親からの虐待と経済的困窮…絶望から抜け出すための法的手段とキャリア再建
親からの虐待と経済的困窮…絶望から抜け出すための法的手段とキャリア再建
この記事では、親からの虐待と経済的困窮という深刻な状況に置かれている方が、法的手段を通じて現状を打開し、キャリアを再建するための具体的な方法を解説します。あなたの置かれている状況を理解し、そこから抜け出すための第一歩を一緒に踏み出しましょう。
僕は、現在函館市在住の食べる事が大好きな、パーキンソニズム症状（有棘赤血球舞踏病）を患う一種一級の身体障害者です。僕は約3年前に札幌市の祖母の生家（一階に義理の叔父が住む二階）から、離婚を機に一人暮らしは危険という理由から強制的に函館の両親の住む実家に転居させられました。添付された写真は父親に「こんな物ばかり読んでるからお前は頭が悪くなるんだよ！」とビリビリに破かれた物的証拠なのです！約1年前にデイサービスに御世話になってからも、僕が患うパーキンソニズム症状の一つ、『無動』が現れているにも関わらず、父親は「動かせ！止まるな！今度止まったら朝飯抜きでスマホ禁止だぞ！」の一点ばりでこれ迄何度もそのペナルティを負ってきました！母親に到りましては座椅子に座っている僕を蹴って、プレッシャーとストレスを与え続けます！それで父親が「もう磨かなくて良い！こんな奴入歯になっちゃえば良いんだよ！」と言えば、母親はその言葉に従ってしまいます！ある日朝御飯抜きにされた事をデイサービスのスタッフさんに告口した日は、晩御飯抜きにされました！TVのチャンネル権は、父親が完全に握り、僕が観たい番組の予約は一切出来ません！通帳、財布は父親に奪われ、外出、外食は愚か、Amazon、ヤフオクと言ったネットショッピングすら許されておりません！トイレに行く時は父親に介助して貰うのですが、膝が曲がっていると蹴られております！ひと月に食費として5万円、生活費として3万円介護費として5万円支払っているにも関わらず、日曜日に両親が買い物に行ってる間に冷蔵庫の中の物を勝手に食べた日はその日の昼食と夕飯を抜きにされた上、その週から毎日曜日は冷蔵庫に鍵をかけられました！ 普段、在宅中は座椅子に座っているのですが、父親を目で追ったりしたら「人の顔色窺ってんじゃねえ！」と怒鳴られ、側頭部や後頭部を蹴られております！痙攣発作を起こした日なんかは、ボコボコに撲られております！このように振る舞う両親に対する、何か『法律』や、『制定』、『条令』等ございませんでしょうか？
ご相談ありがとうございます。ご家族からの虐待と経済的な困窮という、非常に厳しい状況に置かれていることが伺えます。まずは、あなたの置かれている状況がどれほど深刻であるかを理解し、そこからどのように脱却していくか、具体的なステップを一緒に考えていきましょう。
1. 現状の法的問題点と利用できる制度
ご相談内容から、いくつかの法的問題点が浮かび上がります。これらの問題に対応するための法的手段と、利用できる制度について解説します。
1-1. 虐待と人権侵害
ご両親による身体的暴力、精神的虐待、経済的搾取は、明らかに人権侵害にあたります。具体的には、以下の法律に抵触する可能性があります。
- 刑法： 暴行罪（刑法208条）、傷害罪（刑法204条）に該当する可能性があります。身体的暴力だけでなく、精神的な苦痛を与える行為も虐待とみなされる場合があります。
- 障害者虐待防止法： 障害者に対する虐待を防止するための法律です。身体的虐待、性的虐待、心理的虐待、ネグレクト、経済的虐待などが禁止されています。
- 民法： 親権者の権利濫用（民法820条）に該当する可能性があります。親権者は、未成年者の監護・教育を行う義務がありますが、虐待行為は権利の濫用と見なされます。
1-2. 財産管理と経済的搾取
通帳や財布を奪われ、自由に金銭を使用できない状況は、経済的搾取にあたります。また、生活費や介護費を支払っているにも関わらず、十分な食事を与えられない、必要なものを購入できない状況も問題です。
- 成年後見制度： 判断能力が低下している場合に、本人の財産管理や身上監護を支援する制度です。弁護士や司法書士などの専門家が後見人となり、あなたの権利を守ることができます。
- 詐欺罪： 財産を騙し取られた場合、詐欺罪（刑法246条）に該当する可能性があります。
1-3. 解決策と法的手段
これらの問題に対して、以下の法的手段を検討できます。
- 警察への相談： 暴行や傷害の事実がある場合、警察に相談し、被害届を提出することができます。
- 弁護士への相談： 専門的なアドバイスを受け、法的手段（告訴、損害賠償請求など）を検討できます。
- 市町村の相談窓口： 虐待に関する相談窓口があります。専門家が相談に乗ってくれ、必要な支援を紹介してくれます。
- 成年後見制度の利用： 弁護士や司法書士に相談し、成年後見人を選任することで、財産管理や身上監護をサポートしてもらえます。
2. 具体的な行動ステップ
現状を打開するために、具体的な行動ステップを以下に示します。
2-1. 情報収集と証拠の確保
まずは、現状を客観的に把握し、証拠を収集することが重要です。
- 記録の作成： 虐待の事実を日記やメモに記録します。日時、場所、内容を具体的に記載し、証拠として保管します。
- 写真や動画の撮影： 身体的な傷がある場合は、写真や動画で記録しておきます。
- 医療機関の受診： 身体的・精神的な症状がある場合は、医療機関を受診し、診断書や診療記録を取得します。
- 関係機関への相談記録： 相談した機関や担当者の名前、相談内容、対応などを記録しておきます。
2-2. 相談窓口の利用
一人で抱え込まず、専門機関に相談しましょう。
- 市町村の福祉事務所： 虐待に関する相談窓口があります。専門家が相談に乗ってくれ、必要な支援を紹介してくれます。
- 地域包括支援センター： 高齢者の介護や福祉に関する相談窓口です。
- 弁護士会： 法律相談や弁護士紹介を行っています。
- NPO法人や支援団体： 虐待被害者や障害者を支援する団体があります。
2-3. 法的手続きの検討
弁護士に相談し、法的手続きの可能性を検討します。
- 告訴： 犯罪事実がある場合、警察に告訴し、刑事事件として捜査を求めることができます。
- 損害賠償請求： 虐待によって受けた精神的苦痛や経済的損失に対して、損害賠償を請求することができます。
- 成年後見制度の利用： 弁護士や司法書士に相談し、成年後見人を選任することで、財産管理や身上監護をサポートしてもらえます。
3. キャリア再建に向けた準備
法的手段と並行して、キャリア再建に向けた準備も進めていきましょう。現在の状況から脱却し、自立した生活を送るためには、仕事を見つけ、経済的な基盤を築くことが不可欠です。
3-1. スキルと経験の棚卸し
まずは、これまでのあなたのスキルや経験を整理しましょう。どのような仕事に興味があるのか、どんなことができるのかを具体的に書き出してみます。
パーキンソニズム症状を抱えながらでも、在宅ワークや障害者雇用など、働き方の選択肢は広がっています。
- これまでの職務経験： これまでどのような仕事をしてきたのか、具体的な業務内容や実績を振り返ります。
- 保有スキル： パソコンスキル、語学力、コミュニケーション能力など、自分の強みを洗い出します。
- 興味のある分野： どんな仕事に興味があるのか、どんなことをやってみたいのかを考えます。
3-2. 障害者向けの就労支援サービスの活用
障害のある方の就労を支援するサービスを利用しましょう。これらのサービスは、あなたのキャリア再建を強力にサポートしてくれます。
- ハローワーク： 障害者向けの求人を紹介してくれます。専門の相談員が、あなたの状況に合わせたサポートをしてくれます。
- 障害者就業・生活支援センター： 就職に関する相談や、職場定着のための支援をしてくれます。
- 就労移行支援事業所： 就職に向けた訓練や、職場探し、就職後のサポートをしてくれます。
- 障害者雇用枠： 障害のある方を対象とした求人です。企業によっては、合理的配慮を受けながら働くことができます。
3-3. 求人情報の収集と応募
求人情報を収集し、積極的に応募しましょう。障害者向けの求人サイトや、企業の採用情報をチェックします。
- 求人サイト： 障害者向けの求人情報を掲載しているサイトを利用します。
- 企業の採用情報： 興味のある企業の採用情報をチェックし、積極的に応募します。
- 履歴書・職務経歴書の作成： 自分のスキルや経験をアピールできる履歴書と職務経歴書を作成します。
- 面接対策： 面接で聞かれる可能性のある質問への対策をしておきましょう。
3-4. 在宅ワークの検討
パーキンソニズム症状を抱えている場合、在宅ワークという選択肢も有効です。自宅で自分のペースで仕事ができるため、身体的な負担を軽減できます。
- データ入力： パソコンを使って、データ入力を行う仕事です。
- Webライティング： Webサイトの記事を書く仕事です。
- プログラミング： プログラミングスキルがあれば、在宅でシステム開発やWebサイト制作の仕事ができます。
- オンラインアシスタント： 企業の事務作業をオンラインでサポートする仕事です。
4. 精神的なサポートとセルフケア
困難な状況を乗り越えるためには、精神的なサポートとセルフケアも重要です。
4-1. 専門家への相談
精神的なストレスを感じている場合は、専門家に相談しましょう。
- 精神科医： 精神的な問題を抱えている場合、精神科医に相談し、適切な治療を受けることができます。
- カウンセラー： 悩みや不安を抱えている場合、カウンセラーに相談し、心のケアを受けることができます。
4-2. 家族や友人とのコミュニケーション
信頼できる家族や友人に、今の状況を話してみましょう。話を聞いてもらうだけでも、心が軽くなることがあります。
- 話を聞いてもらう： 自分の気持ちを話すことで、ストレスを軽減することができます。
- 相談する： 困ったことがあれば、相談してみましょう。
- 支え合う： 互いに支え合い、励まし合うことで、困難を乗り越えることができます。
4-3. ストレス解消法の実践
自分なりのストレス解消法を見つけ、実践しましょう。
- 趣味に没頭する： 好きなことに没頭することで、ストレスを軽減することができます。
- 軽い運動をする： 適度な運動は、心身の健康に良い影響を与えます。
- リラックスできる時間を作る： 音楽を聴いたり、入浴したりして、リラックスできる時間を作りましょう。
これらのステップを踏むことで、あなたは現状を打破し、自立した生活を送るための第一歩を踏み出すことができます。困難な状況ではありますが、決して一人ではありません。専門家や支援機関の力を借りながら、諦めずに前向きに進んでいきましょう。
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