「家を出たい…」親との同居に限界を感じ、転職も視野に。後悔しないための決断とは？
「家を出たい…」親との同居に限界を感じ、転職も視野に。後悔しないための決断とは？
今回の相談者の方は、長年連れ添った母親との同居に限界を感じ、今後のキャリアや生活について深く悩んでいらっしゃいます。過去の決断への後悔、将来への不安、そして出口の見えない状況に、心身ともに疲弊している様子が伝わってきます。まずは、相談者の方の置かれている状況と、抱えている問題点を整理していきましょう。
長文お許しください。
以前家族と離れたいと相談し離れるべき、と言われたものです。あの時に離れておけば良かったと後悔しています。母の希望で同居を続けていましたがもう限界です。
私は
母の希望通りに一戸建てを購入してしまいました。但し、私の希望は何一つ通りませんでしたし、今は持て余しています。
通勤場所30分の所に土地を持っていたのでそこに建て替えたいと申し出ましたが土地の人が嫌い、と言われ諦めました。
自分の老後の事もあるのでマンションがいいと言ったのですが、一戸建てにしか住めないと母に言われ4LDKの新築を通勤1時間半の所に購入。
持っていた土地は売却したので売却金額の半分でいいからその新築にあてたい、と申し出ましたが自分達の老後にとっておきたいと言われ、確かに父親名義のものだしそれをあてにしてはいけないとローンは全額私が負担になりました。
父が介護が必要になり私しか働き手がおらず母は父の介護は死んでもいやだ（父は若い時に好き勝手をしていたのでわからなくもないです。高校生の私にお金をせびるような人でしたから）というので父の年金が高いこともあり施設に入ってもらいました。
その手続きも、定期的なお見舞いも全て私がやりました。そのあとのケアは私に任せっきりで、約2年半で母がお見舞いに行ったのは3度程しかありません。その時点でも私はかなり不満がありましたが母の足もあまり良くないこともあり、子供の務めと思い、私が一人でやるようにしていました。
（母のケアマネさんがとても良い方で父の所に良く顔を出してくださったのでとても助かりました）
私も年をとり、通勤時間も長く、父の施設に呼び出されれば早退しても行かなくてはならず。
日常の買出しなども私が全てやっていて体も心も疲れてしまいました。
勿論全く楽しみがないわけではありませんが、わりと高い確率で友人と出かける予定を前もって話すと母の具合が悪くなりキャンセルすることがしばしばありました。あまりに続くので最近は予定を言わないようにしたら出かけられるようになりました。
それでもなんとか自分の母親だと騙し騙し生活を続けてきましたがGWにとうとう我慢が出来なくなってしまいました。
母は足が悪いとは言え、デイサービスでのリハビリでかなり回復したように思います。
それでもすぐに寒いから、雨が降ってるから、眠いからと理由をつくり、サボるくせがあるので私は勿論ケアマネさんからも私の負担をこれ以上増やさないためにもサボらず行きなさいと助言してくださるのですが、今度は公私共にお世話になってるケアマネさんの悪口を言いだす始末でした。
私もあまりに失礼なものいいに、身体が動けなくなったら私も会社を辞めるわけにいかないんだから、もしそうなったら父親と同じ施設に行ってもらうからね、と意地悪を言ってしまったこともありました。
そんな疲れもありGWに父親の所に顔を出してくれ、と言われたのですがどうしてもそんな気になれず、来週行くから今回は許してほしいと言うとわかったわよ、私が行くわよ…と。母はそう言えば私が行くと考えていたのはわかっていました。ただ私のメンタルも考えてほしいと思うのは私のワガママなんでしょうか？
それならタクシー代出すから行ってくればいいじゃない！と1万円を叩きつけるように渡してしまいました。
勿論、母は行くことはありませんでした。
母の足も少しは良くなったし、私は独立したい気持ちを抑えられなくなり、母親に施設に入ってほしい、それが無理ならこのままこの家のローンは私が払うし基本的な食料や光熱費も私が払うし母の分の年金は全て渡すし、父の所にも私が行くから私をこの家から母から解放してほしいと言ったら、私を捨てるのか、と。今までうまくいってたのに急になんだ、と。
私が母に尽くしてきた事を周りに自慢してらしく、今更別居なんて恥ずかしい、施設に入る位なら死んだ方がマシと言われました。
ここまで来て私の人生はこの人の見栄以下なのかと悲しくなりました。
あまりに頭に来てしまったので家を飛び出てしまいました。
老後にとっておきたいと言っていた土地売却代は母が使い切ってしまいました。
節約が苦手な母に任した私が悪いのですが…その後は私が家計をやりくりするようになったら半年で30万近く貯金も出来、まだ余裕があるので何にそんなに使ったのか本当にわかりません。
ただ、贅沢をする人ではないのでなんとなく使ってしまったんだと思います。
家を出る時、当座のお金3万と母の年金の分のカードは渡しては来たものの正直使い切ってしまわないか不安です。
私はもう強引に安い賃貸を借り、独立してしまおうかと思っています。
でもこの行為は間違っていますか？やはり母にも納得してもらうまで説得し続けるべきですか？
そもそも家を出ることは間違いなんでしょうか？
たまに歩いてるだけで涙が止まらなくなります。
私が間違ってるんでしょうか？
相談者の方の置かれている状況は、非常に複雑で、心身ともに大きな負担がかかっていることがわかります。 母親との同居、父親の介護、そして自身のキャリアや将来への不安。これらが複雑に絡み合い、出口の見えないトンネルの中にいるような感覚になっているのではないでしょうか。 この記事では、相談者の方の抱える問題点を整理し、今後の選択肢を提示することで、少しでも前向きな気持ちになれるようサポートしていきます。
1. 現状の整理：抱えている問題と、それらがもたらす影響
まず、相談者の方が抱えている問題を具体的に整理し、それが心身にどのような影響を与えているのかを分析します。 問題を客観的に把握することで、今後の対策を立てやすくなります。
- 母親との関係性： 母親の意向に沿った家を購入したものの、自身の希望は一切通らず、ローンは全額負担。介護や家事もほぼ一人で担い、精神的な負担が大きい。母親の言動に不満を感じ、関係性が悪化している。
- 父親の介護： 父親の介護を一人で担い、時間的・体力的な負担が大きい。父親の施設への対応も全て相談者が行っている。
- 経済的な問題： 土地の売却益を母親に使い込まれ、ローンの支払いも継続。母親の金銭感覚への不信感があり、将来的な経済的不安を抱えている。
- キャリアへの影響： 通勤時間が長く、父親の施設への呼び出しなどで、仕事との両立が困難になっている。
- 精神的な負担： 母親との関係、介護、経済的な問題、キャリアへの影響など、様々な要因が重なり、精神的に疲弊している。 孤独感や将来への不安も大きい。
これらの問題が複合的に作用し、相談者の心身に大きな負担を与えていることがわかります。 精神的なストレスは、睡眠不足や食欲不振を引き起こし、心身の健康を損なう可能性があります。 また、仕事への集中力の低下や、人間関係の悪化にもつながりかねません。
2. 独立の選択肢：メリットとデメリット、そして現実的なステップ
相談者の方は、現在の状況から脱却するために、独立（家を出る）という選択肢を検討しています。 この選択肢には、メリットとデメリットが存在します。 慎重に検討し、自分にとって最善の道を選択しましょう。
2-1. 独立のメリット
- 精神的な解放： 母親との関係から解放され、自分のペースで生活できるようになる。精神的なストレスが軽減され、心身の健康を取り戻せる可能性がある。
- 自由な時間の確保： 自分の時間を自由に使えるようになり、趣味や自己啓発に時間を費やせる。
- キャリアへの集中： 通勤時間や介護の負担が減り、仕事に集中できるようになる。キャリアアップの機会を掴みやすくなる。
- 経済的な自立： 自分の収入を自由に管理し、将来の資産形成に繋げられる。
2-2. 独立のデメリット
- 経済的な負担の増加： 家賃や生活費など、経済的な負担が増加する。
- 母親への罪悪感： 母親を一人残すことへの罪悪感を感じる可能性がある。
- 周囲からの理解： 親族や友人から、理解を得られない可能性がある。
- 介護問題： 父親の介護を、一人で担えなくなる可能性がある。
2-3. 独立に向けた現実的なステップ
独立を決意した場合、以下のステップで準備を進めましょう。
- 経済的な準備：
- 家賃や生活費の見積もりを作成し、必要な資金を確保する。
- 転職を検討する場合は、収入の見通しを立てる。
- 緊急時のための貯蓄を確保する。
- 住居の確保：
- 希望するエリアや間取りを検討し、賃貸物件を探す。
- 初期費用（敷金、礼金、仲介手数料など）を準備する。
- 母親との話し合い：
- なぜ独立したいのか、具体的に説明する。
- 経済的な支援や、父親の介護について、どのように協力できるのかを伝える。
- 感情的にならず、冷静に話し合う。
- 周囲への相談：
- 親族や信頼できる友人に相談し、アドバイスを求める。
- 専門家（弁護士、ファイナンシャルプランナーなど）に相談する。
- 介護体制の検討：
- 父親の介護について、ケアマネージャーや施設のスタッフと相談し、今後の対応を検討する。
- 必要に応じて、介護保険サービスの利用を検討する。
3. 母親との関係修復：対話と理解、そして境界線の設定
独立するにしても、しないにしても、母親との関係を改善することは、今後の生活の質を左右する重要な要素です。 感情的な対立を避け、建設的な関係を築くために、以下の点に注意しましょう。
- 対話の重要性： 感情的にならず、冷静に話し合うことが大切です。 自分の気持ちを伝え、相手の気持ちにも耳を傾けましょう。
- 境界線の設定： 自分の時間やプライベートな空間を守るために、明確な境界線を設定しましょう。 母親の要求に全て応じるのではなく、断る勇気も必要です。
- 感謝の気持ち： 母親への感謝の気持ちを伝えることも重要です。 感謝の言葉は、相手との関係を良好にする潤滑油となります。
- 専門家の活用： 家族関係の問題は、一人で抱え込まず、専門家（カウンセラー、ソーシャルワーカーなど）に相談することも有効です。
- 第三者の介入： 家族だけでの解決が難しい場合は、親族や信頼できる第三者に仲介を依頼することも検討しましょう。
4. キャリアプランの再考：転職、キャリアアップ、そして自己実現
現在の仕事に不満がある場合や、独立を機に新たなキャリアを模索したい場合は、キャリアプランを再考することも重要です。 自分の強みや興味関心を見つめ直し、将来の目標を設定しましょう。
- 自己分析：
- 自分の強み、弱み、興味関心、価値観を明確にする。
- 過去の経験を振り返り、成功体験や失敗体験から学びを得る。
- キャリアの棚卸しを行い、自分のスキルや経験を客観的に評価する。
- 情報収集：
- 興味のある業界や職種について、情報収集を行う。
- 企業のウェブサイトや求人情報を確認し、仕事内容や待遇を調べる。
- 転職フェアやセミナーに参加し、情報収集や人脈形成を行う。
- 転職エージェントに相談し、キャリアに関するアドバイスを受ける。
- 目標設定：
- 将来の目標（キャリアプラン）を設定する。
- 目標達成のための具体的なステップを計画する。
- 目標達成までの期間を定める。
- 転職活動：
- 履歴書や職務経歴書を作成し、応募書類を準備する。
- 面接対策を行い、自己PRや志望動機を明確にする。
- 企業研究を行い、面接に臨む。
- キャリアアップ：
- 現在の会社でキャリアアップを目指す。
- スキルアップのための資格取得や研修を受講する。
- 社内での異動や昇進を目指す。
転職を検討する際には、現在の状況を考慮し、無理のない範囲で活動を進めることが重要です。 焦らず、じっくりと自分に合ったキャリアプランを立てましょう。
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5. 専門家への相談：問題解決への道を開く
今回の相談者の方は、非常に複雑な問題を抱えており、一人で解決することは困難です。 専門家のサポートを受けることで、問題解決への道が開ける可能性があります。 以下の専門家への相談を検討しましょう。
- 弁護士： 法律的な問題（財産分与、相続など）について相談できます。
- カウンセラー： 精神的な悩みやストレスについて相談できます。
- ファイナンシャルプランナー： 経済的な問題（資産運用、保険など）について相談できます。
- キャリアコンサルタント： キャリアに関する悩み（転職、キャリアアップなど）について相談できます。
- ソーシャルワーカー： 介護や福祉に関する相談ができます。
専門家への相談は、問題解決の糸口を見つけ、より良い未来を切り開くための第一歩となります。 積極的に活用しましょう。
6. まとめ：後悔しないために、自分らしい選択を
今回の相談者の方は、母親との関係、父親の介護、そして自身の将来への不安など、多くの問題を抱えています。 独立するか、同居を続けるか、どちらの選択肢を選ぶにしても、後悔しないためには、以下の点を意識することが重要です。
- 自分の気持ちに正直になる： 自分の本当の気持ちを理解し、それに従って行動しましょう。
- 情報収集と分析： 選択肢を比較検討し、メリットとデメリットを理解した上で、最適な選択をしましょう。
- 周囲とのコミュニケーション： 家族や友人、専門家と積極的にコミュニケーションを取り、アドバイスを求めましょう。
- 柔軟な対応： 状況は常に変化します。 柔軟に対応し、必要に応じて計画を修正しましょう。
- 自己肯定感を高める： 自分を大切にし、自己肯定感を高めることで、困難を乗り越える力を養いましょう。
人生は一度きりです。 自分の人生を大切にし、自分らしい選択をすることで、後悔のない未来を築きましょう。 相談者の方の今後のご活躍を心から応援しています。
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