祖母の介護問題と、あなたらしい働き方を両立させるには?
祖母の介護問題と、あなたらしい働き方を両立させるには?
まず、今回の相談内容を整理します。
今、とても悲しい気持ちになっています。
どうしたら良いか分からないので、知恵を貸して下さい。
(すみません、長文です・・・。)
・祖母・・・地方在住。一か月前に骨折で入院。目が不自由(視野が狭くなっている)。1人暮らし。介護認定審査を受けて結果待ちの状況。
・父・・・東京在住。自営業だけど、会社を畳むため少しづつ減らしている。 母と2人暮らし。
・叔母・・・祖母と同じ地域に在住。農家。子供は皆手を離れて叔父と2人暮らし。
・私・・・東京在住。仕事有り。独身。小さい頃育ててもらっていたこともあり、祖母っ子です。
祖母が一か月前に背中を骨折して入院しました。骨折なので、後は時間が薬だと思われます。ですが、まだ歩くのが少し困難で、歩行車や杖が無いと歩くことが出来ません。
今入院している病院では、そういった患者さんを60日間受け入れる病床があって、リハビリや、通常生活に戻れるようにアドバイスをしてくれるサービスがあり、それを利用しようか、という話になりました。
この事が、父と叔母の間で意見が割れまして・・・。
父:祖母は高齢なので、ずっとベッドの上・話さないとなると、気持ちの面でも弱ってしまうからやめた方が良い。
叔母:ちゃんと歩けるようになるまで、病院で世話になったら良い。
私も父と同じで、病院という場所にいるだけで、弱弱しくなっている人を見ていたことがあるので、それなら家に帰って庭先でご近所の気安い人たちをおしゃべりをしていた方が元気でいられると思っていました。
ですが、叔母の言うことも正論で、祖母が自分で生活を送れるようになるのが1番だし、リハビリをしてくれるのなら、一歩も歩かないことはないだろうと、考えが少し変わりました。
ところが、父の「家に帰った方が良い」という意見を聞いて、「戻ってもまともに歩けないし、自分たちがつきっきりで見てられるわけでもない。戻した方がいいと思うなら、自分(父)が戻って面倒みればいい。」と。尚且つ、叔母は相談した友達(私も良く知っている人)から、「近くに住んでいるけど、家を出た(嫁に出た)んだから、あんたが口を出すことはない。全部長男(父)に任せればいい」と言われたそうです。
それを聞いた叔母は「確かにそうだ。これまで色々してきたけど、もう手も足も口も出さない。」と言い始めてしまいました。
父は祖母が家に戻っても一人で生活できないなら施設に入った方が良い、という考えで、叔母は施設に入れるのは本当に最後の最後、という考えでしたが、今の状況だと父は本気で施設へ・・・と考え、祖母は受け入れるしかありません。社交的な人だったら施設に入っても楽しく過ごせるかもしれませんが、祖母はそうではありません。もし施設に入ってしまったら、弱ってしまう一方だと思うし、育ててくれた祖母に、孤独を感じさせたくありません。断固として反対です。
それで万が一のことがあったら、私は父も叔母も、余計なことを叔母に言った叔母の友達も恨むと思います。
叔母は傍に住んでいるので、祖母を気にかけてくれて食事を差し入れたりしてくれていました。叔父もすごく良くしてくれています。それに甘えている父だし、私も叔母がいるから大丈夫、という、言い方を変えれば、任せっきりの状況です。それがすごく大変だったのかもしれません。
父は、祖母の様子を話しても、「歩くのにまだ歩行車が必要」とか、介護を連想させるような話になると、機嫌が悪くなります。
父と叔母のやり取りは、すごくすごく悲しくなりますが、普通に生活して、子どもを育てて(孫まで)、普通に年を取っただけなのに…「周りの人に迷惑をかけたくない」と言って気を使っている祖母の気持ちを考えたら、・・・涙がでてきます。
叔母がもう「手も足も口も出さない」と言うなら、一か月に一回でも帰ります。出張さえなければ、こちらに引っ越しても良いのですが、新幹線のあるターミナル駅まで軽く3時間30分、空港までは4時間30分かかるので、許可が下りません。(出張以外は在宅ワーク可能なので、現在は祖母の家に滞在してお見舞いに通っています。)
どうしたらこれまでのように祖母が家で生活できるか。どうしたら施設を回避できるか。どうしたら叔母が考えを変えてくれるか。
とりあえずは、病院のサービスを利用してちゃんと歩けるようになるまでお世話になる。(リハビリもあるのでずっとベッドということはないと父に伝える)介護認定が下りたら、利用するようにして叔母の負担を軽くする。今の私にはこれくらいしか浮かびません・・・。
愚痴の部分もあるのに、ここまで読んでくださって有難うございます。良いアイディア・ご意見がありましたら教えて下さい。孫が口を出すことじゃない、等の否定的なご意見は申し訳ないですがご遠慮ください。
宜しくお願いします。補足短い間に回答頂きまして、有難うございます。厳しいご意見や寄り添って下さったご意見等、大変有難かったです。
祖母に関しては、アドバイスを頂いたように、可能な期間リハビリを病院にて行ってもらい、その間、看護師さんや周囲の人となるべく話しをすることを頑張ってもらいたいと思います(難しいかもしれませんが(^-^;)。
また、頂いたご意見を踏まえ、明日父と話をするつもりです。実際にそばで見てきたのは叔母で、戻って面倒を見ることを考えないのなら、口を出す資格はないし、そもそも家を出た叔母には、お願いする立場なのだということを伝えます。家も手すりを付けたり、ヘルパーさんに来て頂くなども話してみるつもりです。
もし、将来的にもし寝たきりになったり一人での生活が難しくなったら、その時に私がどうにか一緒に暮らせないか、もしくは施設にお世話になるのかを考えることにしたいと思います。
有難うございました!
ご相談ありがとうございます。お祖母様の介護と、ご自身の働き方について、大変悩ましい状況ですね。今回は、この二つの問題に焦点を当て、具体的な解決策を提案します。
まず、現在の状況を整理すると、以下の点が課題として挙げられます。
- お祖母様の介護:骨折後のリハビリ、今後の生活の場(自宅or施設)の選択、ご家族間の意見の相違
- ご自身の働き方:在宅ワークが可能であるものの、介護に十分な時間を割けるか、遠方であることによる移動時間の問題
これらの課題に対し、今回は以下の3つのステップで解決策を提案します。
- お祖母様の介護に関する具体的な対策
- ご自身の働き方(多様な働き方)の選択肢
- 家族間のコミュニケーションと、長期的な視点での対策
1. お祖母様の介護に関する具体的な対策
まず、お祖母様の介護に関する具体的な対策を検討しましょう。現状では、以下のような選択肢が考えられます。
1-1. 病院でのリハビリと、その後の生活の場
お祖母様が入院されている病院のリハビリプログラムは、非常に有効な選択肢です。リハビリによって、身体機能の回復を目指し、自宅での生活を継続できる可能性を高めることができます。
しかし、ご家族間での意見の相違があるため、まずは、
- 情報収集:病院のソーシャルワーカーや、ケアマネージャーに相談し、リハビリの内容、期間、費用、自宅での生活に必要なサポートについて詳しく情報を収集しましょう。
- 家族会議:ご家族全員で話し合いの場を設け、それぞれの考えや希望を共有しましょう。その際、専門家から得た情報を基に、客観的な視点から議論を進めることが重要です。
- 体験:可能であれば、リハビリの様子を見学したり、自宅での生活をシミュレーションしたりすることで、具体的なイメージを持つことができます。
これらのステップを踏むことで、より納得のいく結論を出すことができるでしょう。
1-2. 介護サービスの活用
介護保険制度を利用することで、様々な介護サービスを受けることができます。例えば、
- 訪問介護(ホームヘルプサービス):自宅での入浴、排泄、食事などの介助や、掃除、洗濯などの生活援助を行います。
- デイサービス(通所介護):日中に、食事や入浴、レクリエーション、機能訓練などを行います。
- ショートステイ(短期入所生活介護):短期間、施設に入所し、介護サービスを受けます。
これらのサービスを組み合わせることで、お祖母様の生活をサポートし、ご家族の負担を軽減することができます。
介護保険サービスを利用するためには、介護認定を受ける必要があります。お祖母様が介護認定を受けていない場合は、市区町村の窓口に申請を行いましょう。介護認定の結果に基づいて、ケアマネージャーがケアプランを作成し、適切なサービスを提案してくれます。
1-3. 家族間の協力体制の構築
介護は、一人で行うものではありません。ご家族全員で協力し、負担を分担することが重要です。そのためには、
- 役割分担:それぞれの得意分野や、可能な範囲で役割分担を行いましょう。例えば、叔母様は、食事の準備や、買い物、通院の付き添いなどを担当し、ご相談者は、週末に帰省して、お祖母様との時間を過ごすなど。
- 情報共有:お祖母様の状態や、介護サービスの利用状況など、情報を共有し、連携を密にしましょう。
- 定期的な話し合い:定期的に家族会議を開き、現状の課題や、今後の対策について話し合いましょう。
家族間の協力体制を構築することで、介護の負担を軽減し、お祖母様が安心して生活できる環境を整えることができます。
2. ご自身の働き方(多様な働き方)の選択肢
次に、ご自身の働き方について検討しましょう。在宅ワークが可能であるという点は、介護と両立する上で大きなメリットです。しかし、遠方であることや、急な対応が必要になる可能性を考慮し、以下の選択肢を検討してみましょう。
2-1. 在宅ワークの継続と、柔軟な働き方の模索
在宅ワークを継続しつつ、柔軟な働き方を模索しましょう。例えば、
- 勤務時間の調整:介護の状況に合わせて、勤務時間を調整できるような、柔軟な働き方を会社と交渉してみましょう。
- 副業の検討:本業に加えて、介護の合間にできる副業を検討してみましょう。例えば、ライティング、翻訳、オンラインアシスタントなど、在宅でできる仕事はたくさんあります。
- フリーランスへの転向:より自由度の高い働き方を求めるのであれば、フリーランスへの転向も検討できます。フリーランスであれば、自分のペースで仕事を進め、介護との両立がしやすくなります。
これらの選択肢を検討することで、介護と仕事の両立を目指すことができます。
2-2. 地方移住の検討
現在、東京で在宅ワークをされているとのことですが、将来的には、実家のある地方への移住も視野に入れることも可能です。地方であれば、お祖母様の介護に直接関わることができ、移動時間や費用を削減することができます。
移住を検討する際には、以下の点を考慮しましょう。
- 仕事の確保:地方でも、在宅ワークや、転職などで仕事を見つけることができるか、事前に調べておきましょう。
- 住居の確保:住居の確保も重要です。実家で同居するのか、賃貸物件を探すのか、購入するのか、様々な選択肢があります。
- 生活環境:地方での生活は、都会とは異なる点も多くあります。地域の情報収集や、近隣住民との交流などを通して、生活環境に慣れる必要があります。
地方移住は、大きな決断ですが、介護と仕事の両立を実現するための、有効な選択肢の一つです。
2-3. 転職の検討
現在の仕事が、介護との両立に適していないと感じる場合は、転職も検討してみましょう。介護に理解のある企業や、在宅ワークを推奨している企業など、働きやすい環境の企業を探すことができます。
転職活動を行う際には、以下の点を意識しましょう。
- 自己分析:自分の強みや、キャリアプランを明確にし、自分に合った仕事を探しましょう。
- 情報収集:企業の情報を収集し、介護に関する制度や、働き方について調べておきましょう。
- 面接対策:面接では、介護と仕事の両立に対する考え方や、具体的な対策について説明できるように準備しておきましょう。
転職は、キャリアアップのチャンスでもあります。積極的に情報収集し、自分に合った仕事を見つけましょう。
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3. 家族間のコミュニケーションと、長期的な視点での対策
最後に、家族間のコミュニケーションと、長期的な視点での対策について考えましょう。介護は、長期にわたる可能性があります。そのため、家族全員が協力し、長期的な視点を持って、対策を講じることが重要です。
3-1. 家族間のコミュニケーションの改善
家族間のコミュニケーションを改善することで、介護に関する問題を円滑に解決することができます。そのためには、
- 定期的な話し合い:定期的に家族会議を開き、現状の課題や、今後の対策について話し合いましょう。
- 率直な意見交換:それぞれの考えや希望を、率直に伝え合いましょう。
- 感謝の気持ちを伝える:介護に関わってくれている家族に対して、感謝の気持ちを伝えましょう。
コミュニケーションを改善することで、家族間の信頼関係を深め、介護を乗り越えるための、強い絆を築くことができます。
3-2. 長期的な視点での対策
介護は、長期にわたる可能性があります。そのため、長期的な視点を持って、対策を講じることが重要です。例えば、
- 介護保険制度の活用:介護保険制度は、介護を支えるための重要な制度です。介護保険サービスを最大限に活用し、負担を軽減しましょう。
- 地域包括ケアシステムの活用:地域包括ケアシステムは、地域住民が、住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを続けるためのシステムです。地域包括支援センターなどに相談し、必要なサポートを受けましょう。
- 専門家への相談:介護に関する悩みや、問題は、一人で抱え込まずに、専門家(ケアマネージャー、医師、弁護士など)に相談しましょう。
長期的な視点での対策を講じることで、介護に備え、安心して生活を送ることができます。
3-3. ご自身の心のケア
介護は、心身ともに大きな負担がかかります。ご自身の心のケアも、非常に重要です。例えば、
- 休息:十分な休息を取り、心身を休めましょう。
- 気分転換:趣味や、好きなことをして、気分転換しましょう。
- 相談:友人や家族、専門家などに相談し、悩みを打ち明けましょう。
ご自身の心のケアを怠らないことで、介護を乗り越え、心身ともに健康な状態を保つことができます。
まとめ
今回の相談内容に対する解決策をまとめます。
- お祖母様の介護に関する具体的な対策:病院でのリハビリ、介護サービスの活用、家族間の協力体制の構築
- ご自身の働き方(多様な働き方)の選択肢:在宅ワークの継続と、柔軟な働き方の模索、地方移住の検討、転職の検討
- 家族間のコミュニケーションと、長期的な視点での対策:家族間のコミュニケーションの改善、長期的な視点での対策、ご自身の心のケア
これらの対策を参考に、ご自身の状況に合わせて、最適な方法を選択し、実行してください。また、今回の問題は、ご家族全員で協力し、長期的な視点を持って取り組むことが重要です。困難な状況ではありますが、諦めずに、前向きに取り組んでください。応援しています。
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