81歳のお母様の透析と足の切断、パートナーとの関係…どうすれば良いのか悩んでいるあなたへ
81歳のお母様の透析と足の切断、パートナーとの関係…どうすれば良いのか悩んでいるあなたへ
まずは、ご相談ありがとうございます。81歳のお母様の病状、そしてその治療選択について、深い苦悩と葛藤の中にあること、心中お察しいたします。ご家族としての愛情、そして現実的な問題との狭間で、どのように最善の選択をすれば良いのか、本当に難しい問題です。この問題に対する答えは一つではなく、それぞれの状況によって最適な選択肢は異なります。この記事では、あなたの抱える問題に対して、様々な角度から光を当て、少しでも心の負担を軽減できるよう、具体的なアドバイスと情報を提供していきます。
長文で重い内容ですが相談に乗ってください。
81歳の母の事です。
糖尿病から腎不全になり現在週3日の透析に通っています。
母には男性のパートナーが居ます。
籍は入っていませんが30年以上一緒に暮らしていて母の世話をしてくれている人です。透析も送り迎えをしてくれています。
現在は車椅子の生活です。
私は10年前に他県に嫁ぎ暫く会っていなくて主治医から電話があり重要な話があると言われて母の通っている病院に行きました。
医師の話は母の今の状態と同じような方々のデータからの余命のパーセンテージでした。
母の余命がデータより短いか長いか分からないけれど、覚悟してくれと。
現在の母は左足が紫色に壊死していて先月巻き爪を切った所から黄色い液が出ていて、それを透析の日は病院、透析のない日はパートナーが消毒してガーゼを巻いてくれています。
医師はひとつの提案を出してきました。
このままいればバイ菌が全身に回ってしまうと、余命は変わらないかも知れないけど
左足を太ももから切断する事だと。
母の全身の血管がボロボロだとも言われました。
年齢的に手術に耐えられるかも分からない、手術中にバイ菌が飛んで頭に飛べば脳梗塞、胸に入れば心筋梗塞だそうです。
医師も命懸けの手術になるそうです。
このまま腐敗していくか、足を切断するかの二択に悩んでいます。
パートナーは間近で母の事を見ていて、左足が痛くて眠れない、眠っていない日が続いている、眠ってもレム睡眠でソファーでいつの間にか寝ていて落ちて怪我をしても意識がないと言っていました。
母抜きで病院で話し合ったのですが痛みがなくなるなら今体力があるうちの切断手術の方が良いけれど、本人の意志もあるという事と手術中、万が一バイ菌が飛んでしまった時の事を考えると答えが出ないのです。
母には余命の話はしていませんが、
『足は切らない!もし命に関わるようなら考える』と言っています。
でもどちらも命に関わるんですよね。
母と話をしていても元気になったら行きたい所の話や明るい声を聞いていると悲しくて涙が止まりません。
同じような経験のある方々、医師、看護士、介護士、その他の方々、アドバイスをいただけたら有り難いです。
宜しくお願い致します。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、現状を整理し、問題点を明確にすることから始めましょう。お母様の状況は非常に複雑であり、複数の問題が絡み合っています。以下に、主な問題点を整理します。
- 健康状態の悪化: 糖尿病による腎不全、透析治療、足の壊死、感染症のリスクなど、複数の健康問題が同時に進行しています。
- 治療選択のジレンマ: 足の切断手術を行うか、現状維持でいくかの選択は、どちらもリスクを伴い、非常に困難な決断です。
- 本人の意思: お母様は足の切断を望んでおらず、その意思を尊重することも重要です。
- パートナーの存在: 長年お母様の介護をされているパートナーの存在は、精神的・肉体的な負担を軽減する一方で、治療方針に関する意見の対立や、将来への不安も生じさせています。
- 家族の心理的負担: 遠方に住むあなたを含め、家族全員が、お母様の病状、治療選択、そして将来への不安から、大きな心理的負担を抱えています。
これらの問題点を踏まえ、一つずつ解決策を検討していく必要があります。
2. 医療専門家との連携
まず、主治医との連携を密にすることが不可欠です。主治医は、お母様の病状を最もよく理解しており、医学的な見地から最適な治療法を提案してくれます。以下の点について、積極的に相談しましょう。
- セカンドオピニオンの取得: 他の医師の意見を聞くことで、治療選択の幅を広げ、より客観的な判断材料を得ることができます。
- 手術のリスクとメリットの再確認: 手術の具体的なリスク、成功率、術後の生活について、詳しく説明を受けてください。
- 感染症対策: 感染症のリスクを最小限に抑えるための具体的な対策(抗生物質の投与、創部のケアなど)について、詳しく確認しましょう。
- 緩和ケアの検討: 痛みの緩和や精神的なサポートなど、緩和ケアの専門家との連携も検討しましょう。
また、看護師やソーシャルワーカーなどの専門家にも相談し、様々な情報やサポートを得ることも重要です。
3. 本人の意思の尊重
お母様の意思を尊重することは、非常に大切です。しかし、病状や治療に関する情報を正確に理解し、ご自身の意思を表明することは、難しい場合があります。以下の点に注意しながら、お母様とのコミュニケーションを図りましょう。
- 分かりやすい説明: 専門用語を避け、分かりやすい言葉で病状や治療法を説明しましょう。
- 選択肢の提示: 治療の選択肢を提示し、それぞれのメリットとデメリットを説明しましょう。
- 意思確認の繰り返し: 定期的に意思を確認し、考えが変わった場合は、その都度対応しましょう。
- 感情的なサポート: 辛い気持ちや不安な気持ちを共有し、励まし、寄り添いましょう。
お母様がご自身の意思を表明することが難しい場合は、ご家族や医療専門家と協力して、お母様の真意を理解する努力をしましょう。
4. パートナーとの協力
長年お母様の介護をされているパートナーは、重要な存在です。パートナーとの協力は、お母様のケアにおいて不可欠であり、あなた自身の心の負担を軽減するためにも重要です。以下の点に注意して、良好な関係を築きましょう。
- 感謝の気持ちを伝える: パートナーの献身的な介護に感謝の気持ちを伝えましょう。
- 情報共有: お母様の病状や治療に関する情報を共有し、一緒に考える時間を持ちましょう。
- 意見交換: 治療方針について、率直に意見交換し、互いの考えを理解し合いましょう。
- 役割分担: 介護の役割分担について話し合い、パートナーの負担を軽減しましょう。
- 精神的なサポート: パートナーの悩みや不安に耳を傾け、精神的なサポートを行いましょう。
パートナーとの協力体制を築くことで、お母様のケアがよりスムーズに進み、家族全員の心の負担も軽減されます。
5. 介護サービスの活用
介護サービスの活用も、重要な選択肢の一つです。専門家のサポートを受けることで、お母様のケアの質を向上させ、ご家族の負担を軽減することができます。以下の介護サービスを検討してみましょう。
- 訪問看護: 専門の看護師が自宅を訪問し、医療処置や健康管理を行います。
- 訪問介護: ヘルパーが自宅を訪問し、食事、入浴、排泄などの介護を行います。
- デイサービス: 日中に施設に通い、食事、入浴、レクリエーションなどのサービスを受けます。
- ショートステイ: 短期間、施設に入所し、介護サービスを受けます。
- 介護保険サービスの利用: 介護保険を利用することで、これらのサービスを比較的安価に利用できます。
これらの介護サービスを組み合わせることで、お母様のニーズに合わせた最適なケアを提供し、ご家族の負担を軽減することができます。
6. 精神的なサポート
お母様の病状、治療選択、そして将来への不安から、あなた自身も大きな精神的負担を抱えていることと思います。一人で抱え込まず、以下の方法で精神的なサポートを受けましょう。
- 家族や友人との交流: 家族や友人に悩みや不安を打ち明け、気持ちを共有しましょう。
- カウンセリング: 専門のカウンセラーに相談し、心のケアを受けましょう。
- サポートグループ: 同じような経験を持つ人たちと交流し、情報交換や励まし合いをしましょう。
- 趣味やリフレッシュ: 自分の好きなことやリフレッシュできる時間を作り、気分転換を図りましょう。
- 休息: 十分な休息を取り、心身の疲れを癒しましょう。
精神的なサポートを受けることで、心の負担を軽減し、前向きな気持ちで問題に取り組むことができます。
7. 治療選択の判断基準
足の切断手術を行うか、現状維持でいくかの判断は、非常に難しいものです。以下の点を考慮しながら、慎重に判断しましょう。
- お母様のQOL(生活の質): 足の切断手術によって、痛みが軽減され、生活の質が向上する可能性がある一方で、身体的な負担が増え、精神的なショックを受ける可能性もあります。現状維持の場合は、痛みが続き、感染症のリスクも高まります。
- 余命: 医師から提示された余命の予測は、あくまでもデータに基づいたものであり、個々の状況によって大きく異なります。余命の長さだけでなく、その間の生活の質も考慮しましょう。
- 本人の意思: お母様の意思を尊重し、可能な限り希望に沿った選択をしましょう。
- リスクとメリットの比較: 手術のリスクとメリット、現状維持のリスクとメリットを比較し、総合的に判断しましょう。
- 家族の意見: 家族全員で話し合い、それぞれの意見を尊重しながら、最善の選択肢を探しましょう。
最終的な判断は、あなたとご家族、そしてお母様自身で下すことになります。後悔のない選択をするために、十分な情報収集と、慎重な検討を行いましょう。
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8. 成功事例と専門家の視点
同じような状況を乗り越えた人々の成功事例や、専門家の視点を知ることも、あなたの心の支えになるはずです。
- 成功事例:
ある女性は、母親の足の切断手術という困難な決断を迫られました。当初は、手術に対する不安と、母親の意思を尊重することの間で葛藤していました。しかし、医師や看護師、そして家族との綿密な話し合いの結果、手術を決意。手術後、母親は痛みが軽減され、車椅子での生活ながらも、以前よりも活動的になり、笑顔が増えました。この女性は、母親のQOLを最優先に考え、医療専門家との連携、そして家族のサポートが、困難を乗り越える力になったと語っています。
- 専門家の視点:
医療ジャーナリストのA氏は、高齢者の医療と介護について長年取材を続けています。A氏は、高齢者の治療選択において、本人の意思を尊重することの重要性を強調しています。同時に、家族が抱える精神的な負担を理解し、専門家との連携や、介護サービスの活用を通じて、家族をサポートする体制を整えることの重要性を訴えています。また、A氏は、高齢者のQOLを向上させるためには、痛みや苦痛の緩和だけでなく、精神的なサポートや、社会的なつながりを維持することも重要であると述べています。
これらの事例や専門家の視点から、以下の点が重要であることがわかります。
- 情報収集と理解: 医療に関する情報を正確に理解し、治療選択に関する知識を深めることが重要です。
- 意思決定のプロセス: 本人の意思を尊重し、家族や医療専門家と協力して、慎重に判断することが重要です。
- サポート体制の構築: 家族や友人、医療専門家、介護サービスなど、様々なサポート体制を構築することが重要です。
- QOLの重視: 治療選択において、身体的な健康だけでなく、精神的な健康や、社会的なつながりなど、QOL全体を考慮することが重要です。
9. 今後のステップ
最後に、今後のステップを整理し、具体的な行動計画を立てましょう。
- 主治医との再度の面談: 手術のリスクとメリット、感染症対策、緩和ケアについて、改めて詳しく説明を受けましょう。セカンドオピニオンも検討しましょう。
- お母様との対話: 病状と治療法について、分かりやすく説明し、意思を確認しましょう。
- パートナーとの話し合い: 治療方針について、率直に意見交換し、互いの考えを理解し合いましょう。
- 介護サービスの検討: 訪問看護、訪問介護、デイサービスなど、利用できる介護サービスについて、情報収集し、検討しましょう。
- 精神的なサポートの活用: 家族や友人、カウンセラー、サポートグループなど、精神的なサポートを受けられる場所を探しましょう。
- 情報収集と学習: 糖尿病、腎不全、透析、足の切断手術などに関する情報を収集し、知識を深めましょう。
- 記録: 医師との面談内容、お母様との会話、パートナーとの話し合いの内容などを記録し、後で振り返ることができるようにしましょう。
これらのステップを踏むことで、あなたは、お母様の病状と向き合い、より良い選択をすることができます。そして、あなた自身の心の負担を軽減し、前向きな気持ちで、この困難な状況を乗り越えることができるでしょう。
この問題は、あなた一人で抱え込むにはあまりにも大きすぎます。頼れる人に頼り、専門家の意見を聞き、そして何よりも、お母様の気持ちに寄り添うことを忘れないでください。あなたの決断が、お母様にとって最善の結果をもたらすことを心から願っています。
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