お父様の感情に寄り添い、理解を示すことが大切です。
<ul>
<li>「つらいね」「大変だね」といった言葉で、彼の苦痛を理解していることを伝えます。</li>
<li>彼の言葉を否定せず、まずは受け止める姿勢を示します。</li>
</ul>
2-2. 具体的な提案:
感情的な反応が落ち着いてから、具体的な提案をします。
<ul>
<li>「床ずれがひどくなると、もっとつらくなってしまうから、治療を受けよう」のように、彼の利益に繋がる言葉を選びます。</li>
<li>治療の必要性を、具体的な言葉で説明します。例えば、「このままでは、もっと痛くなって、寝られなくなるかもしれない」など、彼の不安を煽らないように注意しながら、現状を伝えます。</li>
<li>治療方法や、それによって得られるメリットを具体的に説明します。</li>
</ul>
2-3. 選択肢の提示:
一方的に指示するのではなく、選択肢を与えることで、お父様の自己決定感を尊重します。
<ul>
<li>「治療には、いくつかの方法があるけれど、どれがいいか一緒に考えよう」のように、主体性を持てるように促します。</li>
<li>選択肢を提示する際には、それぞれのメリットとデメリットを分かりやすく説明します。</li>
</ul>
2-4. 冷静な対応:
お父様が怒鳴ったり、感情的になったりした場合は、冷静に対応することが重要です。
<ul>
<li>感情的な言葉には反応せず、落ち着いて話を聞きます。</li>
<li>一度、距離を置くことも有効です。冷静さを保ち、感情的にならないように努めます。</li>
<li>落ち着いてから、改めて話し合いの機会を設けます。</li>
</ul>
3. 医療チームとの連携:専門家の力を借りる
お父様を説得するためには、医療チームとの連携が不可欠です。
- 医師との情報共有: お父様の性格や、これまでの言動を医師に伝え、適切なアドバイスを求めます。
- 専門家の意見: 医師や看護師から、治療の必要性や、その重要性を説明してもらうことで、お父様も耳を傾けやすくなる場合があります。
- 心理カウンセリング: 専門家によるカウンセリングは、お父様の精神的な負担を軽減し、感情的な問題を解決するのに役立ちます。
4. あなた自身のケア:心身の健康を守るために
お父様の介護、そしてお母様の病気と、あなたは本当に大変な状況に置かれています。
あなたの心身の健康を守るために、以下のことを実践しましょう。
- 休息: 十分な睡眠を取り、心身を休ませる時間を作りましょう。
- 気分転換: 趣味や好きなことに時間を使い、ストレスを解消しましょう。
- 相談: 信頼できる人に悩みを打ち明け、話を聞いてもらいましょう。
- 専門家のサポート: 精神科医やカウンセラーのサポートを受けることも検討しましょう。
- 休息: 十分な睡眠を取り、心身を休ませる時間を作りましょう。
- 気分転換: 趣味や好きなことに時間を使い、ストレスを解消しましょう。
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5. 母のサポート:母の安心のために
お母様を支えることも、非常に重要です。
- 情報共有: お父様の状況や、治療の進捗状況を、お母様と共有し、安心感を与えましょう。
- 感情的なサポート: お母様の不安や悩みに寄り添い、話を聞いてあげましょう。
- 協力: 医療費や生活費の管理について、お母様と協力して行い、負担を軽減しましょう。
6. 状況に応じた対応:柔軟な姿勢を保つ
状況は常に変化します。
柔軟な姿勢を保ち、状況に応じて対応を変えることが大切です。
- 諦めない心: 困難な状況でも、諦めずに、できる限りのことを行いましょう。
- 現実的な目標設定: すべてを完璧にしようとせず、現実的な目標を設定し、一つずつクリアしていくようにしましょう。
- 周囲のサポート: 一人で抱え込まず、周囲の人々のサポートを積極的に受け入れましょう。
7. 具体的な対話の例:父に伝える言葉
以下は、お父様との対話の例です。
この例を参考に、あなた自身の言葉で、お父様に伝えてみてください。
- 状況の説明: 「お父さん、最近、床ずれがひどくなってきて、先生が心配しているんだ。」
- 治療の必要性: 「このまま放っておくと、もっと痛くなって、寝られなくなるかもしれないんだって。」
- メリットの提示: 「治療をすれば、痛みが和らいで、もっと楽になるよ。」
- 選択肢の提示: 「治療には、いくつか方法があるみたいだけど、どれがいいか一緒に考えよう。」
- 共感: 「つらいよね。でも、一緒に頑張ろう。」
8. 見極めることも大切:限界を知る
どんなに努力しても、状況が改善しないこともあります。
あなたの心と体を守るために、見極めることも大切です。
- 専門家の意見: 医師や専門家の意見を聞き、客観的な判断をしましょう。
- 自分の限界: 自分の心身の状態を把握し、無理のない範囲で対応しましょう。
- 休息: 疲れていると感じたら、休息を取り、自分を大切にしましょう。
まとめ:あなたを支えるために
今回の記事では、お父様とのコミュニケーション、そして介護と向き合うあなたの心身の健康について、様々なアドバイスをさせていただきました。
- お父様の特性を理解し、共感と受容を心がけ、冷静にコミュニケーションをとること。
- 医療チームと連携し、専門家の意見を聞き、治療の必要性を伝えること。
- あなた自身の心身の健康を守り、休息を取り、周囲のサポートを受けること。
- お母様を支え、情報共有し、安心感を与えること。
これらのことを実践することで、お父様の健康を守り、ご家族みんなが少しでも穏やかな日々を送れるように、応援しています。
あなたは一人ではありません。
困難な状況を乗り越えるために、私たちが全力でサポートします。
あなたの未来が、明るく、希望に満ちたものになることを心から願っています。
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