義母の万引きで信頼関係が崩壊…介護と仕事の両立で心が疲弊した私がとるべき心の持ち方
義母の万引きで信頼関係が崩壊…介護と仕事の両立で心が疲弊した私がとるべき心の持ち方
この記事では、ご自身の親族の介護と、仕事との両立に悩むあなたが、精神的な負担を軽減し、より良い関係性を築くための具体的な方法を提案します。特に、万引きという出来事を通して義母への不信感を抱き、介護への意欲が低下している状況を乗り越えるための心の持ち方、具体的な行動について掘り下げていきます。
先日、義母が万引きをしたと警察から電話があり引き受けに行きました。義母は83才。物忘れが多くなり、義兄が病院に行きましたが、認知症の薬を飲むほどではないと診断を受けています。
万引きについては「昨日の夜寝ていないから頭がおかしい。知らない。やってない。」と、最後まで謝罪の言葉は口にしませんでした。
遠方に赴任中の主人と相談し、義母の住む高齢者マンションのスタッフにも事実を伝える事にしたのですが、それを知ると警官の前で「住む所が無くなる」等々騒ぎ出しました。
警官も見かねて「今回は初めてだし、迷子で保護された事にしてあげたら」と。結局、スタッフの方にはそのように話をしました。
しかし数日後、義母は自分でスタッフに喋ったらしく「詳しいお話を」と電話がありました。
警察に行った日から事実を話さなかった事に、私自身悩んでいた為、結果的には良かったと思っています。
でも万引き事件以来、義母を信頼できなくなり、病院の付き添いも行きたくありません。マンションにも行きにくいです。単身赴任中の主人は、自分か義兄が行くからと言ってくれています。
私の心が狭いのでしょうか。でも子供達には絶対に知られたくないし。
ちなみに義母は生活には余裕があり、お金に対する執着は凄いです。
義父が亡くなる前に3ヵ月、意識がないまま入院していたのですが「喋れないのに行ってもタクシー代が勿体ない。」、また霊安室でも「遺族年金が○○円入る。」など平気で口にしていました。
まとまりがなくなってしまいましたが、私はどのような心持ちでいれば良いのでしょうか。
1. 現状の整理と問題の核心
ご相談ありがとうございます。義母様の万引きという出来事、そしてその後の対応を通して、あなたは大変な精神的負担を感じていらっしゃると思います。まずは、現状を整理し、問題の核心を理解することから始めましょう。
- 万引きという行為: 義母様の認知機能の低下が疑われる中で起きた出来事であり、本人の自覚がない可能性があります。しかし、あなたにとっては、信頼関係を揺るがす大きな出来事だったでしょう。
- 義母様の言動: 謝罪の言葉がないこと、お金への執着、そして周囲への配慮に欠ける言動は、あなたに大きなストレスを与えているはずです。
- あなたの感情: 義母様への不信感、介護への抵抗感、そして子供たちへの影響を心配する気持ち。これらはすべて、自然な感情です。
- 周囲の状況: 単身赴任中のご主人、義兄、高齢者マンションのスタッフという、様々な関係者との連携も必要となります。
問題の核心は、義母様の認知機能の低下と、それに対するあなたの感情的な対応、そして周囲との連携です。この問題を解決するためには、まずあなたの心の負担を軽減し、その上で、義母様の状況を理解し、適切なサポート体制を構築する必要があります。
2. 感情的な負担を軽減するための心の持ち方
まずは、あなたの心が少しでも楽になるように、心の持ち方について考えてみましょう。
- 感情を認める: 義母様への不信感、介護への抵抗感、子供たちへの心配など、あなたの感情はすべて正当なものです。無理に抑え込もうとせず、まずは「そう感じている自分」を認めてあげましょう。
- 完璧主義を手放す: すべてを完璧にこなそうとせず、時には「できないこと」を認めることも大切です。一人で抱え込まず、周囲に頼ることも考えてみましょう。
- 罪悪感を手放す: 「心が狭いのではないか」という罪悪感を感じる必要はありません。あなたは、自分の感情に正直であり、家族のことを大切に思っているのです。
- 距離を置く: 物理的な距離だけでなく、感情的な距離も重要です。義母様との距離を適切に保ち、自分の心を守ることも必要です。
- 専門家のサポート: 専門家（カウンセラー、精神科医など）に相談し、心のケアを受けることも有効です。第三者の視点からアドバイスをもらうことで、心が軽くなることもあります。
これらの心の持ち方を実践することで、あなたは少しずつ心の負担を軽減し、より冷静に状況を判断できるようになるでしょう。
3. 義母様の状況を理解する
次に、義母様の状況を理解するための具体的なアプローチを考えてみましょう。
- 認知症の可能性を考慮する: 義母様の物忘れや、周囲への配慮に欠ける言動は、認知症の初期症状である可能性があります。まずは、専門医による診断を受けることを検討しましょう。
- 専門医との連携: 認知症と診断された場合、医師と連携し、適切な治療やケアプランを立てることが重要です。
- 情報収集: 認知症に関する情報を集め、その症状や対応方法について理解を深めましょう。
- 環境調整: 義母様の生活環境を整え、安全で安心できる環境を提供しましょう。例えば、転倒防止のための手すりの設置、火災報知機の設置などです。
- コミュニケーション: 義母様とのコミュニケーションを工夫し、穏やかな関係性を築きましょう。話を聞いてあげること、共感すること、そして、できるだけ穏やかな言葉遣いを心がけることが大切です。
義母様の状況を理解し、適切なサポートを提供することで、あなた自身の心の負担も軽減されるはずです。
4. 周囲との連携とサポート体制の構築
一人で抱え込まず、周囲との連携を強化し、サポート体制を構築することも重要です。
- ご主人との連携: 単身赴任中のご主人と、定期的に状況を共有し、今後の対応について話し合いましょう。
- 義兄との連携: 義兄とも協力し、義母様の介護を分担しましょう。
- 高齢者マンションのスタッフとの連携: スタッフと密に連携し、義母様の状況を共有し、必要なサポートを受けましょう。
- 地域包括支援センターの活用: 地域包括支援センターに相談し、介護保険サービスや、その他のサポートについて情報を得ましょう。
- 家族会議: 家族会議を開き、今後の対応について、全員で話し合いましょう。
周囲との連携を強化し、サポート体制を構築することで、あなたの負担は軽減され、より良い介護ができるはずです。
5. 具体的な行動計画
上記のステップを踏まえ、具体的な行動計画を立てましょう。
- 医療機関への受診: 義母様を専門医に受診させ、認知症の可能性について診断を受けましょう。
- 情報収集: 認知症に関する情報を集め、理解を深めましょう。
- 専門家への相談: カウンセラーや精神科医に相談し、心のケアを受けましょう。
- 周囲との連携: ご主人、義兄、高齢者マンションのスタッフ、地域包括支援センターなどと連携し、サポート体制を構築しましょう。
- 介護保険サービスの利用: 必要に応じて、介護保険サービスを利用しましょう。
- 休息時間の確保: 自分の時間を確保し、休息を取りましょう。
この行動計画を実行することで、あなたは状況を改善し、より良い未来を切り開くことができるでしょう。
6. 子供たちへの対応
子供たちへの対応についても、慎重に検討する必要があります。
- 真実を伝えるかどうか: 子供たちの年齢や性格を考慮し、真実を伝えるかどうかを決めましょう。
- 伝え方: 伝える場合は、子供たちの理解度に合わせて、分かりやすく説明しましょう。
- サポートを求める: 子供たちにも、できる範囲でサポートを求めましょう。
- プライバシーの保護: 子供たちのプライバシーを尊重し、個人情報を守りましょう。
- 専門家への相談: 子供たちへの対応について、専門家（カウンセラーなど）に相談することも有効です。
子供たちへの対応は、家族の絆を深める良い機会にもなります。子供たちの理解と協力を得ながら、共に乗り越えていきましょう。
7. あなた自身のキャリアと生活
介護と仕事の両立は、大変な課題です。しかし、あなたのキャリアと生活を諦める必要はありません。
- 仕事の調整: 勤務時間や業務内容について、会社と相談し、調整できる範囲で調整しましょう。
- テレワークの活用: テレワークを活用し、柔軟な働き方を検討しましょう。
- スキルアップ: スキルアップを図り、キャリアアップを目指しましょう。
- 自己投資: 自分の時間を作り、自己投資を行いましょう。
- 休息: 十分な休息を取り、心身の健康を保ちましょう。
介護と仕事の両立は、困難な道のりですが、あなた自身のキャリアと生活を充実させることも可能です。積極的に行動し、自分らしい生き方を見つけましょう。
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8. まとめ
義母様の万引きという出来事は、あなたにとって大きな衝撃だったことでしょう。しかし、あなたは決して一人ではありません。この記事で提案した方法を参考に、あなたの心の負担を軽減し、義母様との関係を改善し、そして、あなた自身のキャリアと生活を充実させてください。
具体的には、
- 感情を認め、自分を大切にすること
- 義母様の状況を理解し、適切なサポートを提供すること
- 周囲との連携を強化し、サポート体制を構築すること
- 具体的な行動計画を立て、実行すること
- 子供たちへの対応を検討すること
- あなた自身のキャリアと生活を大切にすること
これらのステップを踏むことで、あなたは必ず、より良い未来を切り開くことができると信じています。あなたの心が少しでも軽くなり、穏やかな日々を送れることを心から願っています。
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