お金を貸したのに返ってこない…！弁護士も匙を投げた状況から、少しでも「スッキリ」するための戦略

この記事では、長年連れ添った内縁の夫に貸したお金が返ってこないという、非常に複雑な状況に置かれたご相談者様のお悩みに焦点を当てます。弁護士に相談しても解決が難しいと言われた状況から、少しでも「スッキリ」するための具体的な戦略を、キャリア支援の専門家である私が、あなたの立場に寄り添いながら提案していきます。

母が貸したお金を返してもらいたい（長文です）

アラフォーの主婦です。

母は父と離婚後、同郷の男性と内縁関係となり十年以上一緒に暮らしておりました。

相手の男性は知り合った際、離婚協議中で、すぐ離婚が決まったため不倫ではありません。

相手の男性（Aとします）は商売をしており、うまくいっていなかったそうです。

その為、母は何年にも渡って合計３００数万を貸してしまいました。

そのうちAは末期癌になってしまい、返済もままなくなりました。

そこでAは多額の生命保険を自分にかけていたため、彼の次男を病床に呼び三者で話し合い、がんになったAを面倒見たのは母なのでその分のお礼も含めて生命保険から１０００万母にあげて欲しいと言ったそうです。

なぜ、そこで借用書や遺言書を作らなかったのか・・・

母は世間知らずで、人をすぐに信用してしまうのです。

Aの死後しばらくたって連絡すると、歯切れが悪く、では貸した３００数万だけでも返して欲しいと頼むと次男はわかりました。と答えたそうです。その後再度連絡すると、もうお金はないと言われ。

結局、Aの死後一年経ってしまいました。

私がこの話を知ったのはつい数週間前です。

母は私に恥ずかしかったようで黙っていましたが、一周期の連絡もなく悲しくなったのかぽつりと話してきました。

母は無料相談で弁護士に相談したそうですが、返済は難しいと言われたそうです。

ただ、Aの病気の際も子供達はまったく面倒も見ず、私は何をやってきたのか…悔しいと言います。

結局母は老婆なので、なにもできないと馬鹿にされているのでないかと思い、私が母に代わって言ってみようかと思っています。

Aの店はそのまま（借地の為、財産価値なし）

次男は昨年秋に新店をOPEN（現在４店舗経営）Aと同業

長男は昨年春に起業するも現在服役中

長男はもともとAにたかっており、Aの死後も随分遺産問題で揉めたらしい。

そのため次男が窓口になっている

という状況です。

正直、借用書がありませんので返済は難しいかもしれませんが、Aの介護をすべて母に押し付け、俗にいうエリートというやつなのに、母の老後の費用を返さず店をOPENする等、腹が立ちます。

借金返済、それが無理ならば少し言い方はアレですが少し嫌な思いをさせたいのですが、どうしたら良いでしょうか。お知恵をお貸しください。

ご相談ありがとうございます。お母様が長年連れ添ったパートナーにお金を貸し、その返済が滞っているという、非常に複雑で感情的な問題ですね。弁護士に相談しても難しいと言われたとのことですが、それでも「少しでもスッキリしたい」というお気持ち、痛いほどよく分かります。この状況を打開するために、法的手段だけでなく、感情的な側面にも寄り添いながら、いくつかの戦略を提案させていただきます。

1. 現状の整理と問題点の明確化

まずは、現状を客観的に整理し、問題点を明確にしましょう。これは、今後の戦略を立てる上で非常に重要です。

貸付金の詳細： 貸した金額、時期、方法などを具体的に把握しましょう。可能であれば、銀行の振込記録やメールのやり取りなど、証拠となり得るものを探しましょう。
A氏の状況： A氏の死亡時の財産状況を把握しましょう。生命保険の受取人、相続人、負債などを確認することで、今後の交渉材料となります。
次男との関係： 次男とのやり取りを整理しましょう。どのような経緯で、どのような約束をしたのかを明確にすることで、交渉の方向性が見えてきます。
法的アドバイスの再確認： 弁護士に相談した際に、返済が難しいと判断された理由を具体的に確認しましょう。借用書がないこと、時効の問題、相続放棄の有無など、様々な要因が考えられます。

2. 法的手段の可能性を探る

弁護士に相談して難しいと言われたとしても、諦める前に、もう一度法的手段の可能性を探ってみましょう。状況によっては、まだいくつかの選択肢が残されているかもしれません。

事実確認と証拠収集： 借用書がない場合でも、貸付の事実を証明できる証拠を探しましょう。例えば、銀行の振込記録、メールのやり取り、A氏との会話の録音などです。これらの証拠は、裁判で有利に働く可能性があります。
相続人への請求： A氏が亡くなっているため、相続人に対して返済を求めることができます。相続人が相続放棄をしていない場合、相続財産から返済を受ける可能性があります。
不当利得： A氏が受け取ったお金が、不当に利益を得たものと判断される場合、不当利得返還請求ができる可能性があります。
弁護士への再相談： 別の弁護士に相談してみることも有効です。専門分野や経験によって、見解が異なる場合があります。複数の弁護士に相談することで、より多角的な視点から解決策を見つけることができます。

3. 感情的な側面へのアプローチ

法的手段だけでは解決できない場合、感情的な側面へのアプローチも重要です。特に、今回のケースでは、お母様の長年の献身に対する報われなさ、そして次男への不信感が強いと思われます。

手紙の作成： 次男に対して、感情を込めた手紙を書いてみましょう。これまでの経緯、お母様の気持ち、そして返済を求める理由を具体的に伝えることで、相手の心に訴えかけることができます。手紙は、法的効力はありませんが、相手の態度を変えるきっかけになる可能性があります。
直接対話： 次男と直接対話する機会を設けることも検討しましょう。ただし、感情的になりすぎないように注意し、冷静に話を進めることが重要です。可能であれば、第三者（弁護士など）を交えて話し合うことも有効です。
和解交渉： 裁判を起こす前に、和解交渉を試みることもできます。弁護士を通じて、返済額や方法について交渉することで、ある程度の解決策を見出すことができるかもしれません。
心理的なサポート： お母様の心のケアも重要です。長年の苦労が報われないという状況は、精神的な負担が大きいものです。カウンセリングや、信頼できる人に話を聞いてもらうなど、心のケアをサポートしましょう。

4. 今後のキャリアと生活設計について

今回の件とは直接関係ありませんが、お母様の今後のキャリアや生活設計についても、少し考えてみましょう。老後の生活資金が不足している場合、何らかの対策が必要になります。

資産の見直し： お母様の資産状況を把握し、今後の生活に必要な資金を計算しましょう。預貯金、年金、不動産など、あらゆる資産を洗い出す必要があります。
就労支援： お母様が働ける状況であれば、就労支援も検討しましょう。年齢や経験を活かせる仕事を探すことで、収入を増やすことができます。
生活保護： 資産が少ない場合、生活保護の申請も検討しましょう。生活保護は、最低限の生活を保障するための制度です。
専門家への相談： ファイナンシャルプランナーや社会福祉士など、専門家への相談も有効です。専門家は、個々の状況に合わせて、最適なアドバイスをしてくれます。

5. 成功事例と専門家の視点

今回のケースに似たような状況で、解決に至った事例はいくつか存在します。以下に、参考となる事例と、専門家の視点をご紹介します。

事例1： 借用書がない場合でも、メールのやり取りや銀行の振込記録を証拠として、裁判で一部返済を勝ち取ったケース。
事例2： 相続人が相続放棄をしていたが、生前にA氏が生命保険の受取人を変更していなかったため、保険金の一部を返済に充てることができたケース。
事例3： 弁護士が、次男との粘り強い交渉を行い、分割払いで合意を取り付けたケース。
専門家の視点： 弁護士は、「借用書がない場合でも、諦めずに証拠を集め、粘り強く交渉することが重要です。また、感情的な側面にも配慮し、相手の心に寄り添う姿勢も大切です。」と述べています。
専門家の視点： ファイナンシャルプランナーは、「老後の生活資金は、早めに準備することが重要です。資産の見直し、就労支援、専門家への相談など、様々な選択肢を検討しましょう。」と述べています。

これらの事例や専門家の視点から、今回のケースでも、まだ解決の可能性が残されていることが分かります。諦めずに、様々な戦略を試してみましょう。

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6. 具体的な行動計画

最後に、具体的な行動計画を立てましょう。これは、現状を打開し、少しでも「スッキリ」するために不可欠です。

ステップ1： 現状の整理と問題点の明確化を行います。貸付金の詳細、A氏の状況、次男との関係、法的アドバイスの内容を整理しましょう。（1週間以内）
ステップ2： 弁護士に再相談し、法的手段の可能性を探ります。別の弁護士にも相談し、セカンドオピニオンを求めましょう。（2週間以内）
ステップ3： 感情的な側面へのアプローチとして、次男への手紙の作成、直接対話の機会を検討します。（1ヶ月以内）
ステップ4： 今後のキャリアと生活設計について、資産の見直し、就労支援、専門家への相談などを検討します。（随時）
ステップ5： 行動の結果を振り返り、必要に応じて戦略を修正します。

この行動計画を実行することで、現状を打開し、少しでも「スッキリ」できるはずです。困難な状況ではありますが、諦めずに、一つずつ問題を解決していきましょう。応援しています。

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