お風呂での排泄、罵倒…介護と妊娠中の生活、どうすれば？専門家が教える心の守り方と具体的な対策
お風呂での排泄、罵倒…介護と妊娠中の生活、どうすれば？専門家が教える心の守り方と具体的な対策
この記事では、介護と妊娠という二重の負担を抱え、精神的な苦痛も感じているあなたへ、具体的なアドバイスと心のケアについてお伝えします。状況を改善するためのステップや、専門家への相談方法、そしてあなた自身を守るためのヒントを、具体的な事例を交えながら解説していきます。
大姑85才、舅62才、旦那32才、私(妊娠中29才)の4人暮らしです。大姑が、体調を崩すと必ずお風呂で嘔吐します。今回は大便まで漏らしていました。大姑は、軽い痴呆があり、週2回デイサービスに通っています。嘔吐、大便を漏らし、掃除もせず放置していたのに、全く悪びれる様子もなく、出たものは仕方ないと言います。(翌日に掃除するつもりだった、見つかると思わなかったと言いました)嘔吐については、体調不良もあり、仕方ないなと私も思うのですが、下痢なわけでもなく、大便を漏らしていて、汚いという意識も低いようで(嘔吐物、大便を素手で触ろうとし、湯船で洗おうとしました)、この先が不安になりました。これから、子供も産まれますので、大姑の世話にかかりきりという訳にもいきません。こういう事が起きた場合は、ケアマネさんに報告すべきなのでしょうか？便を漏らしたのは、恐らく初めてです。介護認定の更新はまだ先ですが、念のために日々の行動をメモしています。近くに叔母(大姑の娘)が住んでいますが、まともに面倒をみてくれず、私達の意見は信用していないようです。今回の件も、報告しましたが、体調不良なんだから仕方ないという感じです。私としては、仕方ないにしても、お風呂で漏らしても悪くないと感じているところが問題だと思うのですが、違うのでしょうか？話がまとまらずで申し訳ありませんが、体調不良の時だけのお漏らしでは、介護レベルが少し上がるぐらいで、特養やグループホームには入れませんか？叔母達は、引き取って面倒を看る気は、ありません。補足大姑は、私の言うことは聞きません。私は、毎日のように罵倒されています。私の妊娠に関しても、祝う気持ちもありませんので、里帰り出産です。ご飯を作っても捨てられ、洗濯物も投げつけられます。郵便物、ゴミをチェックされ、プライバシーもありません。ですが、体調不良になった時、病院へ連れて行くのは私です。叔母達も都合の悪い事は、私のせいです。正直、そこまでされて面倒を看る気になれないのが本音です。
大変な状況ですね。妊娠中の心身への負担に加え、介護、さらにご自身の尊厳を傷つけられるような言動に、心が張り裂けそうになっていることと思います。まずは、あなたが一人で抱え込まず、この状況を乗り越えるための具体的な方法を一緒に考えていきましょう。
1. 現状の整理と問題点の明確化
まず、現状を客観的に整理し、問題点を明確にすることが重要です。以下に、あなたが抱える主な問題点をまとめました。
- 介護と妊娠の同時進行: 妊娠中の体調不良に加え、介護の負担が増大し、肉体的にも精神的にも疲労困憊している。
- 大姑の介護問題: 認知症による排泄問題、衛生観念の欠如、介護拒否など、介護の負担が大きい。
- 家族関係の問題: 夫や親族からの理解が得られず、精神的なサポートがない。罵倒やプライバシー侵害など、人間関係によるストレスが大きい。
- 将来への不安: 出産後の育児と介護の両立への不安、今後の介護サービスの利用に関する情報不足。
これらの問題点を整理することで、具体的な対策を立てやすくなります。
2. 専門家への相談と情報収集
一人で抱え込まず、専門家へ相談することが大切です。以下に、相談できる専門家と、相談内容の例を挙げます。
- ケアマネージャー: 介護保険サービスに関する相談、介護プランの見直し、施設入所の検討など。今回の排泄の問題について報告し、今後の対応について相談しましょう。
- 医師: 大姑の健康状態に関する相談、認知症の進行具合、適切な医療機関の紹介など。
- 精神科医またはカウンセラー: 精神的なストレスや不安、抑うつ状態に関する相談。
- 弁護士: 家族関係の問題、財産管理、成年後見制度などに関する相談。
これらの専門家への相談を通じて、適切なアドバイスとサポートを受けることができます。
3. 介護サービスの活用
介護保険サービスを積極的に活用し、あなたの負担を軽減しましょう。以下に、利用できる可能性のあるサービスをいくつか紹介します。
- 訪問介護（ホームヘルプサービス）: 食事、入浴、排泄などの身体介護、掃除、洗濯などの生活援助を受けられます。
- デイサービス: 日中の間、施設で食事や入浴、レクリエーションなどのサービスを受けられます。
- ショートステイ: 短期間、施設に入所し、介護を受けられます。あなたの休息や、出産前後の準備期間に利用できます。
- 訪問看護: 専門の看護師が自宅を訪問し、健康管理や医療処置を行います。
ケアマネージャーに相談し、あなたの状況に合ったサービスを組み合わせて利用しましょう。
4. 家族とのコミュニケーション
家族とのコミュニケーションを図り、協力体制を築くことも重要です。ただし、状況によっては難しい場合もありますので、現実的な対応を考えましょう。
- 夫との話し合い: 夫にあなたの気持ちを伝え、協力をお願いしましょう。介護の分担や、今後の対応について話し合い、合意形成を目指しましょう。
- 親族との連携: 状況によっては、親族との協力が得られない場合もあります。無理に期待せず、距離を置くことも選択肢の一つです。
- 第三者の介入: 家族間の話し合いが難しい場合は、ケアマネージャーや、地域包括支援センターなどの第三者に仲介を依頼することも検討しましょう。
5. メンタルヘルスのケア
精神的な負担が大きい場合は、メンタルヘルスのケアも重要です。以下に、具体的な方法をいくつか紹介します。
- 休息時間の確保: 睡眠時間を確保し、こまめな休憩を取りましょう。
- 気分転換: 好きなことをしたり、リラックスできる時間を作りましょう。
- 相談: 信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。
- 専門家のサポート: 精神科医やカウンセラーに相談し、専門的なサポートを受けましょう。
心身の健康を保つために、積極的にケアを行いましょう。
6. 妊娠中の生活と出産準備
妊娠中の生活を快適に過ごし、出産に向けて準備を進めましょう。以下に、具体的なアドバイスをいくつか紹介します。
- 体調管理: 妊娠中の体調変化に注意し、無理のない範囲で生活しましょう。
- 情報収集: 出産に関する情報を集め、出産準備を進めましょう。
- 里帰り出産: 精神的な負担を軽減するために、里帰り出産を検討しましょう。
- 周囲のサポート: 家族や友人、地域のサポートを受けましょう。
出産に向けて、心身ともに準備を整えましょう。
7. 具体的な行動計画
上記を踏まえ、具体的な行動計画を立てて実行しましょう。以下に、具体的なステップを提案します。
- ケアマネージャーへの報告: 大姑の排泄問題について、ケアマネージャーに報告し、今後の対応について相談する。
- 介護サービスの利用検討: 訪問介護、デイサービス、ショートステイなどの介護サービスについて、ケアマネージャーと相談し、利用を検討する。
- 家族との話し合い: 夫にあなたの気持ちを伝え、介護の分担や、今後の対応について話し合う。
- メンタルヘルスのケア: 休息時間の確保、気分転換、専門家への相談など、メンタルヘルスのケアを行う。
- 出産準備: 出産に関する情報を集め、出産準備を進める。里帰り出産を検討する。
これらのステップを実行することで、状況を改善し、より良い生活を送ることができるでしょう。
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8. 成功事例と専門家の視点
以下に、同様の状況を乗り越えた方の事例と、専門家の視点をご紹介します。
成功事例:
Aさんは、認知症の母親と夫、そして自身の妊娠という状況で、精神的に追い詰められていました。しかし、ケアマネージャーに相談し、訪問介護サービスを導入。さらに、夫との話し合いを通じて、家事や介護の分担を明確にしました。また、精神科医のカウンセリングを受け、心のケアも行いました。その結果、Aさんは精神的な負担を軽減し、出産に向けて心穏やかに過ごすことができました。
専門家の視点:
介護福祉士のBさんは、次のように述べています。「妊娠中の介護は、非常に負担が大きいものです。一人で抱え込まず、専門家や周囲のサポートを積極的に活用することが重要です。また、ご自身の心身の健康を第一に考え、無理のない範囲で介護を行いましょう。」
9. まとめ
介護と妊娠という困難な状況を乗り越えるためには、現状の整理、専門家への相談、介護サービスの活用、家族とのコミュニケーション、メンタルヘルスのケア、妊娠中の生活と出産準備、そして具体的な行動計画が重要です。一人で抱え込まず、周囲のサポートを受けながら、あなた自身の心と体を大切にしてください。そして、未来への希望を忘れずに、一歩ずつ進んでいきましょう。
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