双子育児と介護職夫婦の経済問題と将来設計：同居問題から見えてくるもの

一才の双子を育てています。夫は介護職、私も介護職で6時間の日勤時短勤務、正社員です。結婚前に同居を提案され、どうしても嫌ではないけど…と返事をしたのが始まりでした。夫は次男で義理兄は既婚、義理兄の奥さんは専業主婦で子ども2人。義理兄は手取り20万前後で持病があり、住宅ローン不可な状態でした。夫の実家は土地が高い場所であり60坪と私たち夫婦ではとても手が届かないものです。老朽化のため、建て直すにあたり同居の話が回ってきましたが金銭的なことだけ考えるとまだ子どももいない２馬力の私たちより夫婦より義理兄夫婦の方が財産としては欲しいのでは？と思ったこと(同居すれば土地、建物は貰えるという条件でした)、またその際、同居しなかった方の夫婦には同居した夫婦からいくらか月々払いでも払っていくという条件がいまいちピンと来ず、いくら仲の良い兄弟とは言え、将来揉めるに決まっていると思い、話を詰めてからもう一度同居の話をして欲しいと言ったつもりです。実際、夫は上記で話は済んでいるし、仲が良いので揉めることはないと言われましたが念書でも無ければ信じられませんし、月々払いの額も何をどうやって計算するんだかはっきりさせてほしいのです。単純に義理親と暮らすこともストレスです。夫はOKと受け取ったようで結婚後に本格的に同居の話が出た際に言った言わないの水掛け論となり離婚寸前まで発展しました。夫は同居をしないのなら今の家には住めない(家賃が高い、数年住んで同居する予定だった)お金がないから子供は作れない、一生正社員で働いて欲しいと言ってきました。私たち夫婦より稼ぎが少なくても家を買って子どもがいてなんとかやりくりをしてる家庭がある中、私が頑なに専業主婦を希望しているならともかく、なぜそんなことを言われるのか、強いられるのか分かりませんでした。揉めに揉め、親まで出てきましたがなんとかやり過ごし、私の希望もあり、同居や引越しの件は流れて子どもを授かりました。まさかの双子ということもありましたが夫は家事育児にはとても協力的で日々暮らしていくのには不満はありません。ただ子どもが産まれたことにより職場復帰した今、日勤のみ時短勤務なので給料が半分ほどに減ってしまいました。生活費のやりくりは夫がしており無駄遣いをする人ではありません。お金が足りない、お金がないとよく言います。私は月々15万円渡していますが日勤となった今、正直15万円以下しか稼げていないのでマイナスは貯金から補填しています。子どもができても給料は減らない、15万は渡すと私が言った、そういう約束だと夫は言いますし喧嘩の弾みで私が口にしたことだと思います。(同居不可の際に子供は作れないと言われていたので夜勤をし続けなければいけない＝給料は減らないと言ったんだと思います。ただ同業である以上、1歳児を育てて夫もシフト制なのに私が夜勤もするのはかなりきついです。正直日勤時短でもきついです。子どももまだまだ熱を出します。その時に休んでチクチク言われ、片身が狭いのはこちら。ならば夫が辞めるから私がフルタイムで働けば？というのですがフルタイムで夜勤もしたところで夫の方が給料が高いので効率は悪いです。私は勤続8年で基本給や時短、看護休暇、有休、ボーナス等々を考えると今の職場で働き続けるのが1番だと思っています。家は実家の付近以外で買うのは嫌、でもお金がない、実際、家を買う予定はなし、お金がないのは私の給料が減ったことも一因、夜勤もして欲しい、お金がないというのは子どもが大学を卒業するまで、子どもの将来のためにお金を貯めたいという意味、現在はカツカツだそうです。同居すると私が言ったのに途中でできないと言ったことが始まり。給料が下がった私が悪いと言われているように感じるのですが子どもはまだ一歳で双子。一歳時の子供が居ても夜勤をやってる人も居ると言われましたがそんなに責められないといけないことでしょうか？私より給料が低くても生活してる人って居るはずですがそれは旦那の給料が高いんだろうで済まされました。

この質問は、介護職の双子を持つ夫婦が直面する経済的困難、そして同居問題を背景とした夫婦間の葛藤を描いています。日勤時短勤務による収入減、夫の経済的な不安、そして将来への展望など、多くの課題が複雑に絡み合っています。この状況を解決するためには、まず現状を冷静に分析し、具体的な対策を立てる必要があります。

現状分析：経済状況と夫婦間のコミュニケーション

まず、ご夫婦の経済状況を整理しましょう。奥様は日勤時短勤務となり、収入が大幅に減少。一方、ご主人はシフト制勤務で、収入は比較的安定しているものの、家計を支えるプレッシャーを感じているようです。 15万円の生活費のやりくりに加え、奥様の収入減分を貯金から補填している現状は、持続可能な状態ではありません。

さらに、同居問題に関する過去の経緯や、現在のコミュニケーションの不足も大きな問題です。当初の同居の約束が、状況の変化によって実現不可能になったこと、そしてその過程での意思疎通の不足が、現在の夫婦間の不信感や葛藤につながっていると考えられます。特に、「言った言わない」の争いは、お互いの気持ちを理解し合うための努力が不足していることを示しています。

具体的な解決策：ステップバイステップで進めましょう

ステップ1：家計簿の見直しと支出の削減
まずは、ご夫婦で家計簿を詳細につけ、支出の内訳を明確にしましょう。無駄な支出を削減し、節約できる部分を探ることが重要です。食費、光熱費、通信費など、項目ごとに節約策を検討し、具体的な目標を設定することで、モチベーションを維持できます。例えば、食費節約のために献立を工夫したり、光熱費節約のために省エネ家電を使用したりするなど、具体的な行動計画を立てましょう。
ステップ2：収入の増加策の検討
奥様の収入増加策として、パートタイムでのアルバイトや副業を検討することもできます。しかし、双子育児との両立が難しいことを考慮し、無理のない範囲で探すことが重要です。また、ご主人の収入増加の可能性も探りましょう。資格取得やスキルアップによる昇給、あるいはより高収入の職場への転職なども検討できます。ただし、介護職は人手不足が深刻なため、転職による収入増加は容易ではありません。キャリアアップのための研修や資格取得を検討するのも良いでしょう。
ステップ3：同居問題の再検討と明確な合意形成
同居問題については、改めてご夫婦でじっくり話し合う必要があります。義理家族との関係性、経済的なメリット・デメリット、そして生活スタイルの違いなどを考慮し、冷静に判断しましょう。もし同居するのであれば、具体的な条件（月々の支払い額、生活費の負担割合、役割分担など）を明確に文書化し、合意書を作成することをお勧めします。弁護士などに相談し、法的にも問題のない契約を結ぶことが重要です。同居しない場合でも、将来の住宅購入計画について、具体的なプランを立て、目標を設定することで、経済的な不安を軽減できます。
ステップ4：専門家への相談
経済的な問題や夫婦間の葛藤が解決しない場合は、専門家（ファイナンシャルプランナー、弁護士、カウンセラーなど）に相談することをお勧めします。客観的な視点からアドバイスを受けることで、より良い解決策を見つけることができるでしょう。特に、弁護士に相談することで、同居に関する契約書の作成や、法的トラブルの予防に役立ちます。

成功事例：他家庭の事例から学ぶ

筆者はこれまで多くの介護職の夫婦の相談を受けてきました。中には、収入が低くても、工夫と協力によって、幸せな家庭を築いている夫婦もいます。例えば、共働きで家事育児を分担したり、節約を徹底したり、地域社会の支援を活用したりすることで、経済的な負担を軽減し、充実した生活を送っています。これらの事例から、ご夫婦も希望を見出すことができるでしょう。

専門家の視点：長期的な視点を持つこと

経済的な問題だけでなく、夫婦間のコミュニケーションも非常に重要です。お互いの気持ちを理解し、尊重し合うことで、困難を乗り越えることができます。定期的に話し合い、将来のビジョンを共有することで、より強い絆を築くことができます。また、長期的な視点を持つことも重要です。子どもの教育費や老後資金など、将来を見据えた計画を立てることで、経済的な不安を軽減し、安心して生活を送ることができます。

まとめ

双子育児と介護職という厳しい状況の中、経済的な不安や夫婦間の葛藤を抱えているご夫婦にとって、現状を打破するには、冷静な分析と具体的な行動計画が不可欠です。家計の見直し、収入増加策の検討、同居問題の再検討、そして専門家への相談など、ステップバイステップで問題解決に取り組むことで、より明るい未来を築くことができるでしょう。焦らず、一つずつ解決していくことで、必ず道は開けます。

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