絶縁状からの再会…？48歳長男が直面する「親の介護・墓問題」と、穏便な解決策
絶縁状からの再会…？48歳長男が直面する「親の介護・墓問題」と、穏便な解決策
この記事では、48歳男性であるあなたが直面している、父親との関係、仏壇・墓の問題、同居女性への対応について、具体的なアドバイスを提供します。長年実家を離れて暮らしている中で、親の介護や相続、そして家族関係の複雑さに直面し、どのように対処すれば良いのか悩んでいるあなた。この記事が、その悩みを解決するための一助となることを願っています。
まずは、ご相談内容を改めて確認しましょう。
私現在48歳で、2人兄弟の長男、大学入学後から30年間、実家からは離れて暮らしています。6年前に大切な母が肝臓癌で亡くなり、それ以降、父親（75歳）との関係はかなり良好だったのですが、3年前に父が旅行で知り合った？女性（77歳）が父の意向で実家で同居するようになってから、父が日に日に横柄になり、最近は、自分の先祖や母が祭られている仏壇、墓の管理など全てが面倒になってきているようで、自分がやらないといけない煩わしい物すべてを捨ててその女性と籍を入れて自由に暮らしたいようです。
私も、弟もそれには絶対反対で、直接その女性とも話をしましたが、その方曰く、籍を入れるつもりは全く無いようで、「自分に何かあったときには実家に帰る予定で住むところも確保している」とのことでした。
父は「そうなった時は、俺も一緒に行って世話をする」と豪語してましたが、実の母親（脳梗塞）の介護もできず、私の母の介護（殆どが弟夫婦と私たち夫婦で面倒をみました）もできなかった人が、そんなことができるとも思えず・・。そのくせ、自分達の老後の面倒は息子達に看てもらいたいらしく、「昨日も長男のくせに、親のことをどう思ってるんだ」と一方的にまくしたてています。
今年6月に弟夫婦と同居女性と、父と私の5人で、今後の話をしましたが、全く拉致が明かず終了し、私自身、父からは「さようなら、お元気でお過ごしください」と絶縁状を叩きつけられました。にも拘らず、昨日、何も無かった様に偉そうに電話をしてくる・・・そしてまた同じ話し・・・常識では考えられません。
医学的に認知症が出てきている可能性もあるのですが、私が小さい頃からそうだったので、恐らく同居女性がいることで気が強くなっているのでしょう。（母の生前中も、偉そうにしたい性格でした）
ただ、本人自身、身体にガタが来ているのが分かっているようで、いよいよ老老介護になるのが見えてきて、自分で啖呵を切ったものの介護をできるわけでもなく、かと言って、その女性の手前、息子達に下手に出て頼めるわけでもなく・・・イライラしているんでしょうね。
個人的にどのように対処するのがいいのか迷っていますので、皆さんのお知恵を拝借できれば幸いです。
1）個人的には色々な問題は時間が解決してくれる可能性があるので（同居女性が亡くなるか、倒れて、父が自分でやってきたこと言ってきたことに気がつくまで放置する）、今は父とはこれ以上係わり合いになりたく無いのですが、今はどのように対応するべきなのか？
ただ、弟夫婦が、実家の敷地内に家を建てているので、緊急時にはとりあえず対応してもらうことになっています。
ちなみに、父には個人的に謝り、仲直りをしようと試みましたが、ダメでした。しかも、家内のことを「あの嫁さんは嫌いだ」といって孫にも会おうとせず、私が実家に行くと外に逃げてました。これには家内も相当傷ついて泣いてました（申し訳ない気持ちでいっぱいです）
2）父は墓の管理も、私にやって欲しいようなのですが、現在の墓には弟の死産になった赤ちゃんのお骨が入っているので、今直ぐにはそれを移動することはできません。（弟は定期的に管理をしてくれています。）その上で、墓の管理はどうするべきか？（また、私は家が離れていますので、頻回には管理ができません）
3）仏壇は最終的に、私が管理をするつもりですが、父が生きている間は、管理をしたくありません。どのようにすればいいのでしょうか？
4）同居女性をどのように扱うべきなのか？？（親戚の方は女性が遺産を持っているので、帰ってきて欲しいと考えているようです）
個人的には、二人でそれなりの施設に入居して欲しいと考えていますが、それも拒否しているのでどうすればいいでしょうか？
弟は父親のことは適当にあしらっとくから大丈夫だとは言ってくれていますが・・・申し訳ない気持ちです。
よろしくお願い致します。
1. 今後の父親との関係性：距離を置きつつ、必要なサポートは提供する
まず、あなたが現在感じている「関わり合いになりたくない」という気持ちは、非常に理解できます。父親の言動に振り回され、精神的な負担が大きい状況でしょう。しかし、完全に縁を切るのではなく、適切な距離を保ちながら、必要なサポートを提供していくことが重要です。
- 距離を置くことの重要性: 父親との関係を良好に保つためには、ある程度の距離が必要です。絶縁状を突きつけられたという事実は、あなたの精神的な健康を著しく損なう可能性があります。まずは、自分の心を守るために、物理的にも精神的にも距離を置きましょう。頻繁な連絡を避け、会う回数を減らすことも有効です。
- 弟夫婦との連携: 弟夫婦が実家の近くに住んでおり、緊急時には対応してくれるとのことですので、彼らとの連携を密にしましょう。父親の状況を共有し、何かあった場合に迅速に対応できるよう、情報交換を定期的に行うことが大切です。
- 専門家への相談: 父親の言動に認知症の兆候が見られる場合、専門家への相談を検討しましょう。認知症専門医や精神科医に相談することで、適切な診断とアドバイスを受けることができます。また、介護保険サービスの利用についても、専門家のアドバイスを受けることができます。
具体的な行動プラン
- 定期的な情報共有: 弟夫婦と週に一度程度、電話やメールで連絡を取り、父親の状況について情報交換を行いましょう。
- 緊急時の対応: 緊急時には、弟夫婦に連絡し、状況に応じて対応を依頼しましょう。
- 専門家への相談: 父親の言動に変化が見られた場合、またはあなたが不安を感じた場合は、認知症専門医や精神科医に相談しましょう。
2. 墓の管理：現実的な方法と、将来を見据えた準備
墓の管理は、故人への供養という大切な意味合いを持つ一方で、時間的、地理的な制約から、負担に感じることも少なくありません。ここでは、現在の状況を踏まえ、現実的な管理方法と、将来を見据えた準備について解説します。
- 現在の墓の状況: 弟の死産した赤ちゃんのお骨が納められているため、すぐに移動することは難しい状況です。弟が定期的に管理をしてくれているのであれば、まずは弟に任せ、感謝の気持ちを伝えましょう。
- 将来的な管理方法: あなたが遠方に住んでいるため、頻繁に管理することが難しい状況です。以下の方法を検討しましょう。
- 墓地管理者に依頼: 墓地によっては、管理を代行してくれるサービスがあります。草むしりや清掃などを依頼できるため、負担を軽減できます。
- 親族との協力: 弟や他の親族と協力し、交代で管理を行うことも検討しましょう。
- 永代供養墓の検討: 将来的には、永代供養墓への改葬を検討することも選択肢の一つです。
具体的な行動プラン
- 弟との相談: 弟と話し合い、今後の墓の管理について、どのように協力していくか、具体的な計画を立てましょう。
- 墓地管理者への確認: 墓地管理者に、管理代行サービスについて問い合わせ、費用やサービス内容を確認しましょう。
- 永代供養墓の情報収集: 永代供養墓について、費用や供養方法、注意点などを調べておきましょう。
3. 仏壇の管理：父親の意向を尊重しつつ、将来を見据えた準備
仏壇の管理は、故人への供養と、家族の心の拠り所としての役割を担います。父親が生きている間は、管理を任せたくないというあなたの気持ちも理解できます。ここでは、父親の意向を尊重しつつ、将来を見据えた準備について解説します。
- 父親との話し合い: 父親が仏壇の管理についてどのように考えているのか、一度話し合ってみましょう。管理を誰に任せたいのか、どのような供養をしたいのか、意向を確認することが大切です。
- 管理方法の検討: 父親が管理を望まない場合は、以下の方法を検討しましょう。
- 弟との協力: 弟と協力し、交代で管理を行うことも検討しましょう。
- 専門業者への依頼: 仏壇の清掃や修繕などを、専門業者に依頼することもできます。
- 将来的な管理: あなたが最終的に管理をするつもりであれば、仏壇の場所や、必要なものなどを確認しておきましょう。
具体的な行動プラン
- 父親との対話: 父親と、仏壇の管理について、穏やかに話し合いましょう。
- 管理方法の検討: 父親の意向を踏まえ、弟や専門業者と協力して、具体的な管理方法を検討しましょう。
- 将来の準備: あなたが最終的に管理をする場合は、仏壇に関する知識を深め、必要なものを準備しておきましょう。
4. 同居女性への対応：冷静な判断と、親族との連携
同居女性への対応は、家族関係を複雑にする要因の一つです。親族の方々は、同居女性に実家から出て行ってほしいと考えているようですが、感情的な対立を避け、冷静に状況を判断し、適切な対応をすることが重要です。
- 同居女性の意向の確認: 同居女性が、今後どのように過ごしたいのか、意向を確認することが大切です。籍を入れるつもりがないこと、将来的に実家に帰る可能性があることなどを考慮し、彼女の立場を理解しようと努めましょう。
- 父親との話し合い: 父親と話し合い、同居女性との関係について、どのように考えているのか、意向を確認しましょう。父親の気持ちを尊重しつつ、将来的な問題点について話し合うことが重要です。
- 親族との連携: 親族の方々と連携し、同居女性への対応について、情報を共有し、協力体制を築きましょう。
- 専門家への相談: 必要に応じて、弁護士や介護専門家など、専門家へ相談し、適切なアドバイスを受けることも検討しましょう。
具体的な行動プラン
- 同居女性との対話: 同居女性と、穏やかに話し合い、今後のことについて、お互いの意向を確認しましょう。
- 父親との対話: 父親と、同居女性との関係について、話し合い、将来的な問題点について話し合いましょう。
- 親族との連携: 親族の方々と連絡を取り合い、情報交換を行い、協力体制を築きましょう。
- 専門家への相談: 必要に応じて、弁護士や介護専門家など、専門家へ相談し、適切なアドバイスを受けましょう。
今回のケースでは、父親の言動が不安定であり、認知症の可能性も否定できません。専門家への相談を検討し、適切なアドバイスを受けることが重要です。また、弟夫婦との連携を密にし、父親の状況を共有し、協力体制を築くことも大切です。そして、あなたが抱える精神的な負担を軽減するためにも、適切な距離を保ち、自分の心を守ることを優先してください。
この問題は、一人で抱え込まず、周囲の協力を得ながら、一つずつ解決していくことが重要です。焦らず、冷静に、そして、あなたの心身の健康を第一に考えて、対応していきましょう。
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最後に、あなたの今後のキャリアについて、少しだけ触れておきましょう。48歳という年齢は、キャリアの転換期を迎える方も多い時期です。転職を検討している場合は、あなたの経験やスキルを活かせる仕事を探すことが重要です。また、介護に関する知識や経験があれば、介護業界への転職も視野に入れることができます。介護業界は、人手不足が深刻化しており、あなたの経験を活かせる可能性があります。この機会に、あなたのキャリアについて、改めて考えてみてはいかがでしょうか。
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